「ピュリナワン」はネスレが提供するドッグフードです。
この記事では「ピュリナワン ドッグ ほぐし粒入り 1-6歳 成犬用 チキン」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。
ドッグフード「ピュリナワン」の評価の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「チキン」を使用しています。
その他原料の評価
粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「米」「コーングルテンミール」「とうもろこし」「家禽ミール」「小麦」「大豆」「大豆ミール」を使用しています。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「ピュリナワンの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ミックストコフェロール」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合「29.5%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合「18.2%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
ドッグフード「ピュリナワン」の基本情報は?

商品名 | ピュリナワン ドッグ ほぐし粒入り 1-6歳 成犬用 チキン |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 2551円(税込) |
内容量 | 4.2kg |
カロリー | 380kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:製造後18ヶ月 開封後:1ヶ月 |
生産国 | アメリカ |
販売元 | ネスレ |
メイン食材 | チキン |
穀物 | 米、コーングルテンミール、とうもろこし、小麦 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 13mm前後 |
問合せ先 | 0120-262-333 |
配達までの期間 | 1週間前後(Amazon) |
ドッグフード「ピュリナワン」の詳しい原材料と成分一覧は?

ピュリナワンの原材料
主原料 | チキン |
---|---|
その他原材料 | 米、コーングルテンミール、とうもろこし、家禽ミール、油脂類(牛脂、植物性油脂)、小麦、大豆、大豆ミール、たんぱく加水分解物、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、硫黄)、グリセリン、カラメル色素、ビタミン類(A、D、E、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、コリン、K、ビオチン)、アミノ酸類(リジン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール) |
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
ピュリナワンの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 26%以上 | 29.5%以上 |
粗脂肪分 | 16%以上 | 18.2%以上 |
粗繊維 | 3%以下 | 3.4%以下 |
粗灰分 | 9%以下 | 10.2%以下 |
水分 | 12%以下 | – |
粗脂肪量が18.2%以上と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
ドッグフード「ピュリナワン」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:製造から18ヶ月
- 開封後:1ヶ月
ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ドッグフード「ピュリナワン」の保管方法は?

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「ピュリナワン」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 29g | 18円 |
2kg | 50g | 31円 |
3kg | 67g | 41円 |
4kg | 83g | 51円 |
5kg | 99g | 60円 |
6kg | 113g | 69円 |
7kg | 127g | 78円 |
8kg | 140g | 86円 |
9kg | 153g | 94円 |
10kg | 166g | 101円 |
15kg | 225g | 137円 |
20kg | 279g | 170円 |
30kg | 378g | 230円 |
40kg | 469g | 285円 |
50kg | 554g | 337円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ

合成酸化物を使用していない「無添加」という点は評価できますが、主原料以外の原材料に穀類を多く使用しているため、おすすめできないドッグフードです。
無添加についてはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。
使用されている「コーングルテンミール」は穀類であるとうもろこしから取り出したタンパク質のことで、犬が消化できない代表的な成分です。アレルギー性も高く、ドッグフードには「含まれていない」ことが理想といえます。
肉食の犬に穀物は不要なので、穀物不使用の「グレインフリー」のドッグフードを選んであげることをおすすめしますよ。
グレインフリーのおすすめドッグフードについてはこちらの記事からご確認いただけます。
また主原料以外の動物性タンパク質として「家禽ミール」が使用されていますが、どんな動物の体の部位が使用されているか不明で、品質に問題ありです。
主原料のチキンと、副原料に含まれるミネラルやビタミンで栄養は十分補うことができますが、アレルギー性の高い穀類や品質が不透明な「家禽ミール」が含まれるため、主食として与えないほうが良いです。
当サイトが犬の主食として積極的におすすめしているドッグフードはこちらの記事にまとめていますので、合わせて確認してみてくださいね。
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