キバタンは、世界中でペットとして飼われている大型のオウムです。漢字では「黄巴旦」と書きますよ。
日本で飼育されている種類は「本キバタン」「ホクゴウキバタン」「アルーキバタン」などが人気です。
この記事ではキバタンの性格や特徴、寿命、鳴き声をまとめました。
キバタンの性格は?

性格
- 賢い
- 社交的
- 寂しがり
賢い
キバタンは鳥かごの扉にカギをかけていても、簡単に開けてしまうほど賢い鳥です。
賢いので、他の鳥のように木をかじるだけの遊びでは満足しないことが多いですね。犬のように「知育玩具」を与えて、好奇心を刺激してあげると喜びますよ。
あまりにも退屈すると、自分の羽を毟ってしまうこともあるので注意してくださいね。
社交的
キバタンは人間とコミュニケーションをとるのが大好きです。
人間に触ってもらうことが大好きですし、うまく教えれば言葉も覚えるので、ペットショップの店頭などでは常に人気がありますよ。
寂しがり
飼い主さんにかまってもらえないとストレスを感じてしまう寂しがり屋の一面もあります。
ひとりぼっちの環境だとストレスを感じて自傷行為をしたり、大きな声で鳴き続ける等の問題行動を起こしてしまうこともありますよ。
しっかりとコミュニケーションをとってあげてくださいね。
キバタンの特徴は?

大きさ | 44~50cm |
---|---|
400~880g | |
外見の特徴 | 白い羽 |
黄色い冠羽 | |
真っ黒な瞳(オス)、赤茶色の瞳(メス) | |
濃いグレー色のくちばしと足 |
キバタンは全長44~50cm、体重400~880gほどの大型の鳥です。カラスと同じくらいの大きさですよ。
「白い羽根」「黄色い冠羽」「濃いグレーのくちばしと足」が特徴的です。
オスとメスは同色で体色は白、くちばしと足は濃いグレーをしていますよ。オスとメスは瞳の色で区別することが出来ます。黒い瞳をしているのがオスで、メスは赤茶色をしていますよ。
キバタンの種類
キバタンには、本キバタンと呼ばれる「オーストラリアンキバタン」、やや小柄な「ホクゴウキバタン」、さらに小柄な「アルーキバタン」などの種類がいますよ。
キバタンの寿命は?

寿命
- 35~50年
キバタンの平均寿命は35~50年(野生下でも20~40年)といわれています。
健康的に飼育された個体は70年近く生きることもあるようなので、2世代・3世代にわたって飼うことになるかもしれません。家族みんなで相談して、飼うかどうかを決める必要がありますよ。
キバタンの鳴き声は?

キバタンは「ギャー」「キャー」と大きな声で鳴きます。
人間の大きな叫び声と同じくらいの声量なので、ペットとして飼う場合には防音対策が欠かせません。アパートやマンションでの飼育を考えているのであれば飼いにくい鳥といえますね。
時間をかけてお気に入りの子を見つけよう!

キバタンは、一目見ただけで飼いたいと思ってしまうほどの魅力に溢れた鳥です。
性格は「十人十色」ならぬ「十羽十色」ですから、気の合うキバタンを根気よく探してキバタンとの新しい生活を楽しんでくださいね。