白黒の尾ひれと赤くなった頭部がキュートなラミノーズテトラ。カラシンの仲間で、水草水槽で飼育されることが多いです。
多くの熱帯魚ショップで販売されている人気熱帯魚で、安価で購入できますよ。
この記事ではラミノーズテトラの混泳や餌、寿命や成長後の大きさ、水槽の環境についてまとめました。
ラミノーズテトラは混泳できる?
ラミノーズテトラは温厚な性格をしています。そのため「グッピー」や「ネオンテトラ」「コリドラス」など、ほとんどの熱帯魚と混泳させることができますよ。
また群れて泳ぐ習性があることからラミノーズテトラ同士の群泳もおすすめです。群れで泳ぐラミノーズテトラの光景は圧巻です。
混泳の注意点
ほとんどの熱帯魚と混泳させることができますが「エンゼルフィッシュ」のような攻撃的な性格をした熱帯魚や肉食魚との混泳は避けてくださいね。
それらの熱帯魚の口に入ってしまう大きさのラミノーズテトラは食べられてしまいますよ。
ラミノーズテトラの餌は?
餌
- 人工飼料
ラミノーズテトラの口に入る大きさの「人工飼料」を与えてください。グッピーやネオンテトラと同じ餌で構いませんよ。
「冷凍赤虫」も食べることができますが、感染症の危険性があり赤虫の外皮が硬いことから消化不良を起こしてしまうことがあり、あまりおすすめできません。
ラミノーズテトラの寿命や大きさは?
寿命
- 3~4年
大きさ
- 5cm
ラミノーズテトラの寿命は3~4年です。水質が悪化してしまうと病気にかかりやすくなるため注意してあげてくださいね。
「白点病」にかかりやすく、もし感染してしまったら「薬浴」をすると良いですよ。また「鷹の爪」も白点病の治療に有効です。
ラミノーズテトラの飼育、水槽は?
水槽環境
- 水質:pH6.0~7.0
- 水温:23~28℃
ラミノーズテトラは弱酸性から中性(pH6.0~7.0)の水質を好みます。アルカリ性に水質がかたよらないように注意してくださいね。
サンゴ砂は水質をアルカリ性に傾けてしまう性質があるので、底砂に使用するのはおすすめしません。
水温は23~28℃が適温です。夏場の高水温や冬場の低水温に気をつけるために、「冷却ファン」や「ヒーター」を準備しておくと安心ですよ。
水草水槽での群泳が美しすぎる!
温厚な性格から多くの熱帯魚と混泳することができるラミノーズテトラ。餌や水質も一般的な熱帯魚と変わらないため特別に気をつけることはありません。
ただ「水質の悪化」や「ストレス」により免疫力が下がり病気にかかってしまうことがあるため、定期的に水替えやろ過フィルターのメンテナンスを行うと良いですよ。
水草水槽でラミノーズテトラはが群泳する姿はとても美しいので、ぜひ飼育してみてはいかがでしょうか。