【販売終了】いぬのしあわせ(小粒 1歳からの成犬用)は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「いぬのしあわせ」は安全・安心・健康・おいしさにこだわった着色料無添加ドックフードです。

合成着色料を使用せず、原料が持つ自然な色合いに仕上げています。ワンちゃんに安心してあげる事ができます。

主原料には、穀類(小麦粉、ホミニーフィード、とうもろこし、コーングルテンミール、脱脂米糠)を使用。安価で試しやすいドッグフードだと言えます。

この記事では「いぬのしあわせ 小粒 1歳からの成犬用」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。Amazonの口コミも併せて見ていきましょう。

※本商品である「いぬのしあわせ」は2023年3月31日に販売終了しました。


いぬのしあわせ(小粒 1歳からの成犬用)の基本情報は?

いぬのしあわせ(小粒 1歳からの成犬用)の商品画像
商品名 いぬのしあわせ 小粒 1歳からの成犬用
分類 総合栄養食
定価 670円(税込)
内容量 1.3kg
カロリー 345kcal/100g
賞味期限 開封前:製造から18ヶ月
開封後:1ヶ月
生産国 日本
販売元 ペットライン株式会社
対応年齢 1歳~
メイン食材 小麦粉、ホミニーフィード、とうもろこし、コーングルテンミール、脱脂米糠
穀物 玄米
酸化防止剤 不使用
人工添加物 香料
粒の大きさ 12mm

日本のペットラインが販売する「いぬのしあわせ」は、粒にチキンパウダーをまぶした小粒タイプで、元気いっぱいのわんちゃんに適した栄養バランスのドッグフードです。

合成着色料を使用せず、原料が持つ自然な色合いに仕上げています。わんちゃんに安心してあげる事ができます。

主原料には、穀類(小麦粉、ホミニーフィード、とうもろこし、コーングルテンミール、脱脂米糠)を使用。安価で試しやすいドッグフードだと言えます。

徹底した品質管理!安心して与えられるドッグフード

いぬのしあわせドッグフードは、安心安全なドッグフードを提供するために国際基準であるISO 22000(食品安全マネジメントシステムに関する国際規格)、そして自社独自の厳しい品質基準を設けています。

公式サイトでは製造工程を写真付きで紹介し、安心安全な品質管理についての取り組みをアピール。飼い主さんが安心してごはんを与えられるよう、徹底している様子がうかがえます。

いぬのしあわせ(小粒 1歳からの成犬用)の評判は?Amazonの口コミをチェック

犬と飼い主さんのイメージ画像

まずは高評価なレビューから!

安心して食べさせています

国産で内容もとてもよいと思います。ミルクパウダーと小魚パウダーがまぶされているので健康にも良く喜んで食べてくれています
マダムchi
出典:Amazon「いぬのしあわせ ドッグフード 小粒 小型犬 1歳~6歳までの成犬用 1.3kgレビュー」

おいしそうに食べてます

食が細い子ですが、小粒で食べやすいので、喜んで食べてますo(^-^)o
kanachan
出典:Amazon「いぬのしあわせ ドッグフード 小粒 小型犬 1歳~6歳までの成犬用 1.3kgレビュー」

気に入りました

いままでいろいろなフードを試しました。食い付きがいいと思って高いものばかり与えていましたが食い付きがイマイチで…。

でも試しに買ってみて与えたら小粒だからか気に入ってぱくぱく食べてくれました(^^)とりあえず2ヶ月は普通に食べてくれています。お値段も安いので助かります!

トイプードル・チワワ飼育
pun
出典:Amazon「いぬのしあわせ ドッグフード 小粒 小型犬 1歳~6歳までの成犬用 1.3kgレビュー」

いぬのしあわせを高評価している口コミをいくつか引用しました。「国産で内容が良い」「食が細い愛犬が喜んで食べてくれる」「値段が安くて助かる!」と、食いつきだけでなく家計を圧迫しないお手頃な価格が評判のようです。

Amazonでは1.3kgが532円(税込)と、お試し用としても手が出しやすい価格が魅力でしょう。

ネガティブな口コミは…

ドツクフード

うちの犬には あわなかったみたいですが 小型犬には食べやすい大きさかと
マロン
出典:Amazon「いぬのしあわせ ドッグフード 小粒 小型犬 1歳~6歳までの成犬用 1.3kgレビュー」

全く食べません・・・

好き嫌いが激しいトイプーなのですが、評価もよかったし、生協で扱っているくらいなので原材料も安心だと期待していたのですが、うちのトイプーは全く食べませんでした。残念です。
カシェット
出典:Amazon「いぬのしあわせ ドッグフード 小粒 小型犬 1歳~6歳までの成犬用 1.3kgレビュー」

反対にネガティブな口コミには「うちの子には合わなかった」「全く食べてくれなかった」との意見が。

食いつきに関してはどのドッグフードにも言えることです。値段が高ければガツガツ食べてくれるなんて保証はなく、手ごろな価格でも食べてくれることもあります。

コスパは良く試しやすいドッグフードですが、主原料は穀類(小麦粉、ホミニーフィード、とうもろこし、コーングルテンミール、脱脂米糠)です。値段が抑え目なのは、穀物メインだからかもしれません。

いぬのしあわせ(小粒 1歳からの成犬用)の詳しい原材料と成分一覧は?

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いぬのしあわせの原材料

主原料 穀類(小麦粉/ホミニーフィード/とうもろこし/コーングルテンミール/脱脂米糠)
その他原材料 肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、油脂類(動物性油脂、フィッシュオイル(DHA・アラキドン酸含有)、米胚芽油)、大豆ミール、アルファルファ、魚介類(フィッシュミール、魚肉抽出物)、ビートパルプ、野菜類(パプリカ、キャベツパウダー、にんじんパウダー、ほうれん草パウダー、かぼちゃパウダー)、オリゴ糖、乳類(チーズパウダー、ミルクパウダー)、クロレラ、β‐グルカン、グルコサミン、クローブ、バジル、ローズマリー、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、塩素、銅、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、B2、B12、パントテン酸、コリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)

いぬのしあわせの主原料は穀類。次にミートミールなどの肉類と表記されています。

ペットラインでは徹底した品質管理が行われ、厳しい基準をクリアした確かな商品だけが出荷されています。安全性はあっても、穀類を主原料として使用しているのはどうしても気になります。

植物性タンパク質である穀物はコストが低く、ドッグフード自体の価格を抑えながらタンパク質の量を確保することができます。ただし、わんちゃんの健康的な体作りをサポートする動物性タンパク質を摂取することができません。

穀物はタンパク質や炭水化物、食物繊維など含まれており、確かにわんちゃんにとって良い原材料ですが、あくまで「動物性タンパク質がメインで足りない栄養素を穀物で補う」のが好ましいと言えます。

ミートミールも気になるポイント

ミートミールは動物の血液や毛、胃などの内容物、脂肪分を取り除いた組織をレンダリングし、高温で処理し粉状にしたものを指します。多くは高タンパクで低カロリーです。

タンパク質を補う原材料ですが「ミート」だけの表記では何の肉を使っているか判断できません。チキンミールが使わているのは分かりますが、ミートミールに関しては評価するのが困難で良い原材料だと言い切れません。

いぬのしあわせの成分分析値

成分名 成分含有率 乾燥重量比
粗タンパク質 22.0%以上 24.4%以上
粗脂肪分 11.0%以上 12.2%以上
粗繊維 5.0%以下 5.6%以下
粗灰分 8.0%以下 8.9%以下
水分 10.0%以下

粗脂肪量が12.2%以上と控えめなドッグフードです。

おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。

乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

いぬのしあわせ(小粒 1歳からの成犬用)の評価の内訳は?

犬 素材

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源でない「穀類(小麦粉、ホミニーフィード、とうもろこし、コーングルテンミール、脱脂米糠)」を使用しています。

その他原料の評価

わんちゃんにとっては合わない場合があったり、何を使用しているか不明な原材料があるかどうか評価しています。

本フードの場合、「ミートミール」が何の肉を使っているのか分からず評価することができません。

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリー抽出物」が使われています。

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子犬:22.5%以上
  • 成犬:18.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合「24.4%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子犬:8.5%以上
  • 成犬:5.5%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合「12.2%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。

出典:AAFCOの養分基準 阿部又信 解説

いぬのしあわせ(小粒 1歳からの成犬用)の賞味期限は?

犬 素材

賞味期限

  • 開封前:製造から18ヶ月
  • 開封後:1ヶ月

ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

いぬのしあわせ(小粒 1歳からの成犬用)の保管方法は?

犬 素材

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

いぬのしあわせ(小粒 1歳からの成犬用)の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

犬 素材
体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 32g 17円
2kg 55g 29円
3kg 74g 39円
4kg 92g 48円
5kg 109g 56円
6kg 124g 65円
7kg 140g 73円
8kg 154g 80円
9kg 169g 87円
10kg 183g 95円
15kg 247g 128円
20kg 307g 159円
30kg 416g 215円
40kg 516g 267円
50kg 610g 315円

目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

編集部まとめ

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「食いつきがよいこと」や「日本製であること」から評価される「いぬのしあわせ」ですが、原材料は決して良いといえません。

主原料が穀物なのは好ましくない

1つ目の理由は主原料に穀物を使用している点です。肉食動物である犬にとっては、やはり「動物性タンパク質」を主原料に使うフードが望ましいです。

「いぬのしあわせ」の主原料である「ホミニーフィード」「コーングルテンミール」はとうもろこしから作られており、「小麦」「大豆ミール」と同様にアレルギー性の高い原材料です。

価格が安いのは、穀物を使用することでコストダウンしているからと考えられます。

タンパク質量が気になる

2つ目の理由はタンパク質量が基準値に達していない点です。

肉類として含有されている「ミール」は動物の様々な部位を集めて粉状にしたものです。くちばしや傷んだ内臓が含まれている可能性がゼロとはいえません。

もちろん良質なタンパク質が含まれる部位のみをミールにしている可能性もありますが、本フードの場合はタンパク質がAAFCOの最低基準に達していないことが気になります。

動物性タンパク質をメインに栄養バランスと品質が良い原材料のみを使用した「プレミアムドッグフード」を与えることがおすすめですよ。詳しくはこちらにまとめています。