ピグミーマーモセットはどこに住んでるの?動物園で会える?餌は?

ピグミーマーモセットはオマキザル科マーモセット属の1亜属に分類されるサルです。体長15cmほどの小さなサルで、人の指にしがみつく姿が非常にかわいらしいですよ。

この記事ではピグミーマーモセットの分布域や生息域、会える動物園、食べている餌についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

ピグミーマーモセットはどこに住んでいる?分布は?

ピグミーマーモセット1
分布域 コロンビア
ペルー
エクアドル
生息域 アマゾン川の上流域

ピグミーマーモセットは、コロンビア、ペルー、エクアドルなどの南米に生息し、アマゾン川上流域や川沿いの森林の樹上で生活しています。最近では森林の伐採等が原因で生息地がなくなり、個体数が減少しているとされています。

 

ピグミーマーモセットは動物園で会える?

ピグミーマーモセット5

ピグミーマーモセットに会える日本の動物園

  • 千葉市動物公園(千葉県)
  • 草津熱帯園(群馬県)
  • 日本平動物園(静岡県)
  • 浜松市動物園(静岡県)
  • 日本モンキーセンター(愛知県)

ピグミーマーモセットは海外でも珍しい動物ですので、日本にいる個体数も多くはありません。日本では、千葉県の「千葉市動物公園」、群馬県の「草津熱帯圏」、静岡県の「日本平動物園」や「浜松市動物園」、愛知県の「日本モンキーセンター」などで会うことができますよ。

 

ピグミーマーモセットに会える海外の動物園

海外では、アメリカの「ブロンクス動物園」やオーストラリアの「シンビオ・ワイルド・ライフパーク」などで会うことができます。

 

ピグミーマーモセットの餌は?何を食べる?

ピグミーマーモセット3
飼育下での餌 パンがゆ
野菜や果物
ペレット
野生下での餌 樹液
果物
昆虫や小動物

ピグミーマーモセットはパン・粉ミルク・卵黄・きな粉を混ぜて作る「パンがゆ」やリンゴ・ブドウ・バナナ・オレンジ・煮ニンジン・煮サツマイモなどの「野菜や果物」、「サル用ペレット」などを食べています。

野生のピグミーマーモセットは「樹液や樹脂」、「昆虫」、「果実」、カエル・トカゲなどの「小動物」を食べていますよ。樹液は前日に木に丸い傷をつけておき、そこから出てきてゲル状になったものを食べます。

餌を採る際に未来を予想して行動出来る種は、人間とピグミーマーモセットだけといわれています。

 

夫婦で仲良く子育て

ピグミーマーモセット2

ピグミーマーモセットは、一夫一妻制で小さな群れを作ります。メスは一度に2匹もしくは4匹の子どもを産みます。オスも育児に協力的で、授乳以外はオスが子どもを抱っこする「イクメン」な父サルもいますよ。