家鴨をペットに?性格や特徴は?寿命や鳴き声は?

家鴨(アヒル)は、お尻をフリフリさせながら地上を歩く姿がとてもキュートな鳥です。飼育が容易であることから、世界中で幅広く飼われていますよ。

この記事では、家鴨の性格や特徴、寿命や鳴き声についてまとめました。

 

家鴨の性格は?

家鴨3

性格

  • 温厚
  • 優しい
  • 甘えたがり

家鴨は「温厚」「優しい」「甘えたがり」な性格をしています。

個体差はありますが、基本的には温厚で優しい性格をしているのでペットとしても飼いやすいですよ。

寂しがり屋で甘えたがりな一面もあるので、「飼い主さんや他の動物と常に一緒にいたがる」「夏でも側に寄り添って離れない」という可愛らしい姿を目にすることも少なくないです。

人に懐きやすいので抱っこも容易ですが、中には我が道を行くマイペースな子もいて触らせてくれない個体がいることも知っておいてくださいね。

 

家鴨の特徴は?

家鴨1
大きさ 50~80cm
3~5kg
外見の特徴 真っ白な体
幅広の黄色いくちばし
乙字型に伸びた長い首
羽の色

 

家鴨の成鳥は全長50~80cm、体重3~5kgほどでずっしりとした体形をしています。マガモよりも大型で、ガチョウよりは一回り小さいサイズですよ。

体色は真っ白で、丸っこい胴体に長い首が乙の字型に伸びています。幅広の黄色いくちばしと、水かきの付いたオレンジ色の足が白い体によく映えますね。ちなみにヒナの時は全身黄色をしています。

オスとメスの判別は簡単ですよ。しっぽがクルンとしているのがオスで、そうでなければメスです。

 

家鴨の寿命は?

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寿命

  • 10~20年

家鴨の寿命は飼育下だと10~20年です。ペットとして飼われている犬や猫とほとんど変わらない寿命ですよ。

春を中心に年間150~200個の卵を産み30日弱でヒナは孵化しますが、抱卵しない場合があるので孵化器の使用や抱卵中の鶏などの卵に紛れ込ませて温めなければならないこともあります。

生後5~6ヶ月で産卵可能な体になり、生後6~7ヶ月で繁殖可能となる性成熟を迎えますよ。

 

猫を飼っている場合は要注意

家鴨は、猫の餌食になってしまうことがあります。すでに猫をペットとして飼育している場合は、気をつけるようにしてくださいね。

 

家鴨の鳴き声は?

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家鴨は大きな声で鳴きながらコミュニケーションを図ります。

オスは「ギーギー」または「クェクェ」と喉を押し潰したように鳴きますが、メスは「ガァガァ」とオスに比べてやかましく鳴きます。

飼い主さんに懐くと、餌を貰う時や飼い主さんの後を追う際に甘える意味で鳴くこともありますよ。

 

野生になれない家鴨、最期まで大切に!

家鴨2

家鴨の寿命は犬や猫と同じくらいですが、野生では生活できないので飼えなくなったとしても川に放したりしないでください。

飛ぶことも自力で餌を探すこともできないため、弱っていくしかありません。

そんな可哀想なことにならないよう、飼う前に最期まで責任を持って育てられるのかを真剣に考えてからペットを迎えてくださいね。