大きな丸い目とつぶれた鼻、ゴージャスな被毛が特徴的なペルシャ猫は「猫の王様」として多くの人に愛され続けているイギリス原産の猫です。
物静かで滅多に鳴くこともないですし、一人での留守番もできるので一人暮らしをしている方にもおすすめですよ。
この記事ではペルシャ猫の販売価格や餌代など生涯にかかるお金についてまとめました。
ペルシャ猫の販売価格は?
子猫の価格
- 15万円
ペルシャ猫の子猫の価格は15万円前後です。
人気がある猫種なので、ブリーダーさんやペットショップなど様々な販売経路から入手することができますよ。様々な子猫の中からお気に入りの子を見つけてくださいね。
また、里親の募集も頻繁にされています。年齢など気にならなければぜひ検討してみてくださいね。
ペルシャ猫のおすすめキャットフードや餌代は?
おすすめキャットフード
ペルシャ猫は遊び好きですが運動量は少なめなので、肥満になりやすい傾向があります。
「高タンパク・低脂肪」の餌をえらぶことで筋肉質な体型を維持し、肥満にならないようにすることが大切ですよ。
また、ペルシャ猫の特徴でもある美しい長毛を維持するためには、サーモンに豊富に含まれている「オメガ3脂肪酸」も欠かせません。
シンプリーキャットフードは主原料にサーモンやニシンを73%使用しているので、余分な脂肪を摂取することなく「良質な動物性たんぱく質」だけを摂取することができます。
そのほか、ヘアボール対策に役立つ「オリゴ糖」、被毛に艶を与え毛並みをサラサラにする「サーモンオイル」が配合されている、ペルシャ猫におすすめのキャットフードですよ。
年間および生涯の餌代
年間の餌代
- 約48,000円
ペルシャ猫の1日あたりの給餌量は50g程度、月に約1.5kgと考えて計算すると、1ヶ月でおよそ3960円(※1)、年間では48,000円になります。しつけのご褒美におやつを与える場合は、年間で5,000~10,000円ほどの「おやつ代」が加味されます。
ペルシャ猫の寿命は15年前後なので、餌代は生涯で約72万円を見積もっておくようにしてくださいね。
※1. シンプリーキャットフード公式ページの1日の給与量の目安表に基づく計算です。
ペルシャ猫、飼育環境を整えるのにかかる費用は?
準備しておくもの
- ケージ
- 食器類
- ケア用品
- トイレ用品
揃えておくと便利なもの
- キャリーバッグ
- おもちゃ
- キャットタワー
ペルシャ猫の飼育に必要なものは「ケージ」「食器類」「ケア用品」「トイレ用品」などです。総額で2万円前後で揃えられますよ。
ケージ
ケージは病気療養の時や多頭飼いをしている場合にあると便利ですよ。ドアを常に開けたままの状態にしておけば、出入り自由な寝床としても使うことができます。1~1.5万円ほどで販売されています。
食器類
食器類は100円ショップで販売されているものでも大丈夫ですが、短吻種なので浅いお皿を選んであげてください。
水飲みは留守番中でも倒す心配のない給水ボトルタイプがおすすめです。価格は1000円程度で購入できますよ。
ケア用品
ケア用品として「ブラッシング用のコーム」「シャンプー」「爪とぎ・爪切り」なども用意してくださいね。
長毛種でブラッシングを怠ると毛玉になりやすいので、スリッカーブラシと毛玉取り用の櫛を使った毎日のブラッシングと1~2ヶ月に1回のシャンプーをしてあげてください。
コーム、シャンプー、爪切り・爪とぎはそれぞれ1500円程度で購入できますよ。
トイレ用品
猫用のトイレはシステムタイプやトレータイプなど様々な種類の商品が販売されていますよ。
猫によって砂猫の好みが違うので、様々なものを試してみて最適なものを選んであげてくださいね。トイレは3000円程度、猫砂は一袋500円程度で販売されています。
そのほか揃えておくと便利なもの
上記以外に揃えておくと便利なものが「キャリーバッグ」「キャットタワー」「おもちゃ」などです。
キャリーバッグは3000~5000円ほどで購入できますし、病院へ行く時など必要になるので用意しておくと安心です。
キャットタワーに関してはあまり高い場所に登りたがらないので必ずしも必要ではないですが、運動不足解消や肥満防止などの意味で低めのキャットタワーを用意しておくといいですね。
あまり活発に動き回ることをしないペルシャ猫ですが、肥満防止のためにおもちゃを用意してあげるのもおすすめです。複数揃えても5000円程度で購入できますよ。
ペルシャ猫の飼育はどのくらいお金がかかる?
飼育にかかる合計費用
- 約150万円
ペルシャ猫の飼育にかかる初期費用として「子猫価格」「飼育環境の整備」を合わせた17万円ほどは最低でも用意しておかなければなりません。
また、1年でかかる費用は「餌代」「医療費(ワクチン代など)」「ケア用品」を合わせて9万円程度かかります。ペルシャ猫の寿命は15年前後なので、生涯費用は152万円ほどかかると見積もっておく必要があります。
親からの遺伝疾患である「多発性嚢胞腎」になりやすいといわれているので、ペット保険への加入も検討してあげてくださいね。
しっかりと見積もりをしてから飼育を始めよう!
「猫の王様」ともいわれるペルシャ猫との生活を充実させるためには、事前の見積もりは必ず必要ですよ。
しっかりと見積もりをして万全の態勢を整えてからペルシャ猫との生活を始めるようにしてくださいね。