フェレットを家族に迎え入れたばかりの頃は、フェレットの警戒心も強いので一緒に遊ぶことは難しいです。
ただ、最初の接し方さえ間違えなければなついてくれますし、仲良くすることも出来ますよ。
この記事ではフェレットと仲良くする方法についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
なつきやすいフェレットの種類がある?
様々な品種がいるフェレットですが、特定の種類やカラーがなつきやすいといったことはありません。
時間をかけてじっくりとコミュニケーションをとれば種類に関わらずなついてくれますし、自発的に寄ってきたりもしますよ。
マーシャルフェレット・マウンテンビューフェレット
マーシャルフェレットとマウンテンビューフェレットは、他の種と比べると細身で噛み癖が少ない大人しい子が多いです。
フェレットを始めて飼育する人におすすめの品種ですよ。
パスバレーフェレット
パスバレーフェレットはカラーバリエーションが豊富で、がっちりとした体つきをしています。
日本でも多く見られる種類で、まん丸とした体形がとても可愛らしいですよ。
ルビーフェレット
ルビーフェレットは、赤ちゃんの時からまん丸でしっかりとした体つきをしています。日本では数少ない種類ですよ。
カナディアンフェレット
カナディアンフェレットは骨格がしっかりとした種類で、体が大きく成長する子が多いです。
この品種もカラーバリエーションが豊富に存在しますよ。
ニュージーランドフェレット
ニュージーランドフェレットは、顔が丸くパンダのような模様をしているのが特徴的です。
カナディアンフェレットと同様に大きめに成長しますよ。
アンゴラフェレット
アンゴラフェレットは他の種より毛が長いのが特徴で、カラーバリエーションも豊富です。
わんぱくな性格をしており噛み癖がある子も多いので、初心者の人にはしつけにくい品種といえます。
フェレットの種類についてもっと詳しく知りたい方はこちらですよ。
フェレットがなつくまでの時間は?
なつくまでの時間
- 2ヶ月前後~
フェレットがなつくまでの期間には、個体差があります。
慣れやすい個体だと数日でなついてくれる場合もありますが、早くても2ヶ月はかかると考えておいたほうがいいですよ。
すぐになついたりする事は滅多にないので、ゆっくりと時間をかけて慣れさせるようにしてくださいね。
フェレットがなつくための方法は?
なつかせるための方法
- 最初は、あまりかまわない
- 触る前に名前を呼ぶ
- 触る時にオドオドしない
- フェレットと遊ぶ
最初は、あまりかまわない
フェレットを飼い始めたらすぐにかまってあげたくなりますが、フェレットは始めての場所に不安や緊張を感じ警戒をしています。
迎え入れてからの数日間は、あまりかまわずに優しく見守ってあげる事が大切ですよ。この時期に無理やり捕まえて抱っこしたりすると、フェレットは人に対して不信感を持ってしまうので気をつけてください。
触る前に名前を呼ぶ
フェレットは、自分の名前を理解することができます。
触る前や餌を与える前・遊ぶ時などに名前を呼びかけるようにすると、なついてもらうまでの時間を短縮することができますよ。
また、フェレットはあまり視力が良くないので、いきなり触るとビックリさせてしまいます。触る前に名前を呼んであげることで、フェレットは心の準備をすることもできます。
触る時にはオドオドしない
フェレットを触る時には、ビクビクしながら触らないようにしてください。
フェレットは肉食動物なので相手が脅えていることを理解し、噛みついてきますよ。堂々と接するようにしてくださいね。
フェレットと遊ぶ
1日1時間ほどは遊ぶ時間を確保して、しっかりとコミュニケーションをとる事も大切です。
ボール遊びや、買い物袋などの音が出るものを使う遊びがおすすめですよ。
触れあう時間が多いほどフェレットはなつき、飼い主さんの元に寄ってきてくれるようになります。
フェレットを抱くときの注意点
抱くときの注意点
- しっぽや前足・後足を掴まない
フェレットを抱っこする時は、しっぽ・前脚・後脚を掴んで持ち上げる事は絶対にしないで下さい。骨折や脱臼の原因になります。
両脇に手を入れて胴体を包み込むように持ち上げ、片方の手でフェレットの首から背中部分を、もう片方の手で後脚からしっぽを下から支えるように抱っこしてください。
抱っこする場合は、体と密着させて胸の近くで抱えることも大切なポイントですよ。
最初の接し方が大切!
フェレットは、最初の触れ合い方さえ間違えなければ人懐っこく、様々なコミュニケーションが取れる動物です。
家族として迎え入れたらすぐにでも触れ合いたくなりますが、その気持ちをグッと抑えてそっとしておいてあげることが大切ですよ。
お互いが楽しい生活を送れるように、フェレットの気持ちになって接してみてくださいね。