「日本犬」はイースター株式会社が提供するドッグフードです。
この記事では「日本犬 柴専用 チキン味」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。
編集部おすすめドッグフード

買いやすさ | 1日あたりコスト |
---|---|
定期購入割引 まとめ買い割引 |
207円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
ドッグフード「日本犬」の評価の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「糟糠類」を使用しています。
その他原料の評価
粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「小麦粉」「脱脂大豆」「乾燥おから」「チキンミール」「フェザーミール」「動物性油脂」「魚粉」「食塩」を使用しています。
日本犬に使用されているすべての原材料と成分表は「日本犬の詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ビタミンE」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合「26.7%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合「8.9%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
ドッグフード「日本犬」の基本情報は?
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | 日本犬 柴専用 チキン味 |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 1726円(税込) |
内容量 | 4kg |
カロリー | 320kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:製造から18ヶ月 開封後:1ヶ月半 |
生産国 | 日本 |
販売元 | イースター株式会社 |
対応年齢 | 全成長段階 |
メイン食材 | 糟糠類(グルテンフィード、米糠、小麦ふすま、大麦糠、脱脂米糠) |
穀物 | グルテンフィード、米糠、小麦ふすま、大麦糠、脱脂米糠、小麦粉 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 8.5~9mm |
問合せ先 | 0800-080-1122 |
配達までの期間 | 1週間程度(Amazon) |
ドッグフード「日本犬」の詳しい原材料と成分一覧は?

日本犬の原材料
主原料 | 糟糠類(グルテンフィード、米糠、小麦ふすま、大麦糠、脱脂米糠) |
---|---|
その他原材料 | 穀類(小麦粉)、豆類(脱脂大豆、乾燥おから)、肉類(チキンミール、フェザーミール)、油脂類(動物性油脂、精製魚油(DHA・EPA源))、その他(酵母エキス、乾燥カモミール)、魚介類(魚粉)、藻類(ケルプミール)、糖類(オリゴ糖)、ミネラル類(炭酸カルシウム、食塩、硫酸亜鉛、ヨウ素酸カルシウム、硫酸銅)、ビタミン類(A、B2、B12、D3、E、塩化コリン、D-パントテン酸カルシウム、d-ビオチン)、香料(ガーリックオイル) |
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
日本犬の成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 24.0%以上 | 26.7%以上 |
粗脂肪分 | 8.0%以上 | 8.9%以上 |
粗繊維 | 6.0%以下 | 6.7%以下 |
粗灰分 | 9.5%以下 | 10.6%以下 |
水分 | 10.0%以下 | – |
粗脂肪量が8.9%以上と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
ドッグフード「日本犬」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:製造から18ヶ月
- 開封後:1ヶ月半
ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ドッグフード「日本犬」の保管方法は?

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「日本犬」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 35g | 16円 |
2kg | 59g | 26円 |
3kg | 80g | 35円 |
4kg | 99g | 43円 |
5kg | 117g | 51円 |
6kg | 134g | 58円 |
7kg | 151g | 65円 |
8kg | 166g | 72円 |
9kg | 182g | 79円 |
10kg | 197g | 85円 |
15kg | 267g | 116円 |
20kg | 331g | 143円 |
30kg | 449g | 194円 |
40kg | 557g | 241円 |
50kg | 658g | 284円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ

合成酸化物を使用していない「無添加」という点は評価できますが、原材料の大半を「穀物」を占めるため、ドッグフードに必要な栄養素が全く満たされていません。おすすめできないドッグフードです。
グレインフリーについてはこちら、無添加についてはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。
犬は肉食動物なので、穀物は発育過程において全く必要のない栄養素ですし、そもそも消化して体内に吸収することができません。
原材料は含有量が多い順に記載されているので、本フードの場合かなりの量の穀類が含まれていることになります。
4kgで2000円以下という低価格が実現できるのは、穀物を使用して製造コストを抑えているからです。また、それでも食いつきが良いのは「香料」を使用いているからで、食材の品質とは無関係なのです。
本フードと同様の評価基準にて高得点をつけたドッグフードがこちらの記事にまとまっています。
- ドッグフードの作り方
- おすすめの選び方
- 安全なドッグフード
- グレインフリーのドッグフード
- 無添加のドッグフード
- オーガニックのドッグフード
- 国産のドッグフード
- ダイエット用ドッグフード
- 犬の大きさで選ぶ
- 小型犬用のドッグフード
- 大型犬用のドッグフード
- 犬の年齢で選ぶ
- パピー用のドッグフード
- シニア用のドッグフード
- 犬の症状で選ぶ
- アレルギー向けのドッグフード
- 尿路結石向けのドッグフード
- 原材料で選ぶ
- 鹿肉のドッグフード
- サーモンのドッグフード
- 低脂肪のドッグフード
- 形状で選ぶ
- ドライフードのドッグフード
- セミモイストのドッグフード
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- キャンペーンで選ぶ
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- 市販でおすすめのドッグフード