ビーシュリンプは淡水エビの一種で、白と赤の横縞模様がきれいです。本記事ではビーシュリンプの飼い方について、水槽や水温、水草、餌、混泳についてまとめました。
ビーシュリンプの飼い方、水槽の水温や水草は?
![ビーシュリンプ アイ](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2016/05/9415c8cce2dd17878d97d08d27e327d2-e1483668606360.jpg)
水槽の大きさ
- 45~60cm
水温
- 22~27度
水草
- ウィローモス
ビーシュリンプは体長3cmほどの小型のエビなので、水槽は30cmほどの小さなサイズで十分飼育はできます。ただ、水質が安定しやすい45cm程度の水槽をおすすめしますよ。
繁殖を考えているのであれば60cmほどの水槽がちょうどいいです。水質が安定しないとビーシュリンプが全滅してしまう可能性もあるので、「外部フィルター」の用意もかかせません。
水温
ビーシュリンプ飼育に適した水温は22~27度です。「ヒーター」や「クーラー」を使って常に水温を一定に保ってあげてください。
ヒーターは安いもので1000円前後、クーラーは1万円ほどで購入できます。
水草
水草は隠れ家と餌としても利用できる「ウィローモス」がおすすめです。
ビーシュリンプは薬品類にも弱いので、水草は無農薬で栽培されたものを使用してくださいね。ウィローモスは縦10cm、横5cm程度のマットに植えられたものが1,600円から2,000円程度で購入できますよ。
ビーシュリンプの飼い方、餌は?
![ビーシュリンプ 餌](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2016/05/55c9f716cb1a1a81e064a8aec4739e81-300x169.jpg)
餌
- バクテリア
- 苔
基本的に、ビーシュリンプは餌を与えなくても水槽内のバクテリアや苔を食べて生き延びることができます。
専用に開発された「人工飼料」もおすすめですが、水を汚す原因にもなるので飼育数が少ない場合は無理に与える必要はありません。
バクテリアが発生しやすいように良質なソイルを水底に敷いた方がビーシュリンプの発育を促すことができます。
ソイルは4Kg入りのものが2000円程度、人工飼料も15g入りのものが500円程度で購入できるので念の為に1つ用意しておくと安心ですよ。
ビーシュリンプの飼い方、混泳はできる?
![ビーシュリンプ](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2016/05/shutterstock_419368561-300x201.jpg)
ビーシュリンプは熱帯魚との混泳には適しません。「グッピー」や「メダカ」は高い確率で捕食されてしまいます。熱帯魚との混泳を考えている場合は、主に苔を餌とする「オトシンクルス」がおすすめです。
ただ、オトシンクルスには沈降性のエサ与える必要があり水槽内が汚れやすいです。長い目でみるとシュリンプに悪影響になることは知っておいてくださいね。
サイズが同じぐらいのエビであれば他の種類でも混泳可能です。
飼育のコツは水温と水質管理!
![素材](https://er-animal.jp/pepy/wp-content/uploads/2016/05/shutterstock_118021813-300x200.jpg)
ビーシュリンプは飼育しやすい水棲生物です。水温と水質管理には気をつけて、ぜひビーシュリンプの魅力を感じてみてください。