「ドットわん」は、原料調達から製造までを国産にこだわったドッグフードです。
この記事では「ドットわんごはん-Red mind-」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。
編集部おすすめドッグフード

買いやすさ | 1日あたりコスト |
---|---|
定期購入割引 まとめ買い割引 |
207円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
ドッグフード「ドットわん」の評価の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源でない「豆腐おから」を使用しています。
豆腐おからとは、豆腐を作るときに残る豆乳の搾りかすのことを指します。
おからの原料である大豆は植物性タンパク質であるため、本来肉食動物である犬にとって消化しづらいという問題があります。
少量であれば大丈夫ですが、本フードでは主原料(最も多く使われている原材料)として使用されているため、与えすぎによる下痢や嘔吐などを引き起こしてしまう場合があります。
また、大豆アレルギーを持つ犬には危険ですので与えないようにしてくださいね。
その他原料の評価
粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「玄米」「牛エキス」「小麦胚芽」「牛オイル」「カツオエキス」を使用しています。
玄米
玄米は、犬にとって苦手な植物性タンパク質を含む穀類です。
玄米は穀類の中でも消化吸収率が良く、犬が特に苦手とする「グルテン」が含まれていないので比較的安全ですが、やはり穀類ということに変わりはありません。
犬の健康的な生活には動物性タンパク質のみで十分であるため、ドッグフードに穀類は一切必要ありません。
牛エキス、カツオエキス
これらの原材料は、精肉加工段階で残った部分を煮込み、抽出したうまみ成分などを凝縮させたものです。
犬の嗜好性を上げるための香りづけとしてのみ用いられるので、栄養価値はほとんどありません。品質の良い肉を使用する、肉の量を増やすなどして肉そのものの香りを利用すれば食いつきも良くなるため、エキス類は必要ありません。
本フードの場合は犬の好まない植物性タンパク質が多く含まれているので、においで犬の興味をひきつけ、食いつきを良くする目的で追加されているのかもしれませんね。
小麦
小麦には、植物性タンパク質のなかでも犬が特に苦手とする「グルテン」が多く含まれています。
摂取することで胃や皮膚にアレルギー反応を起こし、皮膚や被毛環境の悪化・下痢・嘔吐・免疫力の低下などを引き起こす原因となってしまうことがありますよ。
ドットわんに使用されているすべての原材料と成分表は「ドットわんの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ビタミンE」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合「30.9%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合「10.3%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
ドッグフード「ドットわん」の基本情報は?

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | ドットわんごはん-Red mind- |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 1728円(税込) |
内容量 | 0.5kg |
カロリー | 365kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:製造日より6ヶ月 開封後:1ヶ月 |
生産国 | 日本 |
販売元 | 株式会社ピュアボックス |
対応年齢 | 全年齢 |
メイン食材 | 豆腐おから(埼玉・神泉村産) |
穀物 | 玄米(山形産・他)、小麦胚芽(北海道産・他) |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 8mm前後 |
問合せ先 | 086-277-0026 |
ドッグフード「ドットわん」の詳しい原材料と成分一覧は?

ドットわんの原材料
主原料 | 豆腐おから(埼玉・神泉村産) |
---|---|
その他 原材料 |
牛肉(国産)、玄米(山形産・他)、牛エキス(国産)、小麦胚芽(北海道産・他)、食用牛骨カルシウム(国産)、牛オイル(国産)、にんじん(千葉産・他)、昆布・ワカメ(北海道産・他)、カツオエキス(静岡・焼津産)、豚腎臓(国産)、豚肝臓(国産)、ビタミンE(大豆由来・遺伝子組換えでない) |
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
ドットわんの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 30.0%以上 | 30.9%以上 |
粗脂肪分 | 10.0%以上 | 10.3%以上 |
粗繊維 | 6.0%以下 | 6.2%以下 |
粗灰分 | 8.0%以下 | 8.2%以下 |
水分 | 3.0%以下 | – |
粗脂肪量が10.3%以上と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
ドッグフード「ドットわん」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:製造後6ヶ月
- 開封後:1ヶ月
ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ドッグフード「ドットわん」の保管方法は?

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「ドットわん」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 31g | 107円 |
2kg | 52g | 179円 |
3kg | 70g | 242円 |
4kg | 87g | 300円 |
5kg | 103g | 355円 |
6kg | 118g | 407円 |
7kg | 132g | 457円 |
8kg | 146g | 505円 |
9kg | 159g | 552円 |
10kg | 173g | 597円 |
15kg | 234g | 809円 |
20kg | 290g | 1003円 |
30kg | 393g | 1360円 |
40kg | 488g | 1687円 |
50kg | 577g | 1995円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ

国産にこだわったドッグフードですが、主原料が動物性タンパク質ではないためあまりおすすめはできません。
もし第2原料の国産牛肉が主原料であれば、そちらのほうがおすすめできます。犬の主食はあくまでも肉(動物性タンパク質)であり、肉以外の原材料からは効率よく栄養分を吸収できないからです。
「国産」という表記は日本人にとって魅力的かもしれませんが、より信頼できる原材料を使用している外国産ドッグフードはいくつか存在しますし、そちらを主食にしたほうが安心です。
原材料の品質と栄養バランスでドッグフードは選んであげてくださいね。
- ドッグフードの作り方
- おすすめの選び方
- 安全なドッグフード
- グレインフリーのドッグフード
- 無添加のドッグフード
- オーガニックのドッグフード
- 国産のドッグフード
- ダイエット用ドッグフード
- 犬の大きさで選ぶ
- 小型犬用のドッグフード
- 大型犬用のドッグフード
- 犬の年齢で選ぶ
- パピー用のドッグフード
- シニア用のドッグフード
- 犬の症状で選ぶ
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