アライグマは、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類です。
タヌキに似た風貌と縞模様の太い尻尾が特徴的で、1970年代に放送されたアニメ「あらいぐまラスカル」のモデルとしても有名ですね。
この記事ではアライグマの生息地、会える場所や餌などについてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
この記事でまとめたこと
アライグマはどこに住んでいる?分布は
アライグマは、北米(カナダ南部)~中米(パナマ)にかけて広く分布しています。
「水辺近くの森林」「湿地帯」「沿岸部」などに生息していますが、環境適応能力が高いので「農地」「郊外」「都市部」などにも頻繁に姿を現しますよ。
アライグマは動物園で会える?
都心近郊でアライグマに合える動物園
- 井の頭自然文化園(東京都)
- 大島公園動物園(東京都大島)
- ふれあい動物園(神奈川県)
- 東武動物公園(埼玉県)
都心部でアライグマに会える動物園は、「井の頭自然文化園」「大島公園動物園」「ふれあい動物園」「東武動物公園」などがあります。
関東近郊ではないですが、長崎県佐世保市にある「九十九島動植物園 森きらら」や三重県にある「大内山動物園」ではアライグマに餌やり体験をすることもできますよ。
海外でアライグマに会えるテーマパークは?
カナダのチャタムにある「プライベート動物園」では、アルビノ種である白いアライグマが飼われています。
また、野生のアライグマにはアメリカ合衆国のフロリダにある「ビル・バグス・ケープフロリダ州立公園」で会うことが出来ますよ。
マイアミのダウンタウンからバスで行くこともできるので、老若男女を問わず人気スポットになっています。
アライグマの餌は?何を食べる?
餌
- にんじん
- 果物
- 鶏頭
動物園などで飼われているアライグマは、「トマト」「りんご」「バナナ」「煮たサツマイモ」「卵」「パン」「鶏頭」「煮干し」などを食べています。
野生下でのアライグマの餌は?
野生下のアライグマは雑食性です。
主に「果実」「木の実」「小動物」「昆虫」などを食べますが、特にザリガニやカエルなどの水辺にすむ小動物を好んで捕食しますよ。
器用な指を使って獲物を取り、両手もしくは片手で食べ物を掴みます。そのまま二本足で歩き、持って帰ることもあるそうですよ。
名前の由来
アライグマという名前は、前足を水中に突っ込んで獲物を探っている姿が手を洗っているように見えることから名づけられました。
ただ、はっきりしたことは分かっておらず、アライグマは目があまり良くないため食べ物かどうかを水につけて確認しているともいわれていますよ。
ペットとしての飼育は難しい!
とても愛らしい姿が人気のアライグマですが、ペットとしての飼育には不向きです。
近年では飼育できなくなったアライグマが捨てられ野生化したことで、農作物の食害や他の野生動物の生態に影響を与えるなどの問題も起きていますよ。
見かけがかわいいから、という安易な考えでの飼育は不幸なアライグマを増やすだけなので、絶対に止めてくださいね。