カージナルテトラは混泳できる?寿命や大きさ、適切な水温や水質、餌は?

カージナルテトラは、南米原産の熱帯魚で、ネオンテトラと並び人気の高さを誇ります。

体の上半分はメタリックブルー、体の下半分は鮮やかな赤いラインが特徴です。数十匹を群生させると水槽が華やかに彩られますよ。

この記事ではカージナルテトラの混泳や寿命や大きさ、適切な水温や水質、餌などをまとめました。

 

カージナルテトラは混泳できる?

カージナルテトラ2

カージナルテトラは性格が温厚なので、混泳はカージナルテトラ同士や体がほぼ同じ小型の「カラシン」や「ラスボラ」がおすすめです。水槽の掃除屋さんとよばれる「コリドラス」との混泳も向きます。

体格が違いすぎる熱帯魚や「エンゼルフィッシュ」「ベタ」など気性が荒い熱帯魚との混泳は向きませんよ。餌として捕食されてしまうことが多いです。

15cm以上に成長する熱帯魚とは混泳させないことをおすすめします。

 

カージナルテトラの寿命や大きさは?

カージナルテトラ

寿命

  • 2~3年

大きさ

  • 5cm

野生のカージナルテトラの寿命は2~3年が平均的です。5年ほど長生きしてくれることもありますよ。水流はゆるやかな環境を好むので、長生きさせるには必須の条件といえますね。

成魚になっても5cmほどの大きさにしか成長しない、小さな熱帯魚です。

 

カージナルテトラの飼育、適切な水温や餌は?

カージナルテトラ

飼育環境

  • 水温:24~28℃
  • 水質:弱酸性~中性、軟水
  • 餌:顆粒タイプ

カージナルテトラの飼育に適した水温は24~28℃です。低すぎると「白点病」にかかりやすくなるので、温度管理はヒーターで徹底してあげてくださいね。

夏場は逆に高温に注意してください。水温が上がると水槽内の酸素濃度が低下して、カージナルテトラの命にかかわります。

水質は弱酸性〜中性のPH6.5~7ほどが適切です。底砂にサンゴ砂を使用すると水槽のphが上がるので、カージナルテトラの飼育には避けてください。

水が古くなると「エロモナス病」を発症しやすくなるので、定期的な水替えも忘れずに行います。

 

おすすめの餌

熱帯魚の餌ならなんでもよく食べますが、カージナルテトラは口が小さいので口に入る粒の小さな顆粒タイプがおすすめですよ。食べ残しが少なくなり水槽も清潔に保てます。

近くの熱帯魚ショップで手に入らなければ、フレークタイプの餌を指ですり潰しながら与えてください。赤虫などの生餌を与えても問題ありませんが、人工飼料よりも水が汚れやすくなります。積極的に与えることはおすすめできませんね。

とにかく栄養バランスの良い餌を与えることに気を配ってくださいね。丈夫で長生きしますし、カージナルテトラの体の赤い色がいっそう鮮やかになりますよ。

もし餌がなくなったらまた買い直す必要がありますが、1週間ほどは餌がなくても生きていますよ。栄養バランスを考えて数種類の餌を準備しておくと、1つの種類の餌がなくなっても慌てることがなくなりますね。

 

カージナルテトラ同士の混泳がおすすめ

カージナルテトラ

初心者にも飼いやすいカージナルテトラは、ポイントを押さえた飼育をすれば、健康的で美しく成長してくれます。

大きくなったころに水槽に余裕があれば、さらに飼育数を増やして混泳させることもできます。成長が楽しみですね。