ペットは大切な家族です。ペットを人間と同じように扱う飼い主さんやサービスが増えています。
医療の発達を受け、動物もひと昔前より寿命が延びています。長生きだからこその病気もあり、人間のように保険で医療費を補償するペット保険が普及していますよ。
ペット保険は人間の保険と違う点もあるので、加入する前に注意深く内容をしっかりと理解しておく必要があります。
この記事では、ペット保険の加入条件や入るまでの流れについてまとめました。
この記事でまとめたこと
どんな種類のペットが保険に加入できるの?
保険に加入できるペットの種類
- 犬
- 猫
- 鳥
- うさぎ
- フェレット
- カメ
- イグアナ
- ハムスター
保険会社によって加入できる動物は異なりますが、大半の保険会社は犬や猫のみ加入可能です。
ただ、「犬」や「猫」以外にも「鳥」「うさぎ」「フェレット」「カメ」「イグアナ」「ハムスター」も加入できるような保険会社もありますよ。
「日本アニマル倶楽部株式会社」や「ペットライフジャパン」は、犬猫以外も大丈夫なので確認してみてくださいね。
一方、「日本ペット共済」が扱う種類は「小型犬」と「猫」になっているので注意が必要です。
ペット保険の加入年齢と更新年齢は?
ペット保険の加入年齢
- 0歳から
ペット保険の更新年齢
- 通常は1年ごと
ペット保険は0歳から新規加入が可能ですが、通常は8~10歳以下でないと加入できません。保険会社ごとに上限があり、7~16歳までとそれぞれ異なりますよ。
ほとんどの商品契約期間が1年間になっているので、更新のお知らせが届くか、自動更新される保険会社もありますよ。
継続可能な年齢は「終身」としている会社がほとんどですが、中には「満20歳まで」とするところもあるので、しっかりと確認しておくといいですね。
ちなみに、「ペッツベスト少額短期保険株式会社」では、新規加入可能年齢・継続可能年齢共に「16歳11か月まで」となっていますよ。
正確な生年月日がわからくてもペット保険に入れる?
条件さえ満たしていれば、年齢や病歴が分からなくてもペット保険に加入できますよ。
ただ、ペット保険加入時には「告知義務」が生じるので、動物病院で診断を受けてペットの基本的な情報を把握しておく必要があります。
そのあとで、その結果を記入した告知書と健康診断の診断書を保険会社に送付すれば大丈夫ですよ。
ペット保険は病気があると加入できない?
加入は出来ますが、ペット保険に加入する前に発症している病気やケガについては補償されないケースが多いです。
保険会社によって差はありますが、「既往歴(過去に罹ったことのある病気やケガ)」や「現病歴(現在患っている病気やケガ)」がある場合は、加入前に保険会社へ告知しておく必要があるので注意してくださいね。
告知を怠り告知義務違反と判断されれば、保険金は支払われませんし契約を解除されることもありますよ。
ペット保険に入ると、どこの病院でも対象になる?
ペット保険に入っていれば、全国どこの動物病院でも保険がききます。
特に「どうぶつ健保」の表示がある病院は、窓口で保険証を提示するだけで保険金を請求できるので便利ですよ。
それ以外の病院では、一旦飼い主さんが全額負担し自発的に保険金を請求することで後日補償額分が戻ってくるというシステムなので注意してくださいね。
ペット保険に加入するまでの流れは?
無料資料請求をして、補償内容・保険料・サービスなどを比較して、我が家のペットに望ましい保険会社を慎重に選んでください。
保険会社が決まったら、加入を希望する保険会社の申し込み方法に従って書面またはインターネットで申し込みを行います。郵便の場合は、申込書と告知書を記入して書類を揃えてから保険会社に送付してください。
その後、加入審査を通過すれば、保険料の支払いがスタートしますよ。契約が完了し、保険証が送付されたら補償期間開始となります。
書面で申し込んだ場合の補償期間開始は保険会社によって異なりますが、インターネットだと最短で翌日から補償開始になるので便利ですよ。
ペット保険に加入前に健康診断や予防接種は必要?
ペット保険に加入する前の健康診断や予防接種は、基本的に必要ありません。
ただ、予防接種をしていなかったために発症してしまった病気に関しては補償されない場合があるので注意してくださいね。
他社と比べながら最適な保険選びを!
保険会社によっては、加入条件や保険内容が異なる場合も少なくないです。
ペットにとって何が必要なのか不要なのか、飼い主さんにとっての負担の大きさなどを踏まえ、他の保険会社とも見比べながら慎重に検討することをおすすめします。愛するペットに最適なペット保険を選ぶようにしてくださいね。