価格と品質両方が優れたコスパが良いドッグフード5選!安い理由や激安と安全性の関係性、選び方のポイントは?

  • 記事作成者:神波 将宏
pepy編集長。薬剤師国家資格、ペット救急救命士、ペット介護士、ペット食育士2級の資格を保有。 薬学とペットの専門知識を活かし「ペット専門マーケター」として活動中。

ペットとの生活費の中で大きな割合を占め食事代。

「できるだけ安く抑えたい」と、とにかく安いドッグフードの購入を検討する飼い主さんもいますが、安いドッグフードは本当に安全なのでしょうか

この記事では、全149種のドッグフードを調べた結果判明した、安さと安全性の関係性や安いの理由、安全でコスパの良いおすすめドッグフードをまとめました。

安いドッグフードはなぜ安い?

原材料の品質が関係?

安価なドッグフードは、安価な原材料を使用している場合があります。これには、肉や魚の代わりに穀物や副産物、合成の添加物などが含まれることがあります。

品質の低い原材料は栄養価が低く、犬の健康に必要な栄養素を十分に提供することができない場合があります。

人間が食べられるような品質の鶏肉や牛肉をたくさん使用すれば価格があがりますし、飼料を使用すれば価格は抑えることができます。つまり原材料の品質が良くて、しかも激安なドッグフードは存在しないということです。

製造方法の違い

安価なドッグフードは、効率的な大量生産のために簡略化された製造プロセスを使用することがあります。これにより、原材料の栄養価が失われる可能性があります。

また、適切な栄養バランスを確保するための厳格な品質管理や検査が不足している場合があります。

広告・マーケティング費用の削減?

高価なドッグフードと比較して、安価なドッグフードはマーケティングや広告に費用をかけていない場合があります。これにより、製品の価格を低く抑えることができますが、品質や成分の面で妥協が生じる可能性もあります。

ドッグフードの値段と安全性の関係を調査した結果

ご飯を待つ犬の画像

pepyでは全149種類のドッグフードの原材料と値段を調査し、原材料の安全性に応じて100点満点で点数をつけました。結果はこちらです。

安全性 フード数 平均価格(*)
100点 13種類 3544円
90~99点 28種類 2430円
70~89点 48種類 2237円
50~69点 40種類 1389円
49点以下 20種類 899円

(*)1kgあたりの価格から平均価格を算出。

安全性が高い(点数が高い)ドッグフードほど、1kgあたりの平均価格が高くなることがわかりました。

非の打ち所がない良質な原材料を完璧な成分バランスで配合し、人工添加物も一切使っていないドッグフードほど値段は高くなります。

pepyでは90点以上のドッグフードを主食として選択することをおすすめしています。

なので以下の見出しでは90点以上のドッグフードの中でも、1kgあたりの価格が安くコスパが良かった10種類のドッグフードを紹介します。

コスパの良いドッグフード1:カナガン

安全性 値段
100点 4,708円

※値段は「1袋あたりの値段」を記載しています。

全149種類を調査した結果、もっとも安全性が高く、値段が安かったドッグフードがこのカナガンドッグフードです。

カナガンはチキンをベースに動物性タンパク質を効率的に摂取できるよう調整されており、ややカロリーは高めに調整されています。

皮膚や被毛、筋肉などの体をつくるもとになる良質な「動物性タンパク質」が豊富に含まれているため、被毛のハリ・コシ維持や健康的な体つくりをサポートします。

「グレインフリー」なので、消化不良や便秘を起こす可能性が低く、穀物アレルギーを持っている子にも安心して与えることもできます。

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カナガンの詳細は下記記事をチェック
カナガン(ドッグフード)は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

コスパの良いドッグフード2:モグワン

安全性 値段
100点 4,708円

※値段は「1袋あたりの値段」を記載しています。

モグワンもカナガン同様にレティシアン社が販売しているプレミアムドッグフードです。全員が愛犬家でもある開発チームのもとで作られ、チキンやサーモンといった愛犬にとって欠かせない動物性タンパク質を豊富に含んでいます。

チキンやサーモンといった、愛犬にとって最も欠かせない栄養源である「動物性タンパク質」が全体の50%以上を占めています。プレミアムドッグフードの中でも、ここまで多くの動物性素材を贅沢に使用しているものは中々ありません。

トマトやジンジャー、アスパラガスといった野菜やフルーツ、ミネラルやビタミンも多く含まれています。愛犬にとって大変バランスの良いドッグフードです。

原材料の選定から粒の大きさ・固さの調整まで、1つ1つ工程を妥協せず、2年もの歳月をかけて開発されました。「栄養満点」「香料・着色料不使用」「手作り食」の3拍子が揃ったプレミアムドッグフードです。

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モグワンの詳細は下記記事をチェック
モグワンは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

コスパの良いドッグフード3:ニュートロ シュプレモ 小型犬成犬用

安全性 値段
98点 4,088円

※値段は「1袋あたりの値段」を記載しています。

ニュートロのラインナップである「シュプレモ」では、「ミートファースト」といった肉・魚を多く含んだレシピとなっています。

自然素材にこだわり、独自の製造方法を取り入れることで、美味しさと栄養を含んだドッグフードに仕上げています。

また、原材料に含まれる「ミール」とつくものは、乾燥させた粉状のものを使っています。厳選された素材で副産物を含んでいませんので、品質的に安心できるものです。

着色料・保存料といった合成添加物を一切使用していません。酸化防止剤は天然由来の「ミックストコフェロール」「ローズマリー抽出物」「クエン酸」を使用していますので安心できますね。

Amazonのドッグフードランキングでも上位を維持しているため、品質はもちろん、それに見合ったコスパが評価されているドッグフードだと言えます。

ニュートロシュプレモの詳細は下記記事をチェック
シュプレモ 小型犬用(成犬用)は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

コスパの良いドッグフード4:フィッシュ4ドッグ スーペリア

安全性 値段
100点 4,691円

※値段は「1袋あたりの値段」を記載しています。

フィッシュ4ドッグは、魚肉を主原料に作られたグレインフリーのドッグフードです。涙やけや軟便・便秘などが気になる子だけでなく、消化不良を起こしやすい子にもおすすめのフードとなっています。

ペット先進国のイギリスで作られたフードで、アレルギーの出にくい魚肉をメインに使用しているので、他のお肉にアレルギーがある子によく与えられています。

人工の酸化防止剤なども使用されていないので、安心して愛犬に与えることができるのも魅力です。

コスパの良いドッグフード5:オリジンオリジナルドッグフード

安全性 値段
100点 6,930円

※値段は「1袋あたりの値段」を記載しています。

オリジンドッグフードは、子犬からシニア犬まで全ライフステージの子に適したドッグフードです。

ヒューマングレードの原料を使用し、動物性原材料もふんだんに使用しています。グレインフリーで添加物がほとんど使用されていない点も安心できるポイントです。

グレインフリーで無添加なので、アレルギーや涙やけ、消化不良などに悩んでいる飼い主さんにも好まれています。

一般的な子犬向けのフードと比較すると粒は大きめですが、小型犬でも齧ることができる硬さです。子犬やシニア犬、顎の弱い子などに与えるのが心配な場合は、水で少し柔らかくしてから与えるのもいいと思います。

価格はほかのフードよりも高くなりますが、愛犬にはとにかく良いものを食べてほしいと思う飼い主さんにはおすすめです。

オリジンドッグフードの詳細は下記記事をチェック
オリジンドッグフードは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

まとめ

ドッグフードのコスパは「原材料の安全性」と「値段」の2つを見ることが大切です。

単に安さだけを考えると安全性が低くなり、長期的にみると愛犬の健康寿命に影響してしまいます。

また値段だけを考えて選んでも、必ずしも安全性が高いわけではありません。値段が高すぎて飼い主さんの負担が大きくなりすぎるのも問題です。

ぜひこの記事で紹介したドッグフードを主食に選んでみてください。

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