ネザーランドドワーフの飼い方は?大人になると大きさはどうなる?

ネザーランドドワーフは、小さくて愛らしく、うさぎの中でもとくに人気があります。ピーターラビットのモデルとなった種類ともいわれていますよ。

この記事では、ネザーランドドワーフの飼い方のコツや必要なグッズ、大人になった時の大きさをまとめました。

 

ネザーランドドワーフの飼い方、まずはケージを用意!

ネザーランドドワーフ
ネザーランドドワーフはほかの飼いウサギと同じく、とても繊細で縄張り意識がつよい動物です。うさぎにとってケージは大切な縄張りとなるので、快適な広さと環境の整ったケージを用意してあげることがとても大切ですよ。

ケージの大きさは、「餌や水場といった飼育グッズを入れた状態で、ぎりぎり自由に動き回れる」ほどの大きさのものを選ぶのがおすすめです。うさぎは縄張りの管理をしようとする動物なので、ケージが大きすぎると、かえってストレスを感じてしまいます。
逆に、身動きが取れないほど小さいケージもストレスの原因となります。大人になったネザーランドドワーフでも身動きがとれる大きさのケージを選ぶのがポイントです。

 

ネザーランドドワーフ、大人になると大きさはどれくらいになる?

ネザーランドドワーフ
ケージを選ぶまえに、大人になってからの大きさの目安を知っておきたいですよね。ネザーランドドワーフはウサギの中でもとくに小型なので、大人になっても大きさは25cmほど、体重も1kg程にしか成長しません。

ただ、ネザーランドドワーフの純血種ではなく、雑種や派生種であった場合は予想外に大きく成長してしまうこともあります。その場合は、ケージを大きなものに買い直す必要があります。

「まさかこんなに大きくなるなんて…」と驚くことがないように、購入するときに血統を確認するのがおすすめです。

 

ネザーランドドワーフの飼育に必要なグッズは?

ネザーランドドワーフを飼う上で必要な飼育グッズは「ケージの下に敷く床材」「かじり木」「グルーミング用品」「防寒防暑用品」の4つです。

ネザーランドドワーフの健康管理の上で、とくに大切なのは防寒防暑用品です。ネザーランドドワーフは飼いうさぎの中でもとくに温度変化に弱い動物なのです。暑くなるまえ、寒くなるまえに準備してあげてくださいね。夏や冬が来る前にペット専用の保冷剤・ヒーターを用意するとともに、室温もエアコンで管理してあげてください。

 

ネザーランドドワーフ、餌は何をあげればいい?与え方は?

ネザーランドドワーフ (1)
ネザーランドドワーフの主食は牧草です。牧草に加えて、栄養価の高いウサギ用のペレットフードがあれば充分です。
飼いはじめのゴハンは、ネザーランドドワーフを購入したペットショップで与えていたゴハンと同じものか、似た種類の牧草やペレットが好ましいです。とくにペレットは、今までと違う種類を与えると警戒して食べないことが多くなります。水は給水器を用意し、1日2回は新鮮なものに交換してあげてくださいね。

飼い始めてからうさぎが家に慣れるまでは、ゴハンを与えるときは餌箱を使って、そっとケージに置いておきましょう。いきなり手で与えようとすると警戒して驚いてしまいますよ。

 

ネザーランドドワーフ、散歩は必要?

ネザーランドドワーフは好奇心旺盛で遊ぶのが大好きなうさぎです。1日1回は30分~1時間程度、ケージから出して自由に散歩させてあげてください。散歩といっても、外へ連れて行くのではなく部屋の中で遊ばせるだけで充分な運動量になりますよ。

外に出すまえに「安全確認」「散歩中は目を離さない」「かじられたり壊されたりすると困る物はしまう」の3つを注意してください。
うさぎは本能的に絨毯やカーペット、畳などをかじってしまうことがあります。怒っても怖がらせてしまうだけなので、かじられて困るものはしまっておくか、サークルを作ってうさぎの行動範囲をコントロールするなど、工夫をしてあげてくださいね。

 

ネザーランドドワーフの飼い方のコツは「怖がらせないこと」

ネザーランドドワーフ_黒
ネザーランドドワーフは活発で好奇心旺盛ですが、臆病な動物です。しかりつけると恐怖とストレスを感じ、ひどい場合は死んでしまうこともあります。大きな音も苦手です。テレビの近くにケージを置くのもおびえてしまうので避けてくださいね。

ネザーランドドワーフを飼うときは「悪さをしないようにしつける」のではなく、「リラックスさせてあげる」つもりで快適な環境を作ることがポイントとなりますよ。

飼い方のコツについて詳しく知りたい方はこちら