メインクーンは大柄な体で優しく穏やかな性格をしていることから「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」という愛称をもちます。
環境適応能力と強調性に優れているので、小さなお子さんがいる家庭でも仲良く暮らすことができますよ。この記事ではメインクーンの育て方、食事やしつけ、飼育環境について紹介しています。
この記事でまとめたこと
メインクーンの育て方、食事は?

1日の餌の量と頻度
- 1歳未満: 体重×100~200kcal
- 1歳以上: 体重×80kcal
メインクーンの食事は「年齢」と「体重」によって目安の量が変わります。1歳未満の子猫のメインクーンの場合は成長に多くのカロリーを使うので、1日に体重×100~200kcalほど必要です。
体は幼猫期から大きいですが成猫のように一度にたくさん食べることはできないので、1日3~4回に分けて与えてあげます。
生後1年を過ぎたら1日に体重×80kcalの量を2回に分けて与えます。他の猫種よりは食べる量が多いといえますが、食べさせすぎると「肥満」や「糖尿病」の危険性が高まります。
カロリーをしっかりと計算をして食事を与えるようにしてくださいね。
メインクーンのしつけは?

しつけ
- しつけやすい
- 爪とぎの場所を覚えさせる
猫のしつけは「犬の倍は手間がかかる」といわれますが、メインクーンは知能が高い猫なのでしつけは案外すんなりといきますよ。すぐにいろいろなことを覚えてくれます。
おすすめのしつけは幼猫の頃から「爪とぎ」の場所を覚えさせることです。家の壁をひっかかれて困っている飼い主さんはたくさんいます。メインクーンが過ごす場所すべてに爪とぎを用意することが理想です。
また、「ソファ」や「家具」などひっかかれると困るものに猫が嫌うスプレーをかけて、メインクーンを近づけさせないようにしている飼い主さんもいますよ。
メインクーンの飼育環境は?

飼育環境
- 十分なスペースを確保
おすすめグッズ
- スリングバッグ
メインクーンは大型猫なので、飼育環境は窮屈にならない十分なスペースを確保してあげてください。十分なスペースで過ごすことによって、日常のストレスを軽減して長生きにつながります。
「トイレ」や「お出かけ用のキャリー」などのグッズは全て大きいサイズで揃えてください。また、お出かけ先で「抱っこ」がしやすいように「スリングバッグ」を用意しておくことがおすすめですよ。
お互いにとってストレスフリーな環境を

メインクーンは大きな体をしているので一般的な大きさの猫に比べて、餌の量は多く、飼育環境は広く必要です。
賢くしつけやすい猫ですが、爪とぎで大事な家具やソファが傷つけられないように気をつけてくださいね。お互いのストレスがかからないように、十分なしつけと飼育環境で、快適な生活を送ってくださいね。