ダツ目に分類され下あごが長い特徴的な体型をしているゴールデン・デルモゲニー。体の表面に「発色バクテリア」を住み着かせているため、体色が美しい熱帯魚として有名です。
変わった体型から近年では人気が上昇している熱帯魚のひとつです。今回はゴールデン・デルモゲニーの混泳や餌、寿命、成長後の大きさや水槽の環境についてまとめました。
この記事でまとめたこと
ゴールデン・デルモゲニーは混泳できる?
ゴールデン・デルモゲニーは喧嘩っ早い熱帯魚ではないのでほとんどの熱帯魚と混泳できます。
ただ、おとなしい熱帯魚でもありませんので混泳をする場合には、水草を多めに植えて隠れ家を増やしておいてあげると良いですよ。
混泳の注意点
ゴールデン・デルモゲニーに対して攻撃を仕掛けてしまうような大きな熱帯魚とは混泳は避けるようにしてください。
ゴールデン・デルモゲニーはあまり大きくならない種類なので「エンゼルフィッシュ」や「ディスカス」などには一口で食べられてしまうこともありますよ。
ゴールデン・デルモゲニーの餌は?
餌
- 水面に浮上するタイプの人工飼料
ゴールデン・デルモゲニーは水面に近いところを泳いでいるため、沈んだ餌は食べてくれません。沈むタイプの餌を与えていると食べることができずに餓死してしまうこともありますよ。餌が行き渡るように水面に浮上するタイプの人工飼料がおすすめですよ。
ゴールデン・デルモゲニーの寿命や大きさは?
寿命
- 1~2年
大きさ
- 5cm
ゴールデン・デルモゲニーは、寿命が比較的短いため、少しでも長く生きられるようにしっかりと面倒を見てあげたいですね。
大きさは最大でも5cm程度にしかならないため、45cmの水槽で十分ですよ。ただ水槽のサイズが小さくなると水質が安定しにくくなるので注意が必要です。
ゴールデン・デルモゲニーの飼育、水槽は?
水槽環境
- 水質:pH6.5~7.8
- 水温:22~28℃
ゴールデン・デルモゲニーは中性~弱アルカリ性(pH6.5~7.8)の水質を好みます。そのため水が汚れて酸性にかたよらないように気を付けてくださいね。
サンゴ砂を入れると水質をアルカリ性に偏らせてくれるのでおすすめですよ。酸性に水質がかたよると、肌が荒れてしまうので体表の美しさが台無しになってしまいます。
そのため定期的な水替えは欠かさないようにしてあげてくださいね。飛び出し事故もよくあるため、水槽のフタはしっかりとしてあげることをおすすめします。
温厚な性格で飼育しやすいゴールデン・デルモゲニー
「すでに熱帯魚を飼育している水槽にゴールデン・デルモゲニーを混泳させたい」という方は、隠れ家を用意することをオススメします。水替えや餌やりなどをしていれば、飼育の際に特に気を付けることもないため飼育しやすい熱帯魚ですよ。
繁殖も簡単に行うことができるので、飼育以外の楽しみ方もアクアリストに人気です。