マンダレイは、ニュージーランドで誕生した「ポイント」を持たないフルカラーのバーミーズです。
世界的にもマイナーな猫種ですが、バーミーズの人懐っこさを受け継いでおり社交的なので猫を初めて飼う人にもおすすめできる猫ですよ。
この記事ではマンダレイの販売価格や餌代など生涯にかかる費用をまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
マンダレイの販売価格は?
![素材 草原 水辺](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2017/01/shutterstock_564933787-480x321.jpg)
子猫価格
- 30万円
マンダレイの子猫価格はカラーによっても異なりますが、海外では1000ドル前後で取引されています。
日本にはマンダレイを繁殖しているブリーダーさんはおらず、ペットショップでの取扱も見かけないので、マンダレイの購入を考えているのであればニュージーランドやオーストラリアから個人輸入する必要がありますよ。
個人輸入する場合は、諸経費などを含めて20~30万円ほどを余分に見積もっておくようにしてくださいね。
マンダレイにおすすめのキャットフードや餌代は?
![エサ](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2017/03/shutterstock_105092750-e1488865600908.jpg)
マンダレイは美しい漆黒の被毛を持ち、運動神経抜群な猫です。エネルギーが必要なため高タンパク・高カロリー・高品質なフードがおすすめですよ。
種として歴史が浅いのでかかりやすい病気はまだよく分かっていませんが、「皮膚疾患」「外耳炎」「尿路結石」には気をつける必要があります。低炭水化物なフードは炭水化物の過剰な摂取を防ぎ、皮膚を良い状態に保つことができます。また余分な脂肪の摂取を防ぎ、泌尿器系の病気にかかりづらくします。
おすすめのキャットフードは?
![カナガンキャットフード](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2016/12/26204735/-e3-82-ab-e3-83-8a-e3-82-ac-e3-83-b3-e3-82-ad-e3-83-a3-e3-83-83-e3-83-88-e3-83-95-e3-83-bc-e3-83-89-300x225.jpg)
元気なマンダレイにおすすめのキャットフードはカナガンキャットフードです。
新鮮な平飼いチキンを60%以上使用していて、猫の体づくりや被毛のもととなる大事な成分である「動物性タンパク質」の含有量はキャットフードのなかでもトップクラスです。またグレインフリー(穀物不使用)で猫の苦手な炭水化物の含有を抑えています。
免疫力を高める「セレン」を豊富に含んでおり、健康維持に最適です。
免疫力UPにオススメなキャットフードとその理由はこちらの記事から確認できます。
年間及び生涯のエサ代
年間の餌代
- 約57000円
マンダレイは体重が3.5kg~6.5kgなので、カナガンキャットフードをあげると想定すると1日の給餌量は60g、1ヶ月の餌の量は1.8kgです。カナガンキャットフードは1.5kgで3960円ですので、1年間でおよそ57000円必要です。マンダレイの寿命は一般的な猫と同じ13~15年で、生涯の餌代は約85万円と見積もることができますよ。
おやつなどを与えるのであれば1年あたり5000~10000円を余分に考えておく必要がありますよ。
マンダレイ、飼育環境を整えるのにかかる費用は?
![素材](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2017/01/shutterstock_159989507-480x320.jpg)
飼育に必要なグッズ
- ケージ
- 食器類
- トイレ用品
- ケア用品
- キャットタワー
揃えておくと便利なもの
- キャリーバッグ
- おもちゃ
マンダレイの飼育にはペットフード以外にも「ケージ」「食器類」「トイレ用品」「ケア用品」などが必要になります。総額で3万円ほどなので、揃えてあげてくださいね。
ケージ
ケージは猫にとってリラックスできるスペースになるので、必ず用意してあげてくださいね。
留守番時や睡眠時、病気の時などに動き回らないようにしたい時などにも役立ちますよ。
高さがあるケージを選べばキャットタワーの代わりにもなりますし、ストレスを感じにくくなるので2~3段の高さがあるタイプがおすすめです。価格は1万円程度で購入できますよ。
食器類
食器は100円ショップの物でも問題ないですが、傷がつきにくい陶器製かステンレス製のものがおすすめです。
水入れはボウルだと倒してしまうことがあるので、ケージに取り付ける給水ボトルタイプがおすすめですよ。
トイレ用品
猫用のトイレは3000~5000円程度で様々なタイプのものが販売されていますよ。
猫砂も猫によって好みが違うので、様々なものをためして愛猫が気に入ったものを見つけてあげてくださいね。
ケア用品
ケア用品として「ブラッシング用のブラシ」「シャンプー」「爪とぎ(爪切り)」などを揃えます。
マンダレイは短毛種なので、週2~3回程度のブラッシングと月1回程度のシャンプーで十分ですよ。
コームやブラシはそれぞれ1500円程度、シャンプーも1500円ほどで購入できます。
キャットタワー
マンダレイは活発な猫なので、キャットタワーは用意してしてあげてくださいね。
一本足タイプでも問題ないですが、安定感がある二本足タイプがおすすめですよ。15000円ほどで購入できます。
揃えておくと便利なもの
その他に揃えておくと便利なものは「キャリーバッグ」「おもちゃ」です。
キャリーバッグは5000円ほどで購入できますし、旅行や病院へ行く場合などに必要になりますよ。普段から室内に置いておき、慣れさせておくと緊急時に困りません。
また、おもちゃは肥満解消の道具としても使えますし、1つ1000~2000円ほどで購入できるので複数揃えておくと便利ですよ。
マンダレイの飼育はどのくらいお金がかかる?
![お金 値段 価格](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2016/03/shutterstock_85732085-300x207.jpg)
生涯かかる合計費用
- 175万円
マンダレイの飼育にかかる初期費用は「子猫価格」「飼育環境」を合わせた33万円程度を見積もっておいてください。
また、1年でかかる費用は「餌代」「医療費(ワクチン代)」「ケア用品」「トイレ用品」を合わせて10万円程度かかります。
上で述べたように、情報が少ないためマンダレイが罹りやすい病気など不明な部分が多いですが、バーミーズのかかりやすい「尿路結石」や「皮膚疾患」「外耳炎」などには注意が必要です。万が一のことを考えてペット保険への加入も考えておくようにしてくださいね。
平均寿命は13~15年前後なので、生涯費用として173万円程度見積もっておく必要がありますよ。
事前準備を怠らないようにしよう!
![素材](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2017/01/shutterstock_241226941-480x446.jpg)
原産国であるニュージーランド以外ではあまり見かけない猫ですが、人懐こい性格で他の動物とも仲良く出来るので初めて猫を飼う方にもおすすめできる猫です。
ただ、分かっていないことも多い猫種なので、飼育を考えているのであれば事前準備をしっかりと行ってから飼育を始めることが大切ですよ。