シルバーアロワナはアロワナの中でも大きい種類の熱帯魚ですが、他の魚との混泳には少し気をつけなくてはなりません。
飼育するにあたって寿命や適切な水温、水質も知っておきたいですよね。
この記事ではシルバーアロワナの混泳の注意点や寿命、大きさ、適切な水温、水質、餌についてまとめました。
この記事でまとめたこと
シルバーアロワナの混泳、注意点は?
シルバーアロワナは縄張り意識が強い熱帯魚です。
同族や同じような大きさの魚を混泳させると攻撃をしてしまうことが多いので、混泳は避けるべきですよ。特に2~3匹を一緒に混泳は危険とされています。攻撃対象が常に同じになり、どちらかが死亡するまで戦うこともあるからです。
また、他の熱帯魚との混泳もあまり向きません。シルバーアロワナは獰猛な性格に加えて自分よりも小さい魚を捕食する習性があるので、「単体飼育」が一般的な飼育方法ですよ。「コリドラス」などの遊泳層の異なる熱帯魚であっても捕食対象となりますので、混泳は避けてください。
シルバーアロワナの寿命や大きさは?
寿命
- 10~15年
大きさ
- 70~100cm
シルバーアロワナは平均的な寿命は10年ほどですが30年生きた個体もいるといわれます。平均的には10~15年ほどです。
ただ、消化不良になったり、ストレスで自分の尻尾を食べたりしてしまうと寿命は縮まりますよ。
シルバーアロワナの大きさは70~100cmほどです。アロワナの中でも細長い体形をしており、尾ひれ背びれは体長の半分を占めます。野生のシルバーアロワナでは最大120cmほどまで成長することもあります。
シルバーアロワナの飼育、適切な水温や餌は?
水温
- 22~23℃
餌
- カーニバル
シルバーアロワナを飼育する際に適した水温は22~23℃ほどです。一時的であれば20℃を切っても問題ありませんよ。おすすめの餌はキューリンから販売されている「カーニバル」という餌です。カーニバルはアロワナ専用の人工餌で栄養価が高いです。
ただ、シルバーアロワナは生餌の方が好きなのでカーニバルのような人工の餌を食べなくなってしまうので、注意が必要です。
生餌として最も人気が高いのはミルワームですよ。ただ、ミルワームは栄養が偏りがちになってしまいますので、他の餌と併用するようにして栄養が偏らないようにしてあげてくださいね。
混泳禁止の美しい熱帯魚
シルバーアロワナは、獰猛な性格をしているので基本的には単体飼育に向いているとされています。
特にシルバーアロワナよりも小さい魚との混泳は食べられてしまうので混泳は避けた方がいいですね。また、シルバーアロワナは10~15年ほど生きるので、飼育する際には15年は生きる事を考えて家に迎えるようにしてくださいね。