レッドチェリーシュリンプの飼い方まとめ。飼育に必要な道具、餌は?混泳は大丈夫?

レッドチェリーシュリンプはエビの一種で、小さくてかわいいことから女性にも人気があります。アクアリウム初心者でも飼育が簡単で、繁殖させる楽しみもありますよ。今回の記事では、レッドチェリーシュリンプの飼育に必要な道具や餌、飼育方法、混泳の注意点についてまとめました。

 

レッドチェリーシュリンプの飼育に必要な道具は?

レッドチェリーシュリンプ1
レッドチェリーシュリンプの飼育は簡単です。大掛かりな道具は必要ありません。すべてホームセンターで手に入れることができますよ。水槽は小さくても構いませんが、できるだけ大きな水槽ががおすすめです。繁殖能力が高いので数ヶ月で水槽一杯になりますよ。フィルターはメンテナンスが簡単で、ろ過能力も高い上部式フィルターを選んでください。上部フィルターが水槽内に影をつくるのが気になってしまう方は、底面フィルターでもOKです。底砂はソイルがおすすめです。シュリンプに適した水質に安定させ、栄養も豊富で水草を育てるのにも役立ちます。ソイルの色を黒にすると、レッドチェリーシュリンプの特徴である赤い色を美しく発色させることができます。冬場は寒さに弱いのでヒーターを用意してあげてください。シュリンプは酸欠もしやすいので、エアレーションも忘れずに。

 

レッドチェリーシュリンプの飼育に適した環境、餌は?

レッドチェリーシュリンプ3
レッドチェリーシュリンプは比較的暑さに強いですが、夏場は気温が30度以上にならない涼しい場所に水槽を設置します。水温は23〜27度が適しています。水草は、石や流木に巻き付けたウィローモスがおすすめです。浮草には、アマゾンフロッグピットを用意してあげてください。水槽内を自由に泳ぎ回るので、疲れたときにアマゾンフロッグピットの根で休む姿を見ることができますよ。餌は、卵や甲殻を作るのに必要なカルシウムが含まれた人工餌がおすすめです。常に水槽内のコケを食べまわっているので、与えすぎには注意してください。

 

レッドチェリーシュリンプ、他のエビや熱帯魚との混泳は?

レッドチェリーシュリンプ2
混泳はおすすめできません。ミナミヌマエビ系のシュリンプと同じ水槽に入れることはできますが、交雑してしまい、レッドチェリーシュリンプ特有の赤い色を保つことができなくなります。熱帯魚との混泳は、小型魚であるネオンテトラなら可能ですが、繁殖を目指す場合は稚エビを捕食されてしまいます。繁殖を計画しているのであれば、混泳はしないであげてくださいね。

 

初心者にやさしいレッドチェリーシュリンプ

レッドチェリーシュリンプ
レッドチェリーシュリンプは、丈夫で繁殖能力が高く、初心者でも簡単に飼育できます。繁殖を繰り返すと頭と尻尾だけが赤い、ルリーシュリンプが生まれることもあるので、自分だけのオリジナル品種を作ってみるのも面白いですよ。