ふわふわの体と大きな丸い目が可愛いショウガラゴは、ガラゴ科に分類される小型のサルです。体長約16㎝・しっぽの長さは約23㎝で、体色は灰色ですよ。
「ブッシュベイビー」や「セネガルガラゴ」とも呼ばれ、ペットとしても人気ですね。
この記事ではショウガラゴの生息地、会える場所や餌などについてまとめました。
この記事でまとめたこと
ショウガラゴはどこに住んでいる?分布は
分布域 | アフリカ大陸中部 |
---|---|
生息域 | 森林地帯 |
草木地帯 | |
多雨林地帯 |
ショウガラゴの分布域は、アフリカ大陸中部です。セネガル・ギニア・ナイジェリア・中央アフリカ・スーダン・エチオピア・タンザニアなど広範囲に渡って分布していますよ。
「密生した森林地帯」「水辺の森林地帯」「荒れた草木地帯」「多雨林地帯」に生息しており、様々な環境に適応できることでも知られています。
完全な夜行性で、オスは単独行動・メスは子どもと生活していますよ。
ショウガラゴは動物園で会える?
国内でショウガラゴに会える動物園
- 上野動物園(東京都)
- 千葉市動物園(千葉県)
- 日本モンキーセンター(愛知県)
- 京都市動物園(京都府)
- 王子動物園(兵庫県)
日本でショウガラゴに会える動物園は「上野動物園」「千葉市動物公園」「日本モンキーセンター」「東山動植物園」「京都市動物園」「王子動物園」などです。
上野動物園では小獣館で展示されており、枝から枝に元気よく飛びまわる姿を見ることができますよ。また、「東山動植物園」では2016年に可愛い赤ちゃんが生まれています。ぜひ家族や恋人と見に行ってみてくださいね。
海外でショウガラゴに会える動物園
海外でショウガラゴを見るならヨーロッパがおすすめですよ。
ドイツの「ベルリン動物園」は首都べルリンにあるヨーロッパ最大の動物園で、1500種・18000頭の動物がいます。アクセスも抜群なので観光客にも人気ですよ。
ほかには、ドイツの「フランクフルト動物園」や、ベルギーの「アントワープ動物園」でも見ることができます。
ショウガラゴの餌は?何を食べる?
飼育下での餌 | 果物 |
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ミルワーム | |
ゆで卵 | |
バッタ | |
野生下での餌 | 果物 |
花の蜜・木の葉・種 | |
昆虫 | |
小さい鳥・鳥の卵 |
動物園では、5mm角に切ったリンゴ・バナナ・ミカンなどの「果物」・「煮たサツマイモ」・「パン」・「ハチミツ入りミルクにひたした食パン」・「ゆで卵」・「ミルワーム(昆虫の幼虫)」・「バッタ」などを与えています。
雑食性なので、野性下では様々な餌を食べますよ。「果物」・「花の蜜・木の葉・種」・「昆虫」・「小さい鳥・鳥の卵」などですね。
ちなみに、ペットで飼う場合には「モンキーフード(固形の餌)」・「ミルワーム」・「果物」・「野菜」などを与え、赤ちゃんにはミルクを与えるようにしてくださいね。
ペットとしても大人気!
ショウガラゴはペットとして飼育できることをご存知でしょうか。
販売されている個体は国内で繁殖させたものですが、赤ちゃんサルであれば30~65万円ほどで購入できますよ。
ただ、簡単に飼育できる動物ではないので、ペットとして飼育する前に最後まで面倒をみれるのかをしっかりと検討してくださいね。