キャットフード「グリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブ」は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「グリーンフィッシュ」はクオレイタリアが販売する、肉類不使用で天然の魚をメインに使ったキャットフードです。

チキンやビーフ、ターキーなど肉がメインの苦手な愛猫はもちろん、魚が大好きな愛猫にもぴったり。3種のハーブを独自の量で配合し、全猫種と全年齢に対応した栄養バランスのレシピに仕上げています

そんな魚メインのキャットフード「グリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブ」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。

全100種類のキャットフードをいくつかの基準をもとに徹底調査、検証!
愛猫にあったキャットフードの選び方、探し方を以下の記事でご紹介しています!

グリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブの基本情報は?

グリーンフィッシュフィッシュ&ハーブキャットフードの商品画像
商品名 グリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブ
分類 総合栄養食
定価 1,815円(税込)
内容量 500g~
カロリー 350kcal/100g
生産国 イタリア
販売元 クオレイタリア
メイン食材 サバ・イワシ・ニシン・ツナ・タラ
※季節により水揚げされる魚の種類が若干変わります。
穀物 米粉、コーン
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用

グリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブの特徴とこだわり

猫と缶詰のイメージ画像
グリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブ キャットフードは、イタリア産のキャットフードブランドで肉類が苦手なねこちゃん、魚が大好きなねこちゃんにぴったり。

原材料にお肉を一切使用しておらず、主原料には天然の魚(サバ、イワシ、ニシン、ツナ、タラ)を30%以上も配合した魚メインのキャットフードです。

チキンやビーフなどにアレルギーを持っていたり、お腹が緩くなってしまったりなど、影響が出てしまうねこちゃんにうれしいレシピで作られています。

魚には動物性タンパク質やビタミンD、ビタミンE、DHA、EPAなど豊富に含まれており、オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸がバランス良く配合されているのもポイント。

イタリアで権威のある方との共同開発!ハーブを独自に配合

もう一つの特徴であるハーブは、イタリアで最も権威のあるフィトセラピスト(ハーブ療法家)との共同開発により、アーティチョークとローズマリー、ミルクシスルを独自の分量で配合しています。

アーティチョークは食物繊維、カリウム、ミネラルが豊富に含まれています。ローズマリーは抗酸化作用やビタミンB1やB2などビタミン類が豊富。そしてミルクシスルは細胞を若々しく保つ働きを持つ成分を含んでいるハーブです。

これらのハーブと天然の魚を配合し十分な栄養バランスで作られていることで、全猫種・全年齢に対応しています。

グリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブの詳しい原材料と成分一覧は?

食材のイメージ画像

グリーンフィッシュの原材料

原材料 天然の魚30%以上:(ドライフィッシュミール:20%以上、フレッシュフィッシュ:10%以上)(サバ・イワシ・ニシン・ツナ・タラ)※季節により水揚げされる魚の種類が若干変わります。
米粉(20%)、コーン(全粒)、エンドウ豆、新鮮なコーンオイル、ビートパルプ(2%)、ビール酵母、ビタミン及びミネラル(ビタミンA 19000UI、ビタミンD3 1250UI、ビタミンE(天然トコフェロール)160mg、 硫酸銅5水和物 71mg、炭酸鉄(II)75mg、酸化マグネシウム93mg、硫酸亜鉛水和物222mg、ヨウ化カリウム1.77mg、亜セレン酸ナトリウム0.39mg、タウリン1200mg、銅18mg、鉄36mg、マグネシウム72mg、亜鉛81mg、ヨウ素1.35mg、セレン0.18mg)、 ナチュラルハーブ(アーティチョーク抽出物 2000mg、ローズマリー抽出物2000mg、ミルクシスル抽出物1000mg)

グリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブの原材料は上記の通りです。

肉類は一切使用しておらず、天然の魚がメインで穀類で足りない栄養素を補っています。また、中国産原材料は一切不使用でヒューマングレードの食材を使っているため、不安な点は見当たりません。

ただ、米粉とコーンが使われているため、穀類にアレルギーがあるねこちゃんには与えないように注意してください。

アレルギーを持っていなければ、タンパク質源としてだけでなくビタミンやミネラルを含んでいるため、優れた食材と言えます。

グリーンフィッシュの成分分析値

成分名 成分含有率
粗タンパク質 30.0%
粗脂肪分 13.5%
粗繊維 2.5%
粗灰分 6.9%
水分 8.0%
ナトリウム 0.28%
カルシウム 1.2%
マグネシウム 0.09%
リン 1.10%
タウリン 0.12%
オメガ6 3.10%
オメガ3 0.35%

粗脂肪量は13.5%と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。

グリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブの評価の内訳は?

猫 素材

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である、天然の魚30%以上(サバ・イワシ・ニシン・ツナ・タラ)を使用しています。

その他原料の評価

粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。

本フードの場合、ねこちゃんによっては合わない場合がある米粉にコーンが使われています。

ねこちゃんに穀類が合わないことが分かっている場合、与えないように注意してください。

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子猫:30.0%以上
  • 成猫:26.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合、「30.0%」と子猫・成猫の各基準を満たしています。

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子猫:9.0%以上
  • 成猫:9.0%以上

AAFCOが定める粗脂肪の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合、「13.5%」と子猫・成猫の各基準を満たしています。

出典:AAFCOの養分基準 阿部又信 解説

グリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブの保管方法は?

ご飯を食べる2匹の猫のイメージ画像
キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

グリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブの体重ごとの目安給餌量は?

体重 目安給餌量
1~3kg 20~55g
3~5kg 55~100g
5~8kg 100~155g
8~10kg 155~210g

上記がグリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブ キャットフードの1日あたりの目安給与量です。

ただあくまで目安になる給与量のため、愛猫の生活環境や運動量、理想の体重などを考慮して給与量を計算してください。

愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

グリーンフィッシュ フィッシュ&ハーブのサンプルは?取り扱っている店舗は?

グリーンフィッシュキャットフードのサンプルは、一部キャットフードを専門的に扱っている通販サイトで購入できるのが確認できました。

そのほか、Amazonや楽天ではサンプルの販売はないため最小量500g~から購入するのが良いかもしれません。

店舗での取り扱いは?

イタリア産のペットフードで、本社と連携して輸入を行っているような会社が不明なことから、店舗での取り扱いについてはあるとは断言できません。

海外産のペットフードを扱う扱う店舗、またそれらに特化した専門店では販売しているかもしれませんね。

編集部まとめ

ご飯を食べようとする猫のイメージ画像
「大海に育まれた新鮮な天然魚を使用」がコンセプトのグリーンフィッシュで、主原料には天然の魚が30%以上も使われています。

魚には動物性タンパク質やビタミンD、ビタミンE、DHA、EPAなど豊富に含まれています。また、体内で生成できないオメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸がバランス良く配合されているのもうれしいポイント。

米粉、コーンが使われているため、穀類が苦手なねこちゃんには積極的におすすめできませんが、肉類を避けたい場合や魚が大好きなねこちゃんにはおすすめしたいキャットフードです。