グッピーやプラティと同じ胎生メダカの仲間であるブラックモーリー。モーリーにも様々な種類がいますが、ブラックモーリーはその名の通り「黒色」1色の体色をしています。
この記事ではブラックモーリーの混泳や寿命、大きさ、適切な水温・水質や餌についてまとめました。
ブラックモーリーは混泳できる?
混泳
- 同じくらいの大きさの熱帯魚
メダカの仲間であるブラックモーリーは穏やかでおとなしく、同じくらいの大きさの熱帯魚ならほとんど混泳させることが可能です。
注意点
体格差がありすぎると大きい魚が小さい魚を追いかけるので注意が必要です。また、ブラックモーリーの中でも個性があるので、気性の荒い個体に関しては混泳は向きませんよ。
種類の近い「グッピー」などと混泳させると交雑することがありますよ。必ず起こるわけではありませんが、ブラックモーリーが水槽内に少ないと起こりやすいようです。
ブラックモーリーの寿命や大きさは?
寿命
- 2~3年
大きさ
- オス:6cm
- メス:10cm
ブラックモーリーの寿命は2~3年です。あまり若いうちに繁殖させないほうが、大きく成長し寿命も長くなることが多いですよ。成魚になるまでオスメスで水槽を分けて飼育すると安心ですね。
栄養をしっかり摂れるようにブラックモーリーの好む植物性の餌を十分に水槽内に入れてあげると短命になりにくいです。
大きさ
ブラックモーリーの大きさは一般的にオスが6cmメスが10cmほどです。小さい水槽でも飼える小型のことが多いですが、大きいサイズの方が元気はいい傾向にあります。
ブラックモーリーの飼育、適切な水温や餌は?
水温 | 18~28℃ |
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水質 | pH7.0~8.2 |
底砂 | 牡蠣の殻 |
餌 | 雑食 |
ブラックモーリーに適切な水温は18~28℃、水質はph7.0~8.2の中性~弱アルカリ性の硬水です。適応範囲が広いのであまり気にする必要はないので飼いやすい熱帯魚といえますね。
一般的に水質を弱アルカリ性によせるには底砂に「サンゴ」や「牡蠣の殻」をいれるとよいですが、サンゴはアルカリ性に傾き過ぎることがあるので「牡蠣の殻」の方がおすすめです。
pHが上がってアルカリ性に近づきすぎると、アンモニアの生成率が高くなりやすいので危険なのです。
餌
餌は市販の人工飼料でも生餌でも何でもよく食べます。メダカ用のものでも代用可能です。植物性の餌を好んで食べますよ。
さらに水槽や水草についた苔も食べてくれるので、水槽のお掃除係としても活躍してくれますよ。
手軽におしゃれなアクアリウムを
ブラックモーリーは黒単色の美しい熱帯魚です。ブラックモーリーだけの水槽も落ち着いた印象で魅力的ですが、他の色鮮やかな熱帯魚と混泳させたり水草水槽で飼育したりと「コントラスト」を楽しむこともできます。
飼育も比較的簡単で苔取りもしてくれるので、手軽におしゃれなアクアリウムを作成したい方におすすめの熱帯魚ですよ。