アマガエルの飼育方法まとめ。特徴や餌は?

子供のころ、水場のある草むらでオタマジャクシやアマガエルを見つけて遊んだ経験はありませんか。カエル好きにはたまらなくキュートなアマガエルは、ペットとして飼育できますよ。

この記事では、アマガエルの特徴や餌、飼育方法をまとめました。

 
 

 

アマガエルの特徴は?

アマガエル 
アマガエルは沖縄を除く日本全土に広く分布しており、都市部でも目にすることができます。

体長は2~4.5cm程に成長し、メスの方が大きくなります。鳴くのはオスだけといわれていますが、鳴き方にも個体差があります。アマガエルの寿命は5~10年とされ、飼い方次第で長生きしますよ。

湿った木の上で生活していますが、普段は日光浴もします。環境によって体の色を変化させるのも特徴です。

 

アマガエル、飼育に必要なものは?

水槽やフタつきの透明なプラスチックケースで飼育できます。

フタは通気性が良く、固定できるものを使い、脱走しないように注意が必要です。水槽の下には腐葉土(ふようど)を敷きます。

高さがあるケースを使用すると、カエルもイキイキするのでオススメですよ。水場は泳ぐためではなく水浴び程度なので、トレーやタッパといった浅めのものを使用します。ケージ内の環境を保つため、温湿度計があると便利ですよ。

 

アマガエルの温度管理は?

温度計
通常温度は22~27度くらいを保つようにします。

湿度管理も大切で、水場以外にも観葉植物などを入れて乾燥度合を観察します。湿度は70~85%を目安にしてください。

体が適度に湿っていた方が良いので、霧吹きで水をかけてあげると喜びます。観葉植物があると、カエルも身を隠したりできるので落ち着くようですよ。

 

アマガエルの餌は?

アマガエル 手
小さな昆虫の生餌を捕食するので、動かないものには興味を示しません。

飼育する場合はペットショップなどで売られているコオロギやハエなどを与えます。釣具店でイトミミズやミルウォームも購入できますので、1種類の餌に偏らないように与えて下さい。

アマガエルは1日1匹を目安に与えると良いですよ。生餌が無い場合は、保存用の餌をピンセットなどで動かしながら与えると食べてくれますよ。

 

飼育上で注意することは?

複数匹で飼育できますが、共食いを避けるためにも、同じ種類で大きさが変わらない個体を一緒にしてください。

夏は暑さに注意し、直射日光などが入らない工夫や、水槽の水替えもこまめにすることをオススメします。冬の室内は乾燥しやすいので、湿度に気をつけてあげてください。

捕食されたときに体を守るため、毒を分泌しています。手で触れても問題ありませんが、触れたあとは手洗いを習慣化しておいた方が安心ですよ。

 

自分に合ったカエルを選ぼう!

ニホンアマガエル
みためが可愛らしいカエルは、女性の間でも人気が高まっています。

カエルといっても種類が豊富で、いろんな個性を持っています。アマガエルは手軽に飼えるペットとして知られていますが、他にもイエアメガエルやツノガエル、水中で生活するヒメツメガエルも人気がありますよ。自分にあったカエルを探してみてくださいね。