「ビルマの聖猫」とも呼ばれるバーマンは、四肢にある白いミテッドが特徴的なビルマ(ミャンマー)原産の猫です。
温厚で優しく、甘えたがりな性格をしている子が多いので初めての方でも飼いやすい猫種ですよ。
この記事ではバーマンの販売価格や餌代など生涯にかかるお金をまとめました。
バーマンの販売価格と年間かかる餌代は?
![バーマン](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2016/09/shutterstock_361537991-e1483969943789.jpg)
子猫の価格
- 20万円
年間の餌代
- 7万円程度
バーマンの子猫の価格は20万円前後が多いです。ペットショップで販売されることは少ないので、購入を考えているのであればブリーダーさんがおすすめです。
一般的なペットタイプであれば15万円程度で販売されていることもありますが、親のキャットショーなどの成績によっては25万円ほどの値がつくこともありますよ。また、四肢に表れる白いミテッドも価格に影響します。あまりミテッドにこだわりがなければ安く購入できることもあります。
ごく稀にですが、里親の募集をしていることもありますよ。子猫でなくても良いのであれば、ぜひ検討してみてくださいね。
年間の餌代
猫は体重によって与える餌の量が決まります。餌代はキャットフードの種類によっても変わりますが、「シンプリー」で計算すると4~6kg前後のバーマンであれば年間で約6.7万円かかります。
餌以外におやつを与えたりすることも考えて、年間7万円ほど見積もっておいた方がいいですよ。
バーマン、飼育環境を整えるのにかかる費用は?
![バーマン](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2016/09/shutterstock_334700444-e1483969695541.jpg)
準備しておくもの
- ケージ
- キャットタワー
- 食器類
- ケア用品
- トイレ用品
揃えておくと便利なもの
- キャリーバッグ
- おもちゃ
バーマンの飼育に必要なものは「ケージ」「キャットタワー」「食器類」「ケア用品」「トイレ用品」などです。総額で4万円前後で揃えられますよ。
ケージ
ケージは病気療養の時や多頭飼いをしている場合にあると便利です。ドアを常に開けたままの状態にしておけば、出入り自由な寝床としても使うことができます。1~1.5万円ほど購入できます。
キャットタワー
あまり活発に動き回る猫ではないですが運動が不足すると肥満の原因にもなるので、キャットタワーも忘れずに用意してあげてくださいね。
高さは必要ないので、2本柱で安定感があるキャットタワーがおすすめです。1万円ほどで購入できます。
食器類
食器類は100円ショップで販売されているものでも大丈夫ですが、ヒゲが当たらない大きさで重さがある浅いお皿が向いています。
水飲みは給水ボトルタイプがおすすめです。留守番中でも倒す心配がありませんよ。価格は1000円程度で購入できます。
ケア用品
ケア用品として「ブラッシング用のコーム」「シャンプー」「爪とぎ・爪切り」なども用意してくだい。
被毛は毛玉が出来にくいシングルコートですが、皮膚病をケアするためにも1日1回のブラッシングと月1回程度のシャンプーをしてあげてくださいね。
コーム、シャンプー、爪切り・爪とぎはそれぞれ1500円程度で購入できますよ。
トイレ用品
猫用のトイレはシステムタイプやトレータイプなど様々な種類の商品が販売されています。
猫砂も猫によって好みが違うので、様々なものを試してみて最適なものを選んであげてくださいね。トイレは3000円程度、猫砂は一袋500円程度で販売されています。
そのほか揃えておくと便利なもの
上記以外に揃えておくと便利なものが「キャリーケース」「おもちゃ」などです。病院へ行く時などにキャリーバッグは必要です。3000~5000円ほどで販売されているので用意しておくと安心です。
飼い主さんと遊ぶことも大好きなので、ボールなどのおもちゃを用意しておくとコミュニケーションを深める道具としても使えますよ。複数揃えても5000円程度で購入できます。
バーマンの飼育はどのくらいお金がかかる?
![バーマン_2](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2016/02/shutterstock_334695203-e1483969988675.jpg)
飼育にかかる合計費用
- 約170万円
バーマンの飼育にかかる初期費用として「子猫価格」「飼育環境の整備」を合わせた23万円ほどは最低でも用意しておかなければなりません。
また、1年でかかる費用は「餌代」「医療費(ワクチン代など)」「ケア用品」を合わせて11万円程度かかります。バーマンの寿命は13年前後なので、生涯費用は166万円ほどかかると見積もっておく必要があります。
「白内障」「肥大性心筋症」「股関節形成不全」などを患いやすいといわれているので、医療費を抑えるためにもペット保険への加入も検討してあげてくださいね。
しっかりと見積もりをしてからバーマンとの生活を楽しもう!
バーマンと一緒に楽しい日々を過ごすためには、しっかりと見積もりをして費用の概算を計算しておくことが大切です。
常に最善の選択をしてあげられるように、万全の態勢を整えてからバーマンとの生活を楽しんでくださいね。