飼育したいハムスターの種類や性別を決めたら、あとは元気な個体を選びたいですよね。
ペットショップにいるハムスターはストレスを抱えていることも多いので、健康チェックは必須ですよ。
この記事では、健康なハムスターの選び方についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
健康なハムスターの選び方は?

健康なハムスターのチェックポイント
- 毛並み・毛艶が良い
- お尻周りが濡れたようになってない
- 目がしっかり開いている
- 前歯が4本きれいにはえている
- しっかり歩いている
- 太りすぎていない
- やせすぎていない
- 怪我していない
- 生後何ヶ月?
- 耳がピンとしているか
- 鼻水が出ていないか
毛並み・毛艶が良い
健康状態が悪いハムスターは毛づくろいをしなくなるので、被毛に輝きはなくボサボサになっています。
「毛が薄くないか」「脱毛してないか」と併せてチェックするようにしてください。
お尻周りが濡れたようになっていない
お尻が汚れていると下痢(ウェットテイル)をしている可能性があります。
細菌性の下痢だとケージ内の他のハムスターも感染している可能性があるので、他のケージのハムスターを見せてもらってくださいね。
目がしっかり開いている
ハムスターは、体調の悪さが目に出ることがあります。
「目ヤニがないこと」「目の周りが汚れていない(涙が出ていない)」かを必ずチェックしてください。
目の周りの毛が汚れで固まっていると、慢性的な目の病気を抱えている可能性がありますよ。
前歯が4本きれいにはえている
ハムスターの歯は、上下4本の前歯だけが一生伸び続けます。
4本の前歯が同じようにすり減っているか、欠けていないかをチェックしてください。
自分で見るのが難しい場合は、お店の方に頼んで確認してもらうのもおすすめです。
しっかり歩いている
健康状態が良いハムスターは、ケージの中を元気一杯に動き回っています。
歩き方に異常が見られる場合は、骨折している可能性がありますよ。
太りすぎていない
お腹がポッコリ出ていないか、手足の皮膚がたるんでいないかをチェックします。
肥満の原因はストレスが多いので「お店の飼育環境が悪い」、もしくは「ストレスを感じやすい」個体の可能性がありますよ。
やせすぎていない
他のハムスターと比較して、やせていないかをチェックします。
飼育下のハムスターが痩せている場合は、病弱だったり臆病な個体の可能性がありますよ。
怪我していない
毛並みや毛艶を見るときに、一緒にケガの有無もチェックします。
ケンカでの傷や爪の伸びすぎによる引っかき傷などが見られる場合は、適切な飼育がされていない可能性がありますよ。
生後何ヶ月?
ハムスターの体調は、生後1ヵ月半~2ヵ月で安定します。
生後1ヵ月未満だと購入後に体調を崩しやすく、また早い段階で親から離されたストレスから問題行動を起こすこともありますよ。
耳がピンとしているか
耳がピンと立っているかも忘れずにチェックしてください。
ハムスターは音から情報を得ているので、健康であれば常に耳がピンと立っていますよ。
「ペタンと倒れている」「くしゃくしゃになっている」場合は、病気を患っている可能性があります。
鼻水が出ていないか
鼻水が出ていないかも、チェックします。
鼻水が出ている場合は、「風邪」や「鼻炎」の可能性がありますよ。
夕方にチェックするのがポイント
ハムスターは夜行性なので、昼間は寝ていることが多いです。
ペットショップに行く時は夕方以降の時間帯を選び、元気に動き回っているかを確認してくださいね。
しっかりと世話をしているお店から購入しよう!
ペットショップでどのような飼育をされていたかによって、新しい飼い主さんへのなつき具合は変わります。
しっかりと世話をされているハムスターは人間に慣れているので、ケージの中にそっと手を入れれば近寄ってきてくれる場合が多いですよ。
ハムスターを始めて飼う場合は、丁寧なお世話している店舗から購入することをおすすめします。