オオバタンはインドネシア固有のオウムで、絶滅危惧種にも指定されています。
「トキサカオウム」とも呼ばれ、熱帯の森で群れを作って生息していますよ。
この記事ではオオバタンの性格や特徴、寿命、鳴き声をまとめました。
オオバタンの性格は?

性格
- 甘えたがり
- 繊細
- 好奇心旺盛
甘えたがり
白いオウムは甘えたがりな子が多いといわれますが、オオバタンも飼い主さんにべったりするのが大好きです。
ケージから出すと飼い主さんの後をいつまでも追いかけてきたり、体を撫でてほしくてすり寄ってきたりしますよ。
ただ、かまってあげる時間が少ないと、ストレスから自分の羽を毟ってしまうので気をつけてあげてくださいね。
繊細
デリケートな一面もありますよ。頭が良いので、自分の状況を理解することができます。
飼い主さんからの愛情が欲しいのに与えられない環境だとストレスを感じてしまいますよ。飼い主さんが家にいるときは、なるべくケージから出してコミュニケーションを沢山とってあげてくださいね。
好奇心旺盛
オオバタンは好奇心も強い鳥です。
飼い主さんとの生活に慣れてくると様々なものに興味を示しますよ。ヘアドライヤーの風を当ててもらうことが好きな子も多いです。
ケージから出す場合は行動範囲が広がるので、思いがけないケガをしないように注意してあげてくださいね。
オオバタンの特徴は?

大きさ | 40~50cm |
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外見の特徴 | 赤い冠羽 |
黒いくちばし | |
短いしっぽ | |
羽の色 | ホワイト |
サーモンピンク |
オオバタンの大きさは全長40~50cmほどです。白色オウムの中では大型で、コバタンよりも一回り大きいサイズですよ。
赤色の冠羽は普段はペタンと寝ている状態ですが、興奮した時(怒ったり、求愛するとき)などに逆立ちます。 黒色のくちばしは頑丈で、ヤシの実をかみ砕いて中身を食べますよ。虹彩は、オスが黒色でメスは黒みがかった茶色です。
オオバタンの羽色は「ホワイト」や薄い「サーモンピンク」です。しっぽの下面と翼の下面は「イエロー」ですよ。
オオバタンの寿命は?

寿命
- 40~60年
ペットとして飼われているオオバタンの寿命は、40~60年ほどです。
長寿の鳥なので、一生を全うするまでに飼い主さんが2回・3回変わることも考えられます。最後まで責任を持って飼育できるかを考えておくようにしてくださいね。
オオバタンの鳴き声は?

オオバタンは「ギャー」や「クアー」と鳴きます。鳴き声というよりは、雄たけびや絶叫に近いかもしれませんね。
どれくらいの声で鳴くのか心配な方はペットとして迎え入れる前に、動物園や花鳥園に行って実際に鳴き声を聞いてみることをおすすめします。
里親として受け入れる選択肢もおすすめ!

オオバタンは様々な方法で入手できますよ。
ペットショップでの購入の他に、飼いきれなくなって手放したオオバタンを保護している施設や里親募集をしているサイトなどもあります。
20歳や30歳ほどの年齢になった個体を家族に迎える選択肢もあるので、ぜひ検討してみてくださいね。