飼い主の好みやセンスで様々なカットを楽しめるのは、マルチーズの魅力のひとつですね。
この記事では、マルチーズの様々なカットスタイルのメリットとデメリットについてまとめました。
この記事でまとめたこと
マルチーズのカットスタイル1. 「サマーカット」

サマーカットは毛を5~10mm程度残して短く散髪する夏用のカットスタイルです。尻尾や頭の部分などを残すデザインが人気です。
メリット
手入れが楽なことが最大のメリットです。また、暑くなってきた時期にだけみることのできる愛犬の姿と人気ですよ。
また、夏場は仕事が忙しくて小まめな手入れができない飼い主さんにも向いています。
他には毛玉の処理がしやすいことや毎日のブラッシングが不要なこと、シャンプーで汚れを落としやすいことがメリットです。
デメリット
マルチーズの長い被毛は、弱い皮膚を紫外線や虫から守る役割も持っているので、地肌がみえるほど短いサマーカットでは、被毛本来の機能を失ってしまいます。熱中症のリスクも高くなりますよ。
短くカットしすぎると生え変わった時に毛質が変わる恐れもあります。毛は2~3cm残してあげたほうがいいですね。
マルチーズのカットスタイル2. 「テディベアカット」

テディベアカットはマルチーズという犬種の人気を高めたカットスタイルのひとつです。
テディベアのように全身に毛を残すスタイルで、顔の周りにもふさふさと毛を残すのがポイントです。
メリット
多くの飼い主さんは見た目の可愛さを増すためにテディベアカットを選んでいます。
耳と口にアクセントをつけてあげると、ぬいぐるみらしさが増す仕上がりになりますよ。
デメリット
フワフワ感を維持させるためには日頃の手入れが欠かせませんので、トリミングの手間が増えます。
マルチーズのカットスタイル3. 「パピーカット」

「パピ―カット」は成犬のマルチーズを「子犬っぽく」みせるためのカットスタイルです。
特に顔や耳を丸くカットすることで幼さを表現し、目と口周りは短くカットするのがポイントです。
メリット
目の周りの毛を短くカットするので、マルチーズがかかりやすい「流涙症(涙やけ)」をケアすることができますよ。
愛犬をかわいい外見にしてあげつつ、涙やけの対策もできるので一石二鳥ですよね。
デメリット
被毛をキープすることに手間がかかるため、最近では少し短めのパピーカットが流行っていますよ。
マルチーズのカットスタイル4. 「ライオンカット」

「ライオンカット」はマルチーズをオスのライオンそっくりにカットするスタイルです。
胴体部の被毛は動物用バリカンなどで短く刈り込んで顔周りの毛を残すことでライオンのタテガミを表現しています。
顔としっぽの先の毛を残すのがポイントです。
メリット
お尻付近の被毛が短いので、ウンチがつきにくいです。
デメリット
胴体部の毛は短くカットしてしまうので、皮膚を外敵や紫外線から守れなくなります。
皮膚が荒れてしまうこともありますよ。
見た目でも楽しめるのがマルチーズの魅力

被毛カラーは白単色ですが、長い被毛でカットスタイルを楽しめる犬種です。
今回紹介した4つ以外にもたくさんのスタイルがあるので、トリマーとよく相談してマルチーズがより可愛らしくなるカットスタイルをみつけてあげてくださいね。
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