カマキリを飼育する上で悩むのが餌の選び方です。この記事ではカマキリに与える餌について詳しくご説明します。飼育に失敗しないためのポイントにも触れますので、ぜひご一読くださいね。
カマキリの餌、何を食べる?

餌の種類
- コオロギ
- 蝶々
- バッタ
おすすめ
- 人間用の食品
カマキリは生きている昆虫を食べるイメージが強いかと思いますが、実際に野生のカマキリは「コオロギ」「蝶々」「バッタ」などの昆虫を餌としています。
しかし、生きた餌が体内に寄生虫を持っていた場合、カマキリも寄生されてしまうリスクがあります。何よりペットとして飼う場合、毎回カマキリに与え続けるのは難しいですよね。
寄生虫を宿している心配がない「餌用のコオロギ」も一匹7~8円程度と非常に安価で売られていますが、100匹単位で販売されていることが多いので、購入したコオロギを死なせないようにする管理が中々大変です。
おすすめの餌
そこで、おすすめできる餌が「人間用の食品」です。カマキリは生きた昆虫以外にも「生肉」や「ソーセージ」「カマボコ」「無糖ヨーグルト」を主食として食べさせることができます。
「無糖ヨーグルト」はカマキリの専門家でも愛用している方がいますよ。
カマキリ飼育、失敗しない2つのポイントは?

失敗しない2つのポイント
- 1. 餌を与え過ぎない
- 2. 水を切らさない
頑丈そうな見た目をしているカマキリですが、実は環境の変化には弱く繊細な昆虫です。
「餌を与え過ぎない」ことと「水を切らさない」ことは特にカマキリが長生きする秘訣ですので、しっかりとポイントを抑えた飼育が大切ですよ。
1. 餌を与え過ぎない
カマキリは体が細くて小食な昆虫です。ただ、目の前にある餌は際限なく食べ続けてしまう習性があります。餌のやり過ぎが起こる一番の原因ですね。
餌を与えるペースは「2日に1回」で十分です。大量に餌を食べてしまうと体を壊して死んでしまうので注意してくださいね。
2. 水を切らさない
小食とはいえ、毎日一定量の水分を確保しなければ生きることができません。
飼育ケースに濡らしたガーゼを置いてあげたり、霧吹きで飼育ケース内に水を吹きかけてあげたりと、カマキリがいつでも水分を補給できるような環境を整えてあげてくださいね。
カマキリの飼育は小まめな手入れが必要!

カマキリは環境で生死が左右されやすい繊細な昆虫です。飼育の際は小まめな世話を怠らないようにしてあげてくださいね。なお、カマキリには「共食い」をする習性があるので、単独での飼育を心がけてください。