有名?珍しい?ハムスター24種類の特徴や飼育方法まとめ

小さくて愛嬌のあるハムスターはペットとして人気があります。その種類は24種といわれていますが、品種改良やそれぞれのカラーバリエーション、呼び方の違いなどを含めると本当に多種多様です。

この記事では、ペットとして有名な種類から珍しい種類まで、ハムスターの種類ごとの特徴をまとめました。

ペットとしてよく飼われているハムスター4選

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ハムスターは種類によって、見た目や大きさ以外でも性格や飼いやすさなどの特性が違ってきます。それぞれの種類について、主な特徴をご紹介します。

ゴールデンハムスター

ゴールデンハムスターの画像
ゴールデンハムスターは、ハムスターの中でも最もポピュラーな種類です。大きさは、体長15~20㎝、体重100~200gほどです。

原産は中東のシリア、レバノン、イスラエル、パレスチナなどで、シリアンハムスターとも呼ばれます。温和で、よく懐き、噛むことが少ない性格も人気の理由です。

初心者でも飼育しやすいですが、縄張り意識が強く単独飼育でなければなりません。多頭飼いの場合はケージを分けるようにしてくださいね。

ジャンガリアンハムスター

ジャンガリアンハムスターの画像
ハムスターの中でも小型なため、ドワーフハムスターとも呼ばれます。体長6~12㎝、体重30~45g程の大きさです。

原産国はカザフスタンから中国北部、シベリア周辺です。一般的な毛色は淡い茶褐色で、背中に黒い線が入ります。冬になると毛色が白に変化します。

改良品種として白っぽいカラーや、グレー系、ベージュ系など多くのカラーがあります。性格は賢く人懐っこいのでとても飼いやすい、人気のある種類です。

キンクマハムスター

キンクマハムスターの画像
ゴールデンハムスターの改良種であるカラーハムスターのアプリコットを指して、キンクマハムスターと呼びます。大きさは体長15~20㎝、体重85~150gほどです。

他のカラーハムスター同様、改良品種のため原産国はありません。

毛色はふわっとしたアプリコットで耳は黒です。穏やかで飼いやすい性格と、キレイな毛色で人気の高いハムスターです。

ロボロフスキーハムスター

ロボロフスキーハムスターの画像
ロボロフスキーハムスターは、ハムスターの中で最も小さい種類です。体長は7~10㎝、体重は15~30gと本当に小さくて、ちょこちょこ動く姿がかわいいです。

原産はカザフスタン、モンゴル、ロシアです。ペットとしても人気ですが、臆病であまり懐きやすいとは言えません。

他のハムスターに比べて縄張り意識が低いため、ロボロフスキーハムスター同士であれば同じケージで多頭飼育することもできます。

珍しい?飼育できる?ハムスター20選

ハムスターの画像

アルメニアンハムスター

アルメニアンハムスターは、体長10~12㎝、体重40~54gほどの大きさです。チャイニーズハムスターよりも少し大きめです。毛色は背側がグレーで腹側が白、ハイイロハムスターとも呼ばれます。

ヨーロッパ南部から中東、モンゴルや中国まで、幅広い地域に生息しています。

研究室の実験用に飼育されていますが、ペットとしてはあまり多く普及していません。臆病で神経質な性格なので、飼育する場合は徐々に慣らしていく必要があります。

カラーハムスター

カラーハムスターは、人気の高いゴールデンハムスターを品種改良して毛の長さや色にバリエーションを出した品種のことです。

大きさは、体長15~20㎝、体重100g程度。改良品種のため、野生には生息していません。

カラーはアプリコットをはじめホワイトやグレー、ブラック、チョコレートなどさまざまで、模様の入り方や組み合わせ、毛の長さも含めて多様です。

性格はゴールデンハムスターと同じく温厚で、飼育しやすいハムスターになります。

カンガルーハムスター

カンガルーハムスターの体長は14~17㎝で、尾の長さが半分ほどを占めています。体重は15~30gほどでハムスターの中でも小さい部類に入ります。

イランの砂漠地帯原産で、水はあまり飲みません。

臆病な性格でハムスターの中でも特殊な野生環境に生息していることから、飼育する場合は飼い方をしっかり確認しておいてくださいね。

キャンベルハムスター

キャンベルハムスターは、体長7~13㎝、体重30~40g程度と小型サイズです。ジャンガリアンハムスターによく似ていますが、キャンベルハムスターの方が少し大きいです。

中央アジアから北アジアの草原地帯や半砂漠地帯に生息しています。目の色や毛色などカラーバリエーションが豊富なことでも知られています。

性格は気が強く、活発に動き回ります。慣れないうちや怖がらせると噛むことがありますが、慣れるとよく懐きます。

クリーミーラインジャンガリアン

クリーミーラインジャンガリアンは、ジャンガリアンハムスターの改良品種です。

白っぽいクリーミーカラーに薄茶のラインが背中に入るため、クリーミーラインジャンガリアンと呼ばれています。体長は6~12㎝、体重は30~45g程度です。

基本的にはおとなしい性格の個体が多く、初心者でも飼いやすいといわれています。小さな体と、淡い毛色で人気があります。

クロハラハムスター

クロハラハムスターは、ハムスターの中でもかなり大きいです。体長は20~34㎝、体重は250~600gもあります。その分、通常のハムスターに比べて寿命も長く、8年程生きるといわれています。

原産はベルギーやルーマニア南部で、ヨーロッパハムスターとも呼ばれます。名前の通りお腹の毛が黒いのが特徴です。

通常のハムスターケージでは飼育できないので、ウサギやモルモット用のケージが必要になります。

性格は野性的な面があるので、じっくり慣らしていくことが必要です。日本ではまだ珍しい品種です。

サファイアブルーハムスター

サファイアブルーハムスターは、ジャンガリアンハムスターの改良品種のため、原産国はありません。大きさは小型で、体長6~12㎝、体重30~45g程です。

サファイアブルーという名前のとおり、ブルーがかったグレーの毛色をしています。色の濃淡は個体によって様々です。

臆病で繊細ですが、慣れるとよく懐いてかわいいハムスターです。

シルバーパールジャンガリアン

ジャンガリアンハムスターの改良品種の一つです。大きさはジャンガリアンと同じく体長6~12㎝、体重30~45gほどです。

淡いシルバーの美しい毛が特徴で、クリームサファイア、シルバーバイオレットなどとも呼ばれるカラーです。

改良種のため原産国はありません。おとなしく、懐きやすい性格です。

スナネズミ

スナネズミはハムスターではないものの、ペットとしてハムスターと同じように飼われています。大きさは体長9.5~18㎝、尾の長さが10~19㎝、体重50~60gです。

スナネズミという名の通り中国からモンゴル、ロシアにかけての砂地の地域が原産です。この辺りは天敵が少ないため、ハムスターと違って昼行性です。

長年研究用として品種改良が盛んに行われたため、毛色のバリエーションも豊富です。ペットとしても長く定着しており、穏やかで飼育しやすいネズミです。

ダルメシアンハムスター

ダルメシアンハムスターは、ゴールデンハムスターの改良種です。

体長15~20㎝、体重85~150gほどの大きさで、ダルメシアンのように白地に黒やグレーのぶち模様が入っています。

ゴールデンハムスターと同じく、温和で懐きやすい性格をしており、珍しい毛色も相まって人気があります。

チャイニーズハムスター

チャイニーズハムスターは、小型でジャンガリアンと同じようにドワーフハムスターとも呼ばれています。

南シベリアから中国北東部、朝鮮半島にかけてが原産です。小さな体におとなしい性格で、あまり噛むこともなく人によく慣れます。

ただし、ハムスターの中でも特に動きが素早いため、脱走には注意が必要です。ノーマル、シルバー、ホワイトなどのカラーバリエーションがあり、見た目はネズミに似ています。

トリコロールハムスター

トリコロールハムスターは、ゴールデンハムスターの改良品種のひとつで、体長15~20㎝、体重85~150gほどの大きさです。

毛色は基本的には黒、白、茶の3色で、三毛猫と同じようにほとんどがメスになります。キャリコと呼ばれる長毛種もいます。

ゴールデンハムスターと同じく、人懐こくおっとりした性格です。珍しいカラーなので、人気があります。

トリトンハムスター

トリトンハムスターは、キヌゲネズミとも呼ばれる珍しい種類のハムスターです。大きさは体長18~35㎝、体重170~195g程と少し大きめになります。

中国の甘粛省、江蘇省から北東部、朝鮮、ウスリー川上流域に生息しています。

実験動物として研究室で飼育されていましたが、人懐っこい性格からペットとしてもとても飼いやすいと言われています。

ニュートンハムスター

ニュートンハムスターは、ゴールデンハムスターの仲間です。体高14~18㎝、体重80~150gほどで、大きさ見た目ともによく似ています。

違いは額から背中にかけての黒いラインが入っていることです。

原産はブルガリアやルーマニアですが、現地の生息環境が減ったため個体数も減少してしまい、現在は絶滅危惧種に指定されているとても珍しい種類です。

絶滅危惧種なので、もちろん飼育することはできません。

パールドワーフハムスター

パールドワーフハムスターは、ジャンガリアンハムスターの改良品種の一種でスノーホワイトと呼ばれるカラーです。

大きさは体長6~12㎝、体重30~45gと小型でとてもかわいらしいです。

美しい真っ白な毛が特徴で、ジャンガリアンのような背中のラインはありません。他のドワーフハムスターと同じくおとなしい性格をしています。

パンダハムスター

パンダハムスターは、品種改良により生まれた白黒の毛色のハムスターです。

ベースになったハムスターによって大きさは異なり、体長はゴールデンなら15~20㎝、ジャンガリアンやキャンベルなら6~12㎝程度、体重はゴールデンなら85~150g、ジャンガリアンやキャンベルなら30~45g程度になります。

色が違うだけで、性格や飼いやすさも元になったハムスターとほとんど変わりません。

プディングジャンガリアン

プディングジャンガリアンも、ジャンガリアンハムスターの改良種の一種です。改良品種のため原産国はありません。体長6~12㎝、体重30~45g程の小型サイズでかわいいハムスターです。

プディングのカラーはイエロー系の淡い薄茶色です。ドワーフハムスターらしいおとなしい性格で、飼育しやすいと言えます。

ふわふわした淡い色の毛は人気カラーのひとつです。

ブラックハムスター

真っ黒の毛がおしゃれなブラックハムスターも改良品種です。

ゴールデン、キャンベル、ジャンガリアンにそれぞれ改良品種としてブラックハムスターがいますが、ジャンガリアンでは特にブラックジャンガリアンと呼ばれることもあります。

大きさは種類によって違っていて、体長はゴールデンなら20㎝、キャンベルやジャンガリアンなら6~12㎝、体重はゴールデンなら85~150g、キャンベルやジャンガリアンなら30~45g程度となります。

性格や飼いやすさもそれぞれの種類に準じています。

ブラントハムスター

ブラントハムスターの大きさは体長15~18㎝、体重130~210gと、ゴールデンハムスターより少し大きい程度です。

見た目はとても似ていますが、ゴールデンと違ってペットとしてはあまり馴染みのない珍しいハムスターと言えます。

西アジア原産で、トルコの乾燥地域に生息しています。性格は人に慣れにくく、初心者が飼うには少し難しいかもしれませんね。実験動物として飼育されることもあります。

ヨーロッパハムスター

ヨーロッパハムスターはクロハラハムスターの別名です。大型のハムスターで野性味があり、少し凶暴なところがありますが、立ち上がって食事をする様子はかわいいです。

自分好みのハムスターを!!

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ハムスターには本当に多くの種類がいます。ペットとしての人気から、野生種だけでなくカラーの品種改良によって新しい種類もたくさん生まれています。

お気に入りのハムスターを探すのも楽しみのひとつです。ぜひ、自分好みのハムスターを見つけて、飼ってみてくださいね。