プレコは夜行性?活動時間は?水槽にはシェルターを設置する?

プレコを飼育する水槽では、土管やシェルターを入れる飼い主さんが多いです。それはプレコが夜行性であることに関係していますよ。

この記事では夜行性であるプレコの活動時間帯や、水槽内にシェルターは設置する意味、おすすめのシェルターについてまとめました。

 

プレコは夜行性?活動時間は?

プレコ

活動時間

  • 日が沈んでから

プレコは夜行性の熱帯魚で日中は物陰にひっそりと隠れています。

自然下では日が沈んだ20時ごろから活動を開始するといわれています。水槽では電気を消して辺りを暗くすると、一気に元気に泳ぎまわりますよ。

逆に昼間の活動量は少なく、たいてい物陰に潜んで寝ています。プレコの寝方は特殊で、まれに水槽の底で仰向けになって寝ている姿もみることができますよ。

 

夜行性のプレコ、水槽にはシェルターが必要?

プレコ

プレコには流木の隙間など「隠れられる場所」をナワバリにする習性があります。昼間は自分の縄張りでひっそりとして過ごすのです。

水槽内にはナワバリになり得るものが存在しないので、シェルターや流木を設置してあげる必要があり「プレコシェルター」ともよばれますよ。

複数のプレコを混泳させている場合は、いくつかのプレコシェルターを用意してくださいね。縄張りからは弱いプレコが追い出されてしまい、日中の逃げ場が無くなってしまうからです。ストレスを感じて寿命や病気に影響してしまいますよ。

 

プレコの水槽におすすめのシェルターは?

素材 隠れ家

シェルターには「両方に穴が空いた土管状のもの」「片方のみ穴が空いたコップ状のもの」「ブロック状のもの」などさまざまな種類があります。

また素材も「陶器製」「塩化ビニル製」と多様です。

プレコシェルターには「両方に穴が空いた土管状」で「陶器製」のシェルターがおすすめです。土管状であれば自然に水が通りますし、プレコは石や流木などのザラザラした面に吸い付く習性があるため質感の似た陶器製がおすすめなのです。

「コップ状」は繁殖用シェルターとしてはおすすめですよ。筒の中で産卵すれば卵が外に流れていきにくいので、稚魚が安全に孵化しやすいのです。

「ブロック状」は多くの隠れ家を兼ねることができるため、飼育数の増える「稚魚の飼育」に向いています。

 

日中のナワバリとしてシェルターは必須!

プレコ

臆病な性格で夜行性のプレコにとって日中に落ち着くことのできるナワバリの存在は大切ですよ。環境を与えてあげるためには水槽内にはシェルターは必須といえます。

シェルターにはさまざまな種類がありますが、用途に応じて使い分けてくださいね。