ベンガル猫におすすめのキャットフード5選！子猫の価格と飼育費用もご紹介

ワイルドな見た目をしたベンガル猫は、ベンガルヤマネコと短毛種のイエネコを交配して生まれた猫が基礎と言われています。小さな頭とヒョウ柄の被毛が特徴で、筋肉質な体型です。

そんな見た目に対し、性格は人懐っこく甘えん坊というギャップを持つ、とても愛らしい性格をしています。そのためとても飼いやすいと人気の猫種です。

しかし活発な猫種のため、運動などが十分にできないとストレスを抱えてしまいがち。そんなベンガル猫を飼いたいと思うなら、

✓どんなものがあれば十分に運動ができる？
✓元気な子にはどんなフードが合う？
✓お迎えするならお金はどのくらい必要？

などの疑問が出てくるのではないでしょうか。そんなお悩みを持つ方は、この記事をご覧ください！

ベンガル猫をお迎えするのに必要なアイテムから、活発なベンガル猫にぴったりのおすすめのキャットフードなどを紹介しています。他にも、特徴に合わせたフードの選び方や費用についてもまとめました。

これからベンガル猫を飼う方にも、既に飼っている方にも役立てる情報ですので、愛猫との生活の参考にしてみてくださいね。

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ベンガル猫に与える1日の食事量や頻度は？

1日の食事量の目安

ベンガル猫に与える1日の食事の量は、年齢と体重・活動用などから計算して決まるので、この量を与えなければならないとは決まっていません。

そのための計算方法をいかに記載するので、愛猫のご飯の参考にしてくださいね。

ここで使用する活動係数は、猫の状態によって変わります。以下を参考にしてください。

成猫の場合の活動計数

• 成猫：1歳以上で健康かつ去勢・避妊をしていない
• 去勢・避妊：健康で去勢・避妊をしている
• 老猫：10歳以上
• 肥満：太りやすい、または少し太っている
• 減量中：ダイエットの必要がある
• 安静：ケガや病気で動けない

子猫の場合の活動計数

妊娠・授乳期間中の活動計数

• 妊娠前期：妊娠1週目~4週目
• 妊娠前期：妊娠5週目~6週目
• 妊娠前期：妊娠7週目~9週目
• 産後授乳期：授乳開始から離乳まで。子猫の数や成長による

1日に与える頻度の目安

ベンガル猫の食事の頻度は、1回にまとめて与えるのではなく複数回に分けて与えます。その回数については、ベンガル猫の年齢によって異なります。

年齢による食事の回数の目安は、下の表を見て参考にしてください。

ご飯の回数が多すぎたり少なすぎたりするとどうなる？

食事の回数が多くなってしまうと、常に胃が動いている状態になってしまいます。そうなると胃が休まる時間が減ってしまい良くありません。

また、尿路結石のリスクを高める恐れがあります。逆に食事の回数が少なすぎてもいけません。

一度で消化しようとするため、負担がかかってしまいます。さらに回数が少ないとその食事が脂肪として蓄積され、肥満になりやすくなってしまいます。

愛猫の健康を考えるなら、その年齢に適した食事の回数を守るようにしましょう。

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キャットフードの与えるタイミングは？一食あたりの量は？

ベンガル猫に合ったキャットフードを選ぶには？

良質な動物性タンパク質が豊富に入っていること

肉食である猫は、動物性タンパク質が栄養源となります。そこで原材料は動物性のものを選ぶようにしましょう。

また、ベンガル猫は筋肉質な体で身体能力が高い猫種です。そのためタンパク質をしっかり与え、筋肉量を維持してあげましょう。

高脂質であること

ヤマネコと掛け合わせて生まれたベンガル猫は、たくさん動く傾向にあります。そうなると当然エネルギー消費も多くなります。

そこで高脂質のキャットフードでエネルギーを補ってあげるといいでしょう。脂質が多いと言うとあまり良くないと思うかもしれませんが、たくさん動く猫にとって脂質はエネルギーに変えやすい成分です。

さらに満腹感も得られるので、食べすぎを抑えることができます。理想としては15%以上の脂質が含まれているキャットフードが望ましいです。

グレインフリーであること

ベンガル猫に限った話ではありませんが、肉食動物である猫に穀物はそんなに必要ではありません。

炭水化物である穀物は太りやすい成分である上、消化機能の低下や高血糖を引き起こす恐れがあります。さらに穀物の消化・吸収は体に負担がかかってしまいます。

角膜炎を起こしやすいと言われているベンガル猫なので、アレルギー源となる穀物は避けたいところ。そのため、なるべくグレインフリーのキャットフードを与えてあげてください。

ベンガル猫は太りやすい？肥満対策にできること

ベンガル猫は適切な管理が行われない場合、太りやすい傾向があります。以下の要素に注意することが重要です。

適切な食事管理

ベンガル猫の食事は適切なバランスのあるキャットフードを選び、過剰なエネルギー摂取を避けることが重要です。

定期的な食事量の管理と、肥満を予防するために適切な量のフードを提供しましょう。

遊びを取り入れて適度な運動を

ベンガル猫は活発で遊び好きな性格を持っています。適度な運動や刺激を与えることで、過剰な体重増加を防ぐことができます。

遊び道具や運動スペースを提供し、定期的な遊びや活動の時間を設けましょう。

ストレスや不安を軽減できる環境を

ベンガル猫は知的な刺激を求める傾向があります。適切な環境を提供することで、ストレスや不安を軽減し、過食行動の発生を防ぐことができます。

知育玩具やキャットタワー、キャットウォークなどを用意して飽きないような生活環境を用意できるのが理想的です。

定期健診をして体重管理を

定期的な獣医の診察によって、ベンガル猫の健康状態や体重管理を確認しましょう。獣医師のアドバイスに従い、必要な場合は食事や運動に関する指示を受けることも重要です。

ベンガル猫におすすめのキャットフード5選

1：カナガンキャットフード チキン

※2021年7月頃にパッケージリニューアル

カナガンチキンの総合評価

※コスト：1日あたりの価格。体重5kgの去勢・避妊済の成猫を想定し、定期購入割引後の価格で算出。

ベンガル猫におすすめするキャットフードとして、カナガンキャットフード チキンを紹介します。カナガンチキンは、主原料に動物性タンパク源が豊富な鶏肉をメインに使用しているキャットフードです。

タンパク質量37%、脂質量20%を超えているので、成長期の猫にもおすすめです。また、腹持ちの良いサツマイモを原材料に使用しているので、食事管理が必要な猫にも適しています。さらに使用している原材料は、人間が食べられる新鮮で上質なものを厳選しています。

カナガンチキンはどの年齢の猫にも食べられる、オールステージ対応のキャットフードです。そのため、子猫でもシニア猫でも食べやすいサイズの粒になっています。

＼愛猫が喜ぶおいしさ／

カナガンチキンの詳細は下記記事をチェック
→カナガンキャットフードチキンは安全？原材料を徹底評価！口コミや評判もチェック

2：モグニャン

※2021年6月頃にパッケージの変更あり

モグニャンの総合評価

※コスト：1日あたりの価格。体重5kgの去勢・避妊済の成猫を想定し、定期購入割引後の価格で算出。

モグニャンは、健康と食いつきの良さを考え、素材にとことんこだわって作られたキャットフードです。

主原料である白身魚は、低脂肪でありながら肉食動物である猫に必要な栄養素であるタンパク質が豊富に含まれています。タンパク質量が30％以上と豊富に含まれていながら脂質は13％と控えめなので、完全室内飼いの猫はもちろん、食事管理が必要な愛猫にぴったりです。

さらに猫の体に負担がかかってしまう穀物は一切使用していません。保存料や着色料などの添加物も含まれていないのもポイントの一つです。

愛猫にとって良いものは豊富に、害があると言われているものは使われていないモグニャンキャットフード。猫のことを考えて作られている、安心して与えられるフードです。

＼高級品質のキャットフード／

モグニャンの詳細は下記記事をチェック
→モグニャン キャットフードは安全？原材料を徹底評価！口コミや評判もチェック

3：GRANDS

GRANDSの総合評価

※コスト：1日あたりの価格。体重5kgの去勢・避妊済の成猫を想定し、定期購入割引後の価格で算出。

GRANDSは「愛猫が毎日の食事を美味しく食べ、健康であること」というコンセプトで開発されたキャットフードです。全部で3種類あるGRANDSは、フレッシュチキンやフレッシュサーモンなどの良質な動物性タンパク質源を採用しています。

人工添加物は消化吸収の負担になる可能性、涙やけなどのアレルギーに繋がる可能性があり、負担を考えると無添加であることが理想です。GRANDSは、猫の体を考え、穀物や人工添加物などの負担になるようなものは一切使用されていません。

「愛猫には長く健康でいてほしい」と願う飼い主さんの想いに答えているようなフードですね。また、フードの酸化を抑えるために、最後まで新鮮な状態で食べられるよう考え、500g入りというのもポイント。

肉食動物である猫が本能的に求める自然の食事スタイルが再現されているので、嗜好性が高いレシピで作られています。無添加だけでなく、食いつきの良さも考慮した飼い主さんはチェックしてみてください。

＼無添加プレミアムキャットフード／

GRANDSの詳細は下記記事をチェック
→GRANDS(グランツ)は安全？原材料を徹底評価！口コミや評判もチェック

4：犬猫生活キャットフード 国産の生鶏肉

犬猫生活キャットフードの総合評価

※コスト：1日あたりの価格。体重5kgの去勢・避妊済の成猫を想定し、通常価格で算出。

犬猫生活キャットフードは穀物を一切使用せず、グレインフリーに仕上げたキャットフードです。

国産の素材にこだわり、鶏肉をメインに新鮮な肉と魚をふんだんに使用しています。どれも人間が食べても問題ない素材で作られているので安心。

ノンオイルコーティングだからこそ素材本来の香りがあり、食べっぷりが違うと評判のキャットフードです。

魚好きな子におすすめな「金沢港の朝獲れ魚」もあるため、愛猫の好みに合わせて選ぶこともできます。ぜひお試しください。

＼こだわりぬいたキャットフード／

犬猫生活キャットフードの詳細は下記記事をチェック
→犬猫生活キャットフードオールステージ(レガリエキャットフード)は安全？原材料を徹底評価！口コミや評判もチェック

5：ジャガー

ジャガーの総合評価

※コスト：1日あたりの価格。体重5kgの去勢・避妊済の成猫を想定し、定期購入割引後の価格で算出。

「ラグジュアリーキャットフード」と言われるジャガーは、鴨肉、鶏肉、サーモンなどの良質な動物性タンパク質を豊富に含む原材料を全体の80％以上に使用した肉類主体のキャットフードです。

鉄分やビタミンを豊富に含む鶏肉・鴨肉の他に、オメガ3脂肪酸を含むサーモン・マスを動物性タンパク質源に採用しており、肉と魚の優れたところを併せ持つフードといえます。

タンパク質量40％以上・脂質20%以上の高タンパク・高脂質フードなので、運動量の多い成猫はもちろん、成長真っ盛りの子猫にもおすすめです。

＼健康とおいしさを追求／

ジャガーキャットフードの詳細は下記記事をチェック
→ジャガーキャットフードは安全？原材料を徹底評価！口コミや評判もチェック

ベンガルを飼いたい！子猫の価格や飼育費用はどのくらいかかる？

ベンガルのみならず猫を飼いたいと思ったときは、まずは生態の価格相場や飼育費用を知ることから始めましょう。それらを知ることで、今の生活に無理をせずお迎えできるかを確認できれば、より飼うことをイメージしやすくなるかと思います。

また、寿命が10年以上ある動物です。きちんと最後まで責任もってお世話ができるかも、改めて考える必要があります。

ここではそんなベンガルを飼うためにかかる費用や、お世話に必要なものを紹介していきます。

ベンガルの子猫の価格

ベンガルの子猫の価格は20万円前後です。

人気がある猫種なので、ブリーダーさんは日本全国にいらっしゃいます。ショータイプの場合は30万円近い値がつくこともありますが、ペットタイプであれば15万円ほどで販売されていることもあります。

また、里親の募集もされていますよ。年齢など気にならなければぜひ検討してみてくださいね。

年間および生涯のご飯代

ベンガルに与える1日あたりの給餌量は60g程度、月に約1.8kgと考えて計算すると、1ヶ月でおよそ4,300円（※1）（※2）、年間では52,000円になります。しつけのご褒美やおやつを与える場合は、年間で年間で5,000~10,000円ほどの「おやつ代」が加味されます。

ベンガルの寿命は14年前後なので、ご飯代は生涯で73万円を見積もっておくようにしてくださいね。

※1. カナガンキャットフード公式ページの1日の給与量の目安表に基づく計算です。

飼育環境を整えるのにかかる費用

ベンガルの飼育に必要なものは「ケージ」「キャットタワー」「食器類」「ケア用品」「トイレ用品」などです。総額で3~4万円前後で揃えられますよ。

ケージ

ケージは病気療養の時や多頭飼いをしている場合にあると便利です。ドアを常に開けたままの状態にしておけば、出入り自由な寝床としても使うことができます。1~1.5万円ほど購入できます。

キャットタワー

驚くほど活発で跳躍力にも優れるベンガルには、上下運動に最適なキャットタワーも忘れずに用意してあげてくださいね。

1本柱でも問題ないですが、安定感のある2本柱タイプで高さが130~180cm程のものがおすすめですよ。10000~15000円ほどで購入できます。

食器類

食器類は100円ショップで販売されているものでも問題ないですが、ヒゲが当たるとストレスになるので大き目のお皿が向いていますよ。

水飲みは留守番中でも倒す心配のない給水ボトルタイプがおすすめです。価格は1000円程度で購入できますよ。

ケア用品

ケア用品として「ブラッシング用のコーム」「シャンプー」「爪とぎ・爪切り」なども用意してくださいね。

短毛種なので被毛の手入れはコームを使った1週間に1度程度のブラッシングと1~2ヶ月に1回程度のシャンプーで大丈夫ですよ。

コーム、シャンプー、爪切り・爪とぎはそれぞれ1500円程度で購入できます。

トイレ用品

猫用のトイレはシステムタイプやトレータイプなど様々な種類の商品が販売されています。

猫砂も猫によって好みが違うので、様々なものを試してみて最適なものを選んであげてくださいね。トイレは3000円程度、猫砂は一袋500円ほどで販売されていますよ。

そのほか揃えておくと便利なもの

上記以外に揃えておくと便利なものが「キャリーケース」「おもちゃ」などです。

キャリーバッグは病院へ行く時や災害時の避難に必要ですし、3000~5000円ほどで販売されているので用意しておくと安心です。

好奇心旺盛で飼い主さんと遊ぶことが大好きなので、ボールや追いかけられるおもちゃもおすすめです。5000円程度で複数購入することができますよ。

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生涯に必要なおおよその飼育費用

ベンガルの飼育にかかる初期費用は「子猫価格」「飼育環境の整備」を合わせた24万円ほどは最低でも用意しておかなければなりません。

また、1年でかかる費用は「ご飯代」「医療費(ワクチン代など)」「ケア用品」を合わせて10万円程度かかります。

ベンガルの寿命は14年前後なので、飼育費用は164万円ほどかかると見積もっておく必要があります。健康的な猫種ですが、万が一のことを考えてペット保険への加入も検討してあげてくださいね。

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充実した生活を送らせるためには見積もりとフード選びが大切！

ベンガルとの生活をより充実させるためには、飼育前の見積もりを欠かさない事と良質なフード選びが大切です。愛猫の生活も健康も、飼い主のあなたしか守れません。

愛猫と少しでも長く生活をしたいと思うなら、これら2つのことをしっかり行いましょう。ベンガル猫との暮らしが、素敵なものになりますように！