「ビオナチュール」は無添加・無農薬・ノンオイルの健康を意識した国産ドッグフードです。
この記事では「ビオナチュール(チキン)」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。
目次
ドッグフード選びで悩んだらこれで間違いなし!
おすすめ10選をご紹介
132種類のドッグフードを徹底分析!その中でもpepy編集部がおすすめする安全で安心なドッグフード10選を詳しく紹介しています。
他にもドッグフードの選び方や与え方などの情報も公開中!
ドッグフード「ビオナチュール」とは?
こだわりぬいた素材を使って作られた、オーガニックなドッグフードです。
ビオナチュールの特徴をまとめてみました。
関節をサポートしてくれるチキン、カツオの2種類が選べる
- ✓鶏は無投薬で飼育されたものを使用
- ✓カツオは太平洋からハワイ沖で水揚げされた天然カツオを使用
どちらも、間接をサポートしてくれる成分が配合されています。
有機農法で育てられた野菜や肉
野菜や肉にはJAS認定の素材を使用しています。
これは、国の定めた安心・安全な基準をクリアした証明となります。
ミネラル分の高い水を使用
本フードは水道水を使っていません。
ミネラル分の高い、九州宮崎の天然温泉の水を使用しています。
60℃以上の熱をつかわない低温調理
熱を使う場合、60℃以上で素材の栄養が壊れ始めるそうです。
本フードでは栄養が損なわれないよう、低温調理で作られています。
人間用食品レベルの加工工場
製造される場所は、人間用食品レベルでの加工工場であり、安全性にこだわりの強さを感じられます。
以上のことから、国の定めた基準をクリアしていたり、製造工程にまでこだわっていることがわかり、安心できるドッグフードと言えます。
ドッグフード「ビオナチュール」の評価の内訳は?
主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源でない「南九州産焙煎もちあわ」を使用しています。
「もちあわ」は犬にとって苦手な穀類です。
その他原料の評価
粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「南九州産焙煎もちきび」「南九州産焙煎白米」を使用しています。
これらの原料は、主原料と同じく植物性タンパク質を含む穀類です。
小麦やとうもろこしに比べると消化吸収が良く、犬の体にかかる負担が少ない穀類ですが、犬の生育に植物性タンパク質は必要ありません。
穀類に敏感な犬は、少量でも下痢・嘔吐・皮膚炎などのアレルギー症状を起こしてしまうので注意が必要ですよ。
ビオナチュールに使用されているすべての原材料と成分表は「ビオナチュールの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合「21.1%以上」と、成犬の基準を満たしていますが子犬の基準を満たしていません。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合「7.6%以上」と、成犬の基準を満たしていますが子犬の基準を満たしていません。
ドッグフード「ビオナチュール」の基本情報は?
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | ビオナチュール チキン |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 2,079円(税込) |
内容量 | 1kg |
カロリー | 410kcal/100g |
賞味期限 | 開封後:製造から半年 開封前:1ヶ月 |
生産国 | 日本 |
販売元 | 株式会社アマナグレイス |
対応年齢 | 1才~ |
メイン食材 | 南九州産焙煎もちあわ |
穀物 | 南九州産焙煎もちあわ、南九州産焙煎もちきび、南九州産焙煎白米 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 直径7mm |
問合せ先 | 03-6280-4101 |
ドッグフード「ビオナチュール」の口コミは?
良い口コミ
ほしかった商品です
ほしかった商品です。大変良い品物だと思います。
tanabe1302
出典:楽天市場「ビオナチュール チキン 1㎏×2袋セット 食物繊維 オーガニック ビタミン ミネラル 間接サポート成分も配合して、フローリング等で暮らす現代のワンちゃんを協力サポート レビュー」
発送に時間がかかります
商品は確実に届きました。良いものだし、愛犬も喜んでいます。これから、より食べ進めて様子を見たいです。ただ、発送開始までに時間がかかりました。
ちゃんつじ07
出典:楽天市場「ビオナチュール チキン 1㎏オーガニック無添加無農薬水道水不使用 ドッグフード ドライ 間接サポート【AG】レビュー」
口コミのまとめ
本フードに対しての、悪い口コミは見受けられませんでした。
ただ、楽天市場で購入した際に、商品が届くのに時間がかかった、という声もありました。
ドッグフード「ビオナチュール」の詳しい原材料と成分一覧は?
ビオナチュールの原材料
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
主原料 | 南九州産焙煎もちあわ |
---|---|
その他 原材料 |
南九州産焙煎もちきび、長崎県産無投薬自然鶏肉、南九州産豚レバー、南九州産豚骨スープ、南九州産焙煎白米、南九州産JAS認定有機野菜3種(下記参照)、北大西洋沿岸産天然ケルプ、宮崎県産低温抽出常緑広葉樹皮炭素抹、宮崎県産低温抽出常緑広葉樹木酢液、宮崎県産うなぎ骨、イースト(国内産ビール酵母・南九州産ガーリック)、SAM-e含有酵母 JAS認定有機野菜3種(ホウレンソウ・レタス・ジャガイモ) |
ビオナチュールの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 20.8%以上 | 22.0%以上 |
粗脂肪分 | 10.5%以上 | 11.1%以上 |
粗繊維 | 1.2%以下 | 1.3%以下 |
粗灰分 | 3.2%以下 | 3.4%以下 |
水分 | 5.3%以下 | – |
粗脂肪量が11.1%以上と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
ドッグフード「ビオナチュール」の賞味期限は?
賞味期限
- 開封後:製造から半年
- 開封前:1ヶ月
ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ドッグフード「ビオナチュール」の保管方法は?
ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「ビオナチュール」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?
体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 27g | 55円 |
2kg | 45g | 92円 |
3kg | 61g | 125円 |
4kg | 76g | 155円 |
5kg | 89g | 183円 |
6kg | 102g | 210円 |
7kg | 115g | 235円 |
8kg | 127g | 260円 |
9kg | 139g | 284円 |
10kg | 150g | 307円 |
15kg | 204g | 417円 |
20kg | 253g | 517円 |
30kg | 343g | 700円 |
40kg | 425g | 869円 |
50kg | 503g | 1027円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ
主食として食べさせても問題ありませんが、糖質が多く注意が必要です。また、同じ価格帯でより栄養バランスが取れたドッグフードを購入できます。
国産のドッグフードにはどこか愛着がわきますが、原材料を分析すると「最高クオリティ」といえるのはまだまだ海外産のドッグフードが多いです。
本フードの場合、「主原料」と「第2原料」に穀類が使われています。
さらに糖質が全体の59%を占め、ドッグフードで最も大切な「動物性タンパク質」の量はAAFCOの最低基準を超えていません。
事実として、穀物を全く使用しておらず主原料が動物性タンパク質であるプレミアムドッグフードは、「ビオナチュール」と同じ価格帯で購入することができてしまいます。
本フードにかかわらず、原産国ではなく原材料でフードは選んであげてくださいね。今人気のプレミアムドッグフードはこちらから確認できます。ビオナチュール以外で無添加のおすすめドッグフード3選はこちらで紹介してます。
- ドッグフードの作り方
- おすすめの選び方
- 安全なドッグフード
- グレインフリーのドッグフード
- 無添加のドッグフード
- オーガニックのドッグフード
- 国産のドッグフード
- ダイエット用ドッグフード
- 犬の大きさで選ぶ
- 小型犬用のドッグフード
- 大型犬用のドッグフード
- 犬の年齢で選ぶ
- パピー用のドッグフード
- シニア用のドッグフード
- 犬の症状で選ぶ
- アレルギー向けのドッグフード
- 尿路結石向けのドッグフード
- 原材料で選ぶ
- 鹿肉のドッグフード
- サーモンのドッグフード
- 低脂肪のドッグフード
- 形状で選ぶ
- ドライフードのドッグフード
- セミモイストのドッグフード
- 缶詰のドッグフード
- キャンペーンで選ぶ
- 返金保証付きドッグフード
- 高コスパのドッグフード
- サンプルがあるドッグフード
- 市販でおすすめのドッグフード