最近では犬や猫に限らず様々なペットを飼育する人が増えています。
哺乳類と違った特性を持つ爬虫類は、忙しい人でも比較的飼いやすいです。今回はいわゆる「ペットスネーク」と呼ばれるヘビの種類とその特徴をまとめました。
目次
蛇のおすすめペット1. 「コーンスネーク」
値段
- 1~2万円
アカダイショウとも呼ばれるコーンスネークはアメリカ合衆国南東部に生息している美しいヘビです。生息数も多くペットとして人気で、カラーバリエーションも豊富に存在します。
コーンスネークはアオダイショウやシマヘビと同じナミヘビ科ナメラ属です。お腹の模様がトウモロコシに似ているということと、トウモロコシ畑でよく見かけたことから名付けられたといわれています。
外見の特徴
胴体は細く頭部の幅は狭いため、頭と首の境目がはっきりとしています。背に流れる鞍形斑紋、斑紋の大きさと数、体色はさまざまです。
赤みが強い個体が多かったため「アカダイショウ」とよばれていましたが、現在ではさまざまなカラーバリエーションのコーンスネークが存在します。
蛇のおすすめペット2. 「ポールパイソン」
値段
- 1~20万円
ポールパイソンはアフリカに分布する蛇で、小さい錦ヘビの1種です。原種であれば1万円、高額なモルフだと20万円もしくはそれ以上になる個体も。
西アフリカのサバンナや疎林地帯を住処にして、ほとんど地下で過ごすので人間に危害を加えるケースは少なく、性格は臆病でおとなしい傾向にあります。
外見の特徴
体は短くずんぐりしており、黒と黄褐色のはっきりした斑紋があります。低い茂みにかくれるとなかなかみつけられません。
短くて筋肉が発達した胴体で獲物を捉えて捕食します。鱗は艶があって細かく、鱗同士が重なりあうことはありません。
蛇のおすすめペット3. 「カリフォルニアキングスネーク」
値段
- 1.5万円
カリフォルニアキングスネークはカリフォルニアに分布する「コモンキングヘビ」の亜種です。
環境に適応する能力が高く「魚」「カエル」「トカゲ」「げっ歯類」「毒蛇」など粛清が豊かな特徴があります。
他のヘビも食べてしまうので1匹を1つのケージで飼育する必要があります。また、空腹時に指を餌と間違えて噛み付かれることがあるので注意が必要です。
外見の特徴
胴体は円筒形で鱗はなめらかで光沢があります。頭部の幅狭く頭部の直径と胴体の直径はほど等しいヘビです。
体色は、一般的に黒色やダークブラウンで様々な形の白色やクリーム色の模様があります。
蛇のおすすめペット4. 「セイブシシバナヘビ」
値段
- 1.5万円
北アメリカにセイブシシバナヘビは分布します。腐りかけた動物の死骸を食べる習性がある数少ないヘビです。
セイブシシバナヘビは「はったりの名人」といわれ獲物を騙して捕食する修正があります。ピンチになったときには、ひっくり返って「死んだふり」をすることも。
毒があるので噛まれると傷口が化膿し、腫れ上がる危険があります。
外見の特徴
胴体は短くてがっちりとしていて、鱗は粗く背には斑点があります。体色は一般的に茶色ですが、うっすら緑や赤みをおびた個体もいます。
蛇のおすすめペット5. 「ホンジュランミルクスネーク」
値段
- 1.5万円
中米に分布するホンジュランミルクスネークは変異の多い種です。色合いからサンゴヘビと間違われることもあります。
ハンドリングが苦手な個体が多いので、特に脱皮前にはそっとしておいてあげてくださいね。
外見の特徴
胴体は円筒形で細く、鱗はなめらかで光沢があります。頭部の幅は狭く、くびれよりはわずかに広い程度です。
胴回りに赤色、白色、黒色の模様帯があります。
蛇のおすすめペット6. 「コースタルカーペットパイソン」
値段
- 1万円
ほっそりとして優美なコースタルカーペットパイソンはオーストラリアに生息しています。
人家の周辺にすんでいることが多く、ネズミなどの有害な小動物を退治していた過去があります。
3mを超えるサイズまで成長することもあるので、大きめなケージを用意してあげてくださいね。
外見の特徴
灰色、茶色、赤茶色をベースに明るい色や暗い色が複雑に混ざりあう「帯状斑紋」「網目模様」をしています。
頭部は三角形で数多くの細かい鱗で覆われています。唇板にはよく目立つピットが並んでいます。目は大きめで瞳孔は縦長です。
それぞれ性格や特徴に個性がある!
ペットスネークにはそれぞれに見た目・性格ともに個性があります。
せっかく蛇を飼うのであれば、ご自身の希望や生活スタイルなどを考慮して、色んな蛇を見比べて選んでみることをおすすめします。