ドクタープロは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「ドクタープロ」はお腹の健康維持を心がけたドッグフードです。

この記事では「ドクタープロ チキン&ターキー オールステージ」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。

 

ドッグフード「ドクタープロ」とは?

ドクタープロは、日本の獣医師がレシピを監修したドッグフードです。

日本特有の生活環境にあわせて栄養バランスが整えられており、日本の愛犬のためにつくられたといっても過言ではありません。

犬種別にラインナップが充実しており、愛犬に合わせたフードを選ぶことができます。

 

ドッグフード「ドクタープロ」の評価の内訳は?

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主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「チキンミール」を使用していますが、品質面に不安があります。

 

その他原料の評価

粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。

本フードの場合、粗悪原料である「ブリューワーズライス」「玄米」「鶏脂」「オートミール」「ターキーミール」「食塩」「塩化カリウム」を使用しています。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「ドクタープロの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。

 

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリー抽出物」が使われています。

 

人口添加物(着色料、着香料、発色剤など)

犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。

 

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子犬:22.5%以上
  • 成犬:18.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合、「30.0%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。

 

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子犬:8.5%以上
  • 成犬:5.5%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合、「16.7%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。

 

ドッグフード「ドクタープロ」の基本情報は?

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赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

商品名 ドクタープロ チキン&ターキー オールステージ
分類 総合栄養食
定価 4840円(税込)
内容量 2.4kg
カロリー 367kcal/100g
賞味期限 開封前:製造から2年
開封後:1ヶ月
生産国 アメリカ
販売元 株式会社ニチドウ
対応年齢 仔犬~成犬
メイン食材 チキンミール
穀物 ブリューワーズライス玄米
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用
粒の大きさ 8mm
問合せ先 03-36943-2710
配達までの期間 1週間程度(Amazon)

 

ドッグフード「ドクタープロ」の詳しい原材料と成分一覧は?

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ドクタープロの原材料

主原料 チキンミール
その他原材料 ブリューワーズライス玄米鶏油オートミール・トマト繊維・ターキーミール・天然フレーバー・サーモンミール・乾燥全卵・乾燥乳タンパ ク質・ビール酵母・食塩・トルラ酵母・キャノーラオイル・クランベリー・パパイヤ抽出物・ユッカ抽出物・グルコサミン・コンドロイチン硫酸・ラクトフェリン・ビタミン類(塩化コリン・ビタミンE・パントテン酸・ビタミンA・ナイアシン・ビタミンB2・ビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンD3・ビタミンK3・葉酸・ビオチン・ビタミンB12・ 耐熱性ビタミンC)・ミネラル類(リン酸二カルシウム・塩化カリウム・塩化カルシウム・酸化亜鉛・亜鉛蛋白化合物・硫酸第一鉄・酸化マンガン・硫酸銅・マンガン蛋白化合物・ヨウ素酸カルシウム・銅蛋白化合物・亜セレン酸ナトリウム・炭酸コバルト)・酸化防止剤(ローズマリー抽出物)

赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。

ビタミンCは尿石を形成しにくくすると期待されている成分です。尿路結石におすすめなドッグフードについてはこちらの記事で解説しています。

 

ドクタープロの成分分析値

成分名 成分含有率 乾燥重量比
粗タンパク質 27%以上 30.0%以上
粗脂肪分 15%以上 16.7%以上
粗繊維 5%以下 5.6%以下
粗灰分 8%以下 8.9%以下
水分 10.0%以下

粗脂肪量が15.6%以上と控えめなドッグフードです。

おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。

乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

 

ドッグフード「ドクタープロ」の口コミは?

良い口コミ

リピしてます
今まで買ってたドッグフードの中では、1番食いつきも良く飽きていない様なので、3度目、購入したした

出典:Amazon「Dr.PRO チキン&ターキー オールステージ2.4㎏ レビュー」
室内犬に最適
ペットショップで犬を購入した時に一緒に買って以来ずっと与えてます。
商品届くまで別の餌を代替品で購入して与えたら、糞が顕著に臭うようになり、もう安易に他のものを与えられなくなりました。
また、雨の日はお散歩に行かなかったりしますが、病院の健診でも太り過ぎを指摘された事はないです。
hinaya
出典:Amazon「Dr.PRO チキン&ターキー オールステージ2.4㎏ レビュー」

悪い口コミ

合いませんでした
生後6ヶ月の子のために購入。今まで某アカ・・・を与えていた時には吐き戻すことがなかったのですが、このフードに変えた途端吐き戻すようになりました。残念ですがカップ2杯使用後、与えることを断念した。ちなみに犬は雑種犬、体重10キロの女の子です。
あきら
出典:Amazon「Dr.PRO チキン&ターキー オールステージ2.4㎏ レビュー」

口コミのまとめ

全体的に評価は良い印象です。

「おいしそうに食べる」「このフードで落ち着いた」といった声が目立ちます。

一度他のフードに変えてこのフードに戻ってきた、という方もいました。

犬によって合わない子もいます。本フードだけに限らず、相性が悪い場合は無理せず他のフードに変えましょう。

 

ドッグフード「ドクタープロ」のおすすめな犬は?

  • 室内で飼育されている犬
  • 鶏にアレルギーがない犬
  • お腹の調子を整えたい犬
  • 毛艶が気になる犬

原材料にある「ビール酵母」はお腹の調子を整えたり、免疫力を高める効果があります。

お腹の不調が多い犬などにはおすすめできるといえるでしょう。

ただ、余計な添加物が含まれていない点は評価できますが、原材料にミールとつくものが多く、詳しい情報は不明です。

そういった情報をあまり気にされない飼い主さんは、使用してみてもいいかもしれません。

 

ドッグフード「ドクタープロ」の賞味期限は?

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賞味期限

  • 開封前:製造から2年
  • 開封後:1ヶ月

ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

 

ドッグフード「ドクタープロ」の保管方法は?

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ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

 

ドッグフード「ドクタープロ」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

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体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 27g 54円
2kg 46g 93円
3kg 62g 125円
4kg 77g 155円
5kg 91g 184円
6kg 104g 210円
7kg 117g 236円
8kg 129g 260円
9kg 141g 284円
10kg 152g 307円
15kg 206g 415円
20kg 256g 516円
30kg 347g 700円
40kg 431g 869円
50kg 509g 1026円

目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

 

編集部まとめ

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良質な動物性タンパク質が含まれている確証がなく、情報の開示が少なすぎるため積極的にはおすすめしにくいドッグフードです

主原料は動物性タンパク質の「チキンミール」ですが、「ミール」なので何が含まれているかわかりません。普通であったら廃棄する原材料もミールに含ませることで販売価格を下げている会社も中にはあるので不安が残ります。

今人気のプレミアムドッグフードの公式HPには、動物名までしっかりと掲載されています。

さらに「穀類」が使用されているため、食べ続けると消化不良やアレルギーを起こす可能性もゼロではありません。やはり穀物不使用の「グレインフリー」ドッグフードを継続して与えることがおすすめですよ。

グレインフリーのおすすめドッグフードはこちらの記事からご確認いただけます。

完璧な栄養バランスと最高クオリティの原材料のみを使用した「プレミアムドッグフード」を与えることがおすすめですよ。詳しくはこちらにまとめています。

 

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