プロフェッショナルバランス(1歳までの子犬用)は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「プロフェッショナルバランス」はPETLINEが販売する国産のドッグフードです。

この記事では「プロフェッショナル・バランス 1歳まで 子いぬ用」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。

プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用の商品概要

ペットラインプロバラ プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用 3kgの商品画像
商品名 プロフェッショナル・バランス 1歳まで 子いぬ用
分類 総合栄養食
定価 4,150円(税込)
内容量 3kg
カロリー 360kcal/100g
賞味期限 開封前:製造から18ヶ月
開封後:1ヶ月
生産国 日本
販売元 PETLINE
対応年齢 1歳まで
メイン食材 とうもろこし、コーングルテンミール
穀物 とうもろこし、コーングルテンミール
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用
粒の大きさ 6~7mm

ドッグフード「プロフェッショナルバランス」とは?

ドッグフードと犬の画像
プロフェッショナルバランスは、LBSカルチャーという乳酸菌・納豆菌・発酵菌の共棲発酵培養物を配合したドッグフードです。皮膚疾患や腸内環境などの、様々な改善が期待されています。

腸は「第二の脳」なんて呼ばれたりしますよね。私たち人間にとっても重要な臓器の1つであり、犬にとっても同じです。

プロフェッショナルバランスの特徴をまとめました。

  • LBSカルチャーを配合
  • 皮膚の健康維持のため必須脂肪酸EPA・DHAを配合
  • 下部尿路のケアに対応しミネラルバランスを重視
  • 日本国内の工場で生産されている
  • 獣医師や動物看護士が開発に携わっている
  • 研究センターは食品安全マネジメントシステムの国際規格ISO22000を取得

腸内環境や皮膚疾患、泌尿器疾患の問題を抱える犬たちをケアしたいという思いが見られました。

フード開発や製造工程の様子は丁寧に情報が公開されています。

ここからは商品についてみていきましょう。

プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用の評判は?Amazonの口コミまとめ

ドッグフードを食べる犬の画像

良い口コミ

届くまで早かったです。
食いつきもよく、便の匂いが気にならなくなりました。
出口加奈絵
出典:Amazon「プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用 3㎏ レビュー」
リピート
ペットショップで食べていたので引き続き購入。しっかり食べてくれてます。
柔らかくして食べさせている時期より、カリカリになった時の方がよく食べてくれています。
ゆう
出典:Amazon「プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用 3㎏ レビュー」
愛犬のために良いものを
高いですが、愛犬の食い付きがとても良く毎回完食してます。うんちの状態も良くて他のものに移せません。
Amazonカスタマー
出典:Amazon「プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用 3㎏ レビュー」

悪い口コミ

便がゆるく量も増えました
いつものフードを切らしてしまい繋ぎとして購入。
食いつきは良かったのですが、便が少し緩くなり量が増えました。
SpicaU
出典:Amazon「プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用 3㎏ レビュー」
与えては危険です
コ〇マで迎えたためこのフードを食べておりましたが、うちに迎えてすぐに切り替えました。ワンちゃんに良くないものばかりで糞も緩く回数も多い、臭いも強い、まぁペットショップで売りたいのは解りますがこれはだめでしょ。
Amazonカスタマー
出典:Amazon「プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用 3㎏ レビュー」

口コミのまとめ

全体的に良い口コミが多い傾向ですが、悪い口コミも目立ちます。

「食いつきも良い」「便のニオイが気にならなくなった」と高評価ですが、

口コミの内容で気になった点は「便」に関する声が多く、便がゆるく量も増えたとの意見も。主原料は穀類(とうもろこし、コーングルテンミール、小麦ふすま)であるため、消化不良を起こして便がゆるくなる可能性があります。

愛犬に与えたいという場合は、穀物が苦手ではないことを確認しておきましょう。

プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用のおすすめな犬と飼い主は?

ドッグフードを食べる犬の画像
主原料が「穀類」という点が気を付けたいポイントだと思います。

また、名前に「ミール」とつくものが多くその詳細な情報が不明です。

副産物はどうなのか、どのように飼育されているのか、産地はどこなのか。

基準をクリアしているとのことですが、安全性を重視するならこのあたりの情報がほしいところです。

以上を踏まえて、おすすめの犬をまとめました。参考にしてみて下さい。

  • 穀物アレルギーがない犬
  • 便秘しやすい犬
  • 毛艶や毛並みが気になる犬

素材の詳しい情報などを気にしない、価格を抑えたフードで健康をサポートしてみたいと思う方は、試してみてもいいかもしれません。

使用するときは愛犬の状態をよく観察してみてくださいね。

プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用の詳しい原材料と成分一覧は?

犬 素材

プロフェッショナルバランスの原材料

主原料 穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)
その他原材料 肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、油脂類(動物性油脂、フィッシュオイルパウダー:DHA源・EPA源、ガンマ-リノレン酸)、豆類(おから)、魚介類(フィッシュミール)、糖類(フラクトオリゴ糖)、ブドウ種子エキス、共棲発酵エキス(乳酸菌、納豆菌、酵母菌)、シャンピニオンエキス、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンE、ビタミンK3、ビタミンB1、ビタミンB2、パントテン酸、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビオチン、ビタミンB12、ビタミンC、コリン)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

ビタミンCは尿路結石が気になる愛犬におすすめな成分です。尿路結石におすすめなドッグフードについてはこちらの記事で解説しています。

プロフェッショナルバランスの成分分析値

成分名 成分含有率 乾燥重量比
粗タンパク質 29.0%以上 32.2%以上
粗脂肪分 12.5%以上 13.9%以上
粗繊維 4.0%以下 4.4%以下
粗灰分 9.0%以下 10.0%以下
水分 10.0%以下

粗脂肪量が13.9%以上と控えめなドッグフードです。

おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。

乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用の評価の内訳は?

レトリバー 犬 素材

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源ではない「とうもろこし」「コーングルテンミール」を使用しています。

その他原料の評価

粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。

本フードの場合、粗悪原料である「ミートミール」「チキンミール」「動物性油脂」「おから」「フィッシュミール」を使用しています。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「プロフェッショナルバランスの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリー抽出物」「ミックストコフェロール」が使われているため、安心して与えることができます。

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子犬:22.5%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合、「32.2%以上」と、子犬の各基準を満たしています。

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子犬:8.5%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合、「13.9%以上」と、子犬の各基準を満たしています。

プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用の賞味期限は?

犬 素材

賞味期限

  • 開封前:製造から18ヶ月
  • 開封後:1ヶ月

ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用の保管方法は?

犬 素材

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

プロフェッショナルバランス 1歳までの子犬用の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

犬 素材
体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 31g 36円
2kg 52g 61円
3kg 71g 83円
4kg 88g 103円
5kg 104g 122円
6kg 119g 140円
7kg 134g 157円
8kg 148g 174円
9kg 162g 190円
10kg 175g 205円
15kg 237g 278円
20kg 294g 345円
30kg 399g 468円
40kg 495g 581円
50kg 585g 686円

目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

高品質のドッグフードと比較!良いフードとはここが違う!

モグワンとプロフェッショナルバランスを比較

プロフェッショナルバランス モグワンドッグフード
主原材料 穀類
とうもろこしコーングルテンミール
チキン&サーモン53%
(チキン生肉20%、生サーモン11%、乾燥チキン11%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)
その他
原材料
肉類(ミートミールチキンミール、チキンレバーパウダー)
油脂類(動物性油脂、フィッシュオイルパウダー:DHA源・EPA源、ガンマ-リノレン酸)
豆類(おから
魚介類(フィッシュミール
糖類(フラクトオリゴ糖)
ブドウ種子エキス
共棲発酵エキス(乳酸菌、納豆菌、酵母菌)
シャンピニオンエキス
ビタミン類(ビタミンA、ビタミンE、ビタミンK3、ビタミンB1、ビタミンB2、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビオチン、ビタミンB12、ビタミンC、コリン)
ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)
酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
サツマイモ

レンズ豆
ひよこ豆
ビール酵母
アルファルファ
ミネラル
ビタミン
ココナッツオイル
バナナ
リンゴ
海藻
クランベリー
カボチャ
カモミール
マリーゴールド
ダンデライオン
トマト
ジンジャー
アスパラガス
パパイヤ
グルコサミン
M&Aコンドロイチン
穀物 使用
(おから)
不使用
酸化防止剤 天然成分
(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
天然成分
人工添加物 使用
(ナトリウム、カリウム)
不使用
価格 3,676円(税込) 3,168~3,564円(税込・定期価格)
内容量 3kg 1.8kg
1日あたり
価格※1
128円 204円
※1. 体重5kgの成犬を想定。

プロフェッショナルバランスとモグワンドッグフードの違いとは?

主原材料の違い

プロフェッショナルバランスの主原料に使用されているとうもろこし(コーングルテンミールも同じ)は「グルテン」の含有が多く、アレルギーの発現リスクが高い食材です。

少量であっても下痢や嘔吐などの拒絶反応を起こしてしまう犬もいるため、主原材料(フードの中で最も多い割合で使用されている原材料)がこれらの食材なのはかなり不安が残ります。

一方でモグワンドッグフードは主原材料に動物性タンパク質をしっかりと含む肉類を使用していますので、主原材料で比較するとモグワンの方が安全性が高いです。

肉類の表記方法の違い

プロフェッショナルバランスは「ミートミール」「動物性油脂」など、どの動物の肉・油脂が使用されているのか判断できない原材料を使用しています。

複数の種類の肉を混ぜて使用している可能性もあるため、もし肉類によるアレルギーを発症した場合に、どの種類の肉にアレルギー反応を起こしたのかを推測することが困難です。

モグワンドッグフードは「チキン生肉20%」「生サーモン11%」など、ひと目見ただけで肉の種類・状態、さらには割合まで判断することができます。肉類の表記方法で比較すると、モグワンの方が安全性が高いといえますね。

人工添加物の違い

プロフェッショナルバランスは、以前は「塩化ナトリウム」「塩化カリウム」という表記がありましたが、現在は「ナトリウム」と「カリウム」となっています。

塩分は犬にとって必要不可欠な成分ですが、たくさん摂ればいいというわけではありません。犬が1日に摂取するべき量は決まっており、それを超えて過剰に摂取してしまうとかえって心臓や腎臓に悪影響を及ぼしてしまうリスクがあります。

肉類や海藻類などの食材に含まれる塩分で十分補えることがほとんどなので、わざわざ添加する必要はありません。

さらにはどのくらいの塩分が添加されているのかを判断することができないため、必要以上に塩分を摂取させてしまう危険性もありますよ。

この点では、モグワンは塩分を添加せず食材から補えるよう調整されているので、安全性が高いといえます。

総合的に見て、モグワンドッグフードがおすすめ!

モグワンドッグフード

上記の点から、プロフェッショナルバランスよりもモグワンドッグフードの方が圧倒的に安全性が高いです。与えるならモグワンドッグフードがおすすめですよ。

「良いドッグフードは値段が高い」と思われがちですが、そんなことはありません。良いドッグフードは1粒1粒に栄養素がギュッと詰まっているため、1回に与える量が一般的なドッグフードよりも少なくて済みます。

モグワンでいうと、1日あたり約204円、朝夕の2食に分けて与えるとしたら1食あたり108円(体重5kgの犬・定期コース利用の場合)です。1食あたりの価格で見ると、そこまで高価ではないことがわかりますね。

重いドッグフードを自宅まで配送してくれる定期コースもあるので、モグワンドッグフードは多くの面でおすすめできるドッグフードです。

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モグワンドッグフードの原材料や口コミ評判など、詳しい情報はこちら

編集部まとめ

犬 素材

上の項目でも述べた通り、主原料に穀類を使用しているドッグフードなので、穀物にアレルギーがある犬は注意してください。

良質なドッグフードほど、原材料に曖昧な表現は使わないので、本フードはおすすめしにくいです。本ドッグフードと同じ評価基準でおすすめのドッグフードはこちらの記事にてまとめています。

グレインフリーについてはこちらの記事から確認いただけます。