鹿肉は低脂肪高タンパク質なので、ドッグフードの主原料にはピッタリのヘルシー食材です。
この記事では、鹿肉を使用しているおすすめドッグフード、9種比較表、選んだ基準をまとめました。
目次
鹿肉の特徴、メリットは?
特徴
- 高タンパク・低脂肪・低カロリー
- 鉄分が豊富
- ビタミンB群が豊富
高タンパク・低脂肪・低カロリー
(100gあたり) | タンパク質 | 脂質 | カロリー |
---|---|---|---|
鹿肉 | 22.3g | 1.5g | 110kcal |
鶏肉 | 16.2g | 14g | 200kcal |
牛肉 | 14.4g | 32.9g | 371kcal |
豚肉 | 14.2g | 34.6g | 386ckal |
表の通り、他のポピュラーな肉に比べて高タンパクで、脂質は牛肉の約20分の1、カロリーは豚肉の約3分の1ほどです。
コレステロール値なども比較的少なめであるため、とてもヘルシーな食材です。
鉄分が豊富
鹿肉は、造血作用や体中に酸素を運搬する役割を持つ鉄分を豊富に含んでいます。
ヘモグロビンやミオグロビンといった「ヘム鉄」と呼ばれる鉄分を多く含んでいるため、他の肉と比べて肉の色が濃い赤色になっていますよ。
ビタミンB群が豊富
ビタミンB1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸などの栄養素を豊富に含んでいます。
ビタミンB群は新陳代謝を活性化して疲労回復を促すほか、皮膚のハリや被毛のコシ・ツヤ維持をサポートする働きが期待できます。
鹿肉を使用したおすすめドッグフード1:ベニソン 鹿肉の手作りフード(一般食)
点数 | 97点 |
---|---|
メイン食材 | 日本鹿肉 |
内容量 | 100g×5 |
購入価格 | 2,949円(税込) |
日本鹿の赤身肉を50%以上使用し、自家農園で栽培したかぼちゃやにんじん、ブロッコリーに、徳島県特産の鳴門金時(さつまいも)をミックスした国産の手作りごはんです。
主原料に使われている鹿肉以外の食材もすべて国産であり、ヒューマングレード品質。鹿肉メインであるため、原材料の50%以上も鹿肉が使用されています。
トライアスロンやボクシングの選手も好んで食べているほど、鹿肉は高タンパクでヘルシー。肉類には珍しい、必須脂肪酸であるオメガ3・オメガ6脂肪酸が含まれていたり、鉄分が牛肉の1.7倍含まれていたりと良いことづくしです。
総合栄養食ではなく一般食なので、手作り食やドライフードのトッピングとして利用できます。トッピングすることでペロリと完食してくれるといった口コミの声も多かったので、ドライフードの食いつきに悩む方にもおすすめです。
ベニソン 鹿肉の手作りフードの詳細は下記記事をチェック
→ベニソン 鹿肉の手作りフレッシュフードは安全?原材料や成分を徹底評価
鹿肉を使用したおすすめドッグフード2:アディクション
点数 | 95点 |
---|---|
メイン食材 | 鹿肉粉 |
内容量 | 1.8kg |
購入価格 | 6,831円(税込) |
アディクションは、ニュージーランド産の鹿肉をメイン食材として使用したグレインフリーのドッグフードです。
鹿肉以外の肉が使われていないため、チキン、牛肉、ラム肉、フィッシュなどのアレルギーを持った犬にも安心して食べさせることができます。
腸内環境を整えるビール酵母やドライ乳酸菌類など、プロバイオティクスが配合されているので、おなかの健康をいたわってくれます。
鹿肉を使用したドッグフードは高価になりがちですが、アディクションは他のドッグフードと比べると比較的安く価格で購入することができるので、続けやすいですね。
鹿肉を使用したおすすめドッグフード3:ジウィピーク
点数 | 93点 |
---|---|
メイン食材 | ベニソン生肉 |
内容量 | 454g |
購入価格 | 5284円(税込) |
ニュージーランド産で自然放牧された鹿肉を主原料に、同じく鹿由来の生レバー・生キドニー・生ハート・生トライプ・生ラングなどの内臓、魚、緑イ貝が全体の96%に配合されたドッグフードです。
残りの4%にはバランスよく栄養が摂れるように最低限の炭水化物、ミネラル、ビタミン類が含まれています。
本来犬が必要とする動物性タンパク質が豊富なレシピのため、消化率も抜群。愛犬の消化器官に余計な負担がかかりませんよ。
価格が高めであるため、ご褒美として与えるポジションの総合栄養食だといえます。
吸収率が高いので少量で十分な栄養やエネルギーを補給することができるため、食事量の少ない小型犬などにも適しているでしょう。
鹿肉を使用しているドッグフード、9種比較表
フード名 | 得点 | 内容量 | 値段(税込) |
---|---|---|---|
ベニソン 鹿肉の手作りフード | 97点 | 500g | 2,949円 |
アディクション | 96点 | 1.8kg | 4536円 |
ジウィピーク | 93点 | 454g | 5284円 |
キアオラ | 91点 | 2.7kg | 7128円 |
ワイルドレシピ | 90点 | 2kg | 3462円 |
ファインペッツ | 90点 | 1.5kg | 3142円 |
クプレラ | 89点 | 2.27kg | 4104円 |
GO! | 87点 | 2.72kg | 6588円 |
ケイナインキャビア | 77点 | 1kg | 2268円 |
主原料に鹿肉を使用しているドッグフードがおすすめ!
主原料に使われることが多いチキンやビーフが食物アレルギーの原因になることも多いので、ドッグフード選びに悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
日本人にはなじみの薄い食材ですが、最近では鹿肉が注目されています。チキンやビーフと比べるとアレルギーを発症しにくいことから、主原料に使用しているフードも増えつつありますよ。
栄養面を見てもビーフやポークに引けを取りません。高タンパク・低脂肪・低コレステロール・低カロリーと4拍子揃っており、ミネラル・アミノ酸も豊富に含まれています。ヘルシーさはチキンのササミに匹敵するほどです。
鹿肉のフードを選ぶ場合は、なるべく主原料に鹿肉を使用していて、穀物や合成添加物を使用していないフードを選ぶようにしてください。
いくらアレルギーを起こしにくい鹿肉のフードを選んでいたとしても、穀物や合成添加物が使用されているとアレルギー発症のリスクを高めてしまいます。