プリンシプルナチュラル アダルトは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「プリンシプルナチュラル」はワイ・エス・エンタープライズが販売するアメリカ産のドッグフードです。

この記事では「プリンシプル アダルト」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。成犬(1歳以上)のフードとして適しているかまとめました。

プリンシプルナチュラル アダルトの商品概要

プリンシプルナチュラルアダルトの画像
商品名 プリンシプル アダルト
分類 総合栄養食
定価 1,765円(税込)
内容量 800g
カロリー 360kcal/100g
賞味期限 開封前:1年間
開封後:1ヶ月
生産国 アメリカ
販売元 ワイ・エス・エンタープライズ
対応年齢 1才以上
メイン食材 良質鶏肉粉
穀物 ライス・コーン粗粉・コーン粉末・コーングルテンミール
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用
粒の大きさ 9mm

プリンシプルナチュラルドッグフードは、愛犬が健康でいられるよう栄養学的に実証された高品質な原材料をバランスよく配合しているので消化吸収が非常によく、毎日安心して与えられる犬のためのフードです。

プリンプリンシプルナチュラル アダルトの評判は?批判的な意見も?Amazonの口コミ紹介

ドッグフードの画像

よく食べます

消化もよい
mapico
出典:Amazon「プリンシプル ドッグフード アダルト 800g」

よく食べます

結構好きみたい。他の混ぜても避けて食べます!
長谷川 充
出典:Amazon「プリンシプル ドッグフード アダルト 800g」

毛並みが艶々。💩もいいもの出してます。

食い付きが違います。その上、安全。
長谷川 充
出典:Amazon「プリンシプル ドッグフード アダルト 800g」

プリンシプルナチュラルアダルトを高評価している口コミはどれもシンプルで、「食いつきが良い」というのが目立ちました。

プリンシプルナチュラルには良質鶏肉粉という、おそらく鶏肉を乾燥させ粉末状にしたものを使用しています。

ミールは悪いものというイメージもありますが、栄養素や風味を凝縮した加工をしているため良い原材料だといえます。

そんな良質鶏肉粉が主原料だからこそ、食いつきが良いという意見が多いのかもしれません。

批判的な意見には…?

最初だけ食いつきがよかった

色んなものを混ぜてやっと間食しました 我が家の柴犬は口に合わなかったようです
阿南 眞一
出典:Amazon「プリンシプル ドッグフード アダルト 800グラム (x 3)」

食いつきが良かったという口コミとは反対に、食いつきが良かったのは最初だけという批判的な意見も。

食いつきの良さ悪さについては、フードの質もありますがわんちゃんそれぞれの好みも大きく関係しています。

プリンシプルナチュラルの場合最小量が800gなので、まずは最小量を購入してみて食いつきや体調の変化がないか確認するのがおすすめです。

プリンシプルナチュラル アダルトのメリットデメリット

プリンシプルナチュラルのメリット
  • 栄養・風味を凝縮した良質鶏肉粉使用
  • 消化吸収に優れた原料使用
  • 心臓をサポートするタウリンを添加
  • 着色料など化学合成物を不使用
  • 小粒だから食べやすい
プリンシプルナチュラルのデメリット
  • 主に通販のみでの購入
  • サンプルがない
  • 味が1種類のみ

メリットとデメリットを比較した結果

プリンシプルナチュラル アダルトは、一般的な成犬の健康維持に欠かせない消化吸収の優れた原料をバランスよく配合した総合栄養食です。

アメリカで作られているプリンシプルシリーズは、自然派食材をいかしており、仕入先に対しても厳しい監視と指示を行っているため高品質の原材料をそのままドッグフードに加工することができます。

添加物や合成物など一切使用していないため、自然でナチュラルなフードを探している方におすすめです。食いつきが良いという口コミが目立ったのも、ナチュラルだからこそかもしれません。

ただアメリカ産のドッグフードであるため、スーパーやホームセンターでは購入できません。海外産だったりナチュラルフードを取り扱う専門店であれば購入できるかもしれませんが、基本的に通販での購入になります。

プリンシプルナチュラル アダルトの詳しい原材料と成分一覧は?

素材

プリンシプルナチュラルの原材料

主原料 良質鶏肉粉
その他
原材料
ライス、玄米、米糠、鶏肉脂肪(酸化抑制剤に混合トコフェロール配合)、天然風味、亜麻仁、キャノラオイル、乾燥全卵、塩化カリウム、乾燥ケルプ、トマト、ニンジン、セロリ、ビーツ、パセリ、レタス、クレソン、リンゴ、ブルーベリー、ホウレンソウ、粉末ニンニク、グルコサミン、L-カルニチン、コンドロイチン、塩化コリン ・ビタミン類:アルコルビン酸(ビタミンC源)、ビタミンE補給、ビタミンA補給、ビタミンD3補給、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、チアミン硝酸塩(ビタミンB1源)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6源)、リボフラビン補給、葉酸、ビオチン、ビタミンB12補給 ・ミネラル類:多糖類海藻灰亜鉛複合物、多糖類鉄、多糖類マンガン、多糖類銅、硝酸亜鉛、硝酸銅、硝酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム、コバルト炭酸塩、亜セレン酸ナトリウム

ビタミンCは尿石を形成しにくくする働きがあると期待されている成分です。尿路結石におすすめなドッグフードについてはこちらの記事で解説しています。

プリンシプルナチュラルの成分分析値

成分名 成分含有率
粗タンパク質 24.0%以上
粗脂肪分 15.0%以上
粗繊維 3.0%以下
粗灰分 6.5%以下
水分 11.0%以下

プリンシプルナチュラル アダルトの評価の内訳は?

犬 素材

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「良質鶏肉粉」を使用していますが、品質面で不安があります。

その他原料の評価

粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。

本フードの場合、粗悪原料である「ライス」「コーン粗粉」「コーン粉末」「コーングルテンミール」「乾燥ビートパルプ」「塩化カリウム」を使用しています。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「プリンシプルナチュラルの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリーエキス」「アスコルビン酸」が使われています。

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子犬:22.5%以上
  • 成犬:18.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合、「24.0%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子犬:8.5%以上
  • 成犬:5.5%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合、「15.0%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。

プリンシプルナチュラル アダルトの賞味期限は?

犬 素材

賞味期限

  • 開封前:1年間
  • 開封後:1ヶ月

ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

プリンシプルナチュラル アダルトの保管方法は?

犬 素材

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

プリンシプルナチュラル アダルトの体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

犬 素材
体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 28g 29円
2kg 46g 49円
3kg 63g 66円
4kg 78g 81円
5kg 92g 96円
6kg 105g 110円
7kg 118g 124円
8kg 131g 137円
9kg 143g 149円
10kg 155g 161円
15kg 210g 219円
20kg 260g 271円
30kg 353g 367円
40kg 438g 456円
50kg 517g 538円

目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

プリンシプルのQ&A

プリンシプルドッグフードの公式サイトから引用しています。


プリンシプルの良質鶏肉粉には十分なタウリンが入っています。

(動物の内臓にはタウリンが豊富に含まれています)

添加しているのは、タウリンがペットの心臓機能の維持に大変重要なアミノ酸でありペットの長寿をサポートするために必要だという理由があるからです。


プリンシプル製品には、飼い主が喜ぶ美味しそうな色の着色はしておりません。安定剤・発色剤・硬化剤・膨張剤・表面処理剤・固定剤などの化学合成物の使用はしておらず、健康に配慮しています。


フードの中の繊維質は、ペットの小腸では消化されません。小腸を通過して大腸でバクテリアによって発酵します。ビートパルプは良い発酵を促し水分の吸収と同時に腸細胞の成長と健康に積極的に効果を示します。順調な発酵は、結腸炎や腸疾患に対して効果が有ります。腸内でガスが発生しにくい繊維質です。


フードに含まれる良質な繊維質が善玉菌の増殖を助長し、腸の吸収が良くなれば自然と便の臭いは軽減されます。しかし、全く無くすことは不可能です。化学合成された消臭剤をフードに添加すれば可能かもしれません。健全な腸は、健康な便の臭いが伴います。プリンシプルを食べている愛犬のうんちはあまり臭くないといわれることが多いです。

編集部まとめ

犬 素材
プリンシプルナチュラル アダルトは、良質鶏肉粉をメインに使用したドッグフードです。

生肉ではなくミール状にしたものを使っているフードは品質が悪い、ミール自体が悪いもの、などのイメージを持っている飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。

本来ペットフードに使用しないような副産物(内臓部分)なども一緒にミールとして使用しているという話があったのはとても昔のことで、現在は日本でいうとペットフード安全法などがあるため厳格に管理されています。

ミールは生肉を乾燥させ水分を抜き粉末にしたもので、風味や栄養を凝縮しているため全く悪い原材料ではありません。

プリンシプルでいえば、自然の原材料を使用し添加物など一切使用していないため安全性も高く、チキンにアレルギーを持っているわんちゃん以外には主食として問題フードです。

気軽に買えないのが難点ではありますが、まずは最小量から試してみてください。