アメリカ生まれのプレミアムペットフードブランド「アーテミス」のラインナップの一つ、フレッシュミックス フィーラインはヒューマングレードの食材のみを使用した自然派のキャットフードです。
ねこちゃんにとって必要な栄養素を余すことなく網羅しており、栄養素の吸収効率を上げる独自の製法で有害な物質は使用していません。
この記事ではアーテミスの「フレッシュミックス フィーライン」キャットフードを、含まれる原材料や成分から徹底評価。飼い主さんからの口コミ評判も合わせて紹介しています。
目次
全100種類のキャットフードをいくつかの基準をもとに徹底調査、検証!
愛猫にあったキャットフードの選び方、探し方を以下の記事でご紹介しています!
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おすすめ15選を徹底分析

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フレッシュミックス フィーラインの基本情報は?

商品名 | アーテミス フレッシュミックス フィーライン |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 2,310円(税込) |
内容量 | 1kg |
カロリー | 392.2kcal/100g |
賞味期限 | 輸入後半年~1年 開封後1ヶ月 |
生産国 | アメリカ |
販売元 | 株式会社ケイエムテイ |
対応年齢 | 全年齢 |
メイン食材 | フレッシュチキン |
穀物 | 大麦、米糠、大麦エキス |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 直径1cm |
「フレッシュミックス フィーライン」は、アメリカ生まれの自然派フードメーカーとして知られているアーテミスのラインナップの一つで、ヒューマングレードの新鮮食材だけを使用しているキャットフードです。
幼猫~成猫、妊娠期・授乳期と幅広い年齢のねこちゃんに対応しており、チキンやフィッシュが好きな愛猫にぴったり。
キャットフードには原材料の品質、原材料の安全性などを重視したい飼い主さんにも適したフードです。
フレッシュミックス フィーラインの評判は?Amazonの口コミをチェック

よく食べます!
グルテンフリーのは食べなかったりしましたが、こちらはすぐ食べてくれました。
安心のキャットフード
ヒューマングレードの素材を使用していて安心なキャットフードのひとつです。「~ミール」の使用が全くない上、私がかじって少し食べてみても「おいしい」と感じられるものです。
今、一歳メスのうちの子の基本ローテーションの一つです。ちょっとでも、口に合わないとペッと吐き出すので、これは大好きなんだな~と分かる位、食いつき好し!
これとこのラインのサーモンとガルバンゾー、アカナのニシンベースの物をローテしてます。
食いつき良いです
我が家の少食にゃんこが割と食べてくれます(^^)
あまり餌の匂いも臭くなく、餌をあげる時に人間が気持ち悪くならずに済むので気に入ってますw
フレッシュミックス フィーラインを高評価している口コミをいくつか引用してみましたが、全体的に「食いつきが良い」という意見が目立ちました。
ちょっとでも気に入らないと吐き出してしまうような子でも食べてくれているようで、ヒューマングレードの食材や添加物を使わないレシピだからこそ食いつきが良いのかも。
ネガティブな口コミは…
好みではないようです
500gのものをなんの問題もなく完食したので、イケると思い1kgを買いましたが、大袋にした途端1日のご飯の半分しか食べなくなりました。
体調が悪くなったり・お腹が緩くなったり…ということは全くなかったので、ただ単に好みではなかったみたいです。
おんなじカリカリだとすぐ飽きるので、ローテーションに追加しようと思っていましたが、猫さまが好みのものではないものをあげることはできないので他探します…フードとしてはとても良いものだと思います!
ネガティブな口コミには「完食してくれてたけど、途端に半分も残すようになった」とありました。
食いつきが良いと好評なフレッシュミックス フィーラインですが、もちろんねこちゃんによっては好みではない場合も考えられます。
いくら高級でも食べてくれないことがあるため愛猫に合ったものを見つけるのは難しいですが、ネガティブな口コミを含め参考にしてみてください。
フレッシュミックス フィーラインの特徴とこだわり
こだわりポイント
- ヒューマングレードの食材使用
- 複数の動物性タンパク質を配合
- ねこちゃんにとって必要な栄養素を網羅
- 栄養成分の吸収効率をあげる独自の製法
フレッシュミックス フィーラインで使われている肉や野菜は、どれも私たち人間が食べられる品質「ヒューマングレード」の食材を使用しています。
原材料についてHPや商品パッケージどちらも詳細に記載されているため、何が使われているかしっかり確認できます。
幼猫〜成猫、妊娠期・授乳期にも対応しているため、子猫のうちから与えることを考えると、ヒューマングレードなことは安心できるポイントになりますね。
動物性タンパク質源にはチキンとフィッシュを採用。複数のタンパク質源を配合することでそれぞれの配合量が少なくなり、アレルギー症状を引き起こす可能性を軽減しています。
栄養成分の吸収効率をあげるアーテミス独自の製法で作られており、十分な栄養が必要が子猫から妊娠期・授乳期のねこちゃんにしっかり栄養が届けてくれるレシピに仕上がっています。
価格が500g1,430円と少し高めなのがネックですが、原材料の品質や栄養面など評価できます。
フレッシュミックス フィーラインの詳しい原材料と成分一覧は?

アーテミス『フレッシュミックス』の原材料
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
主原料 | フレッシュチキン |
---|---|
その他原材料 | ドライチキン・えんどう豆・大麦・米糠・鶏脂肪(混合トコフェロールによる保存処理済)・チキンスープ(天然風味料)・ドライ魚肉・フラックスシード・硫酸水素ナトリウム・塩化コリン・タウリン・乾燥チコリ根・ケルプ・人参・リンゴ・トマト・ブルーベリー・ほうれん草・クランベリー・ローズマリーエキス・パセリフレーク・グリーンティエキス・大麦エキス・L‐カルニチン・ラクトバチルスアシドフィルス・ビフィドバクテリウム アニマリス・ラクトバチルスロイテリ・キレート亜鉛・ビタミンE・ナイアシン・キレートマンガン・キレート銅・硫酸亜鉛・硫酸マンガン・硫酸銅・チアミン硝酸塩・ビタミンA・ビオチン・ヨウ化カリウム・パントテン酸カルシウム・リボフラビン・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・ビタミンB12・酸化マンガン・亜セレン酸塩ナトリウム・ビタミンD・葉酸 |
アーテミス『フレッシュミックス』の成分分析値
成分名 | 成分含有率 |
---|---|
粗蛋白質 | 30.0%以上 |
粗脂肪 | 20.0%以上 |
粗繊維 | 3.0%以下 |
粗灰分 | 6.1%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
オメガ6脂肪酸 | 3.4%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 0.6%以上 |
カルシウム | 1.00% |
リン | 0.90% |
ナトリウム | 0.37% |
マグネシウム | 0.09% |
pH | 6.1〜6.4 |
上記がフレッシュミックス フィーラインの原材料と栄養成分です。
フレッシュミックス フィーラインは豊富な原材料を使用しており、それらを詳細に記載しています。チキンやフィッシュ、人参にリンゴ、トマトなど、動物性タンパク質源から野菜類まで配合し、栄養バランスの良いレシピに仕上がっています。
ねこちゃんにとって必要のない合成添加物などは使用せず、私たち人間が食べられる品質の食材のみで構成されているのがポイントです。
十分な栄養が必要な子猫から妊娠期・授乳期の母猫にも対応しており、タンパク質は30%以上、脂質は20%以上となっています。体重を考慮して食事管理が必要な愛猫には、やや向いていない印象です。
フレッシュミックス フィーラインの評価の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「フレッシュチキン」「ドライ魚肉」を使用しています。
チキンは動物性タンパク質を多く含み、嗜好性が高いのが特徴。リンやセレンなど、免疫力をサポートする栄養素が含まれているのもポイントです。
免疫力UPにオススメなキャットフードとその理由はこちらの記事から確認できます。
その他原料の評価
粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「大麦」「米糠(こめぬか)」を使用しています。
大麦・米糠は穀類ですが、小麦やとうもろこしに比べ消化しやすく、猫にとって害のある成分は含まれていません。食物繊維やビタミン・ミネラルなどを豊富に含む栄養源です。
ただ、やはり穀類であるため、アレルギー持ちのねこちゃんにはおすすめできません。
アーテミス『フレッシュミックス』に使用されているすべての原材料と成分表は「アーテミス『フレッシュミックス』の詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
また、原材料の「ローズマリーエキス」にも抗酸化作用があるため、天然の酸化防止剤にもなります。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子猫:30.0%以上
- 成猫:26.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合、「30.0%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子猫:9.0%以上
- 成猫:9.0%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合「20.0%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしています。
フレッシュミックス フィーラインの賞味期限は?

賞味期限
- 輸入後6ヶ月~1年
- 開封後1ヶ月
キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
フレッシュミックス フィーラインの保管方法は?
キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
フレッシュミックス フィーラインの体重ごとの目安給餌量は?

離乳期~4ヶ月の場合
体重 | 目安給餌量 |
---|---|
~1kg | ~54g |
1~2kg | 54~90g |
2~3kg | 90~122g |
3~4kg | 122~152g |
4~5kg | 152~179g |
6~7kg | 179〜205g |
成猫の場合
体重 | 目安給餌量 |
---|---|
2~3kg | 57〜71g |
3~4kg | 71〜84g |
4~5kg | 84〜96g |
5~6kg | 96〜108g |
6~7kg | 108〜119g |
7~8kg | 119〜130g |
目安給餌量は公式サイトのフレッシュミックス フィーラインの商品ページから引用しています。
キャットフードの目安給餌量は、あくまで目安のためライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
フレッシュミックス フィーラインはどんな猫・飼い主さんにおすすめ?
チキンや魚肉から良質な動物性タンパク質を摂取でき、フルーツや野菜が多く使用されていることから栄養バランスも良い、おすすめのキャットフードです。
「粗脂肪分」が多めなので与えすぎには要注意。少量でも十分栄養素を補えるほど高タンパク・高脂肪なフードとなっています。
そんなフレッシュミックス フィーラインは、
✓十分な栄養が必要な成長期や妊娠中の愛猫に
✓チキンやフィッシュが大好きな愛猫に
✓品質や原材料にこだわってフードを選びたい飼い主さん
上記のようなねこちゃん、飼い主さんにおすすめです。愛猫の食いつきが良ければ、主食として与え続けて問題ない良いキャットフードだといえます。
他のおすすめキャットフードはこちらの記事でまとめていますので、合わせて確認してみてくださいね。