キャットフードを探しているとアメリカ産のものを目にすることがあります。
「アメリカ産は体に悪そう」と不安に思うかもしれませんが、アメリカのペットフード基準は日本をはじめ世界でも評価されていますよ。
この記事では、編集部おすすめのアメリカ産キャットフードと、AAFCOについて紹介しています。
この記事でまとめたこと
アメリカ産おすすめのキャットフード1. アーテミス『オソピュア』

得点 | 97点 |
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メイン食材 | フレッシュサーモン |
酸化防止剤 | 天然ハーブ、ビタミン |
人工添加物 | 不使用 |
穀物 | 不使用 |
内容量 | 1.8kg |
通常購入価格 | 4158円(税抜) |
アーテミスブランドは、品質管理と原材料の質に関して徹底した体制のもとで製造されている高品質なキャットフードです。
獣肉・穀物・添加物すべてのアレルギー源を排除しているので、安全性も抜群ですよ。
価格が高めなのがネックですが、愛猫の食いつきが良ければデイリーフードとしておすすめです。
体重ごとの1日あたりの価格
1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 7kg | 8kg | 9kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 40kg | 50kg | |
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価格(円) | 59 | 99 | 134 | 166 | 197 | 225 | 253 | 279 | 305 | 330 | 447 | 555 | 752 | 933 | 1103 |
アーテミス「オソピュア」の原材料や成分分析など詳しくはこちらの記事です。
アメリカ産おすすめのキャットフード2. アーテミス『フレッシュミックス』

得点 | 94点 |
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メイン食材 | フレッシュチキン |
酸化防止剤 | 混合トコフェロール、ローズマリーエキス |
酸化防止剤 | 不使用 |
穀物 | 大麦、米糠 |
内容量 | 2.72kg |
通常購入価格 | 5,119円(税抜) |
アーテミス・オソピュアと同じ、アーテミスブランドのキャットフードです。
徹底した管理体制の下で製造されているフードなので、安全性は抜群ですよ。ただ、粗脂肪分が多めなので与えすぎには気を付けてくださいね。
体重ごとの1日あたりの価格
1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 7kg | 8kg | 9kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 40kg | 50kg | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
価格(円) | 50 | 84 | 113 | 140 | 166 | 190 | 213 | 236 | 257 | 279 | 377 | 468 | 634 | 787 | 930 |
アーテミス「フレッシュミックス」の原材料や成分分析など詳しくはこちらの記事です。
アメリカ産おすすめのキャットフード3. ブルー

得点 | 90点 |
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メイン食材 | 骨抜き鶏肉 |
酸化防止剤 | 混合トコフェロール、ローズマリー抽出物 |
人工添加物 | 不使用 |
穀物 | 玄米、大麦、オートミール |
内容量 | 400g |
通常購入価格 | 1058円(税込) |
「BLUE(ブルー)」は高品質な自然食材を使用し、健康管理をサポートする自然派キャットフードです。
穀物が使用されていますが、本フードで使用されているものは比較的消化しやすく低アレルギーなので、危険性は低いでしょう。ただ穀物アレルギーを持っている猫にはおすすめできません。
体重ごとの1日あたりの価格
1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 7kg | 8kg | 9kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 40kg | 50kg | |
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価格(円) | 70 | 117 | 158 | 196 | 232 | 265 | 298 | 329 | 360 | 389 | 527 | 654 | 887 | 1100 | 1300 |
ブルーの原材料や成分分析など詳しくはこちらの記事です。
アメリカ産のおすすめキャットフード、選ぶ基準は?

キャットフードを選ぶ時に大事なことは「原材料を確認する」ことです。
一概にアメリカ産といっても品質は商品によって異なるので、アメリカ産だから安心・あるいは粗悪と決めつけずにきちんと原材料を見て確認することが大切ですよ。
原材料で判断するときは、「高品質な原材料を使用している」「穀物を使用していない」ものを選ぶようにしてくださいね。肉食動物である猫は穀物の消化を苦手としているので、アレルギーを引き起こす可能性が高まります。
アメリカのキャットフード事情!AAFCOとは?

AAFCOの正式名称正式名称は米国飼料検査官協会(Association of American Feed Control Official)です。
動物と人間の健康を守る、消費者の保護を確保する、動物飼料産業の秩序ある商取引の平等な競争の場を提供するために活動しており、主に栄養素に関するラベル表示や栄養基準、犬・猫の食事で必要なもの、成長期・妊娠出産期・成猫期で異なる基準を提唱しています。
AAFCOはタンパク、脂肪、ビタミン、ミネラルに注目し基準を設定しています。幼猫であればタンパク30.0%以上、脂肪9.0%以上、成猫であればタンパク26.0%以上、脂肪9.0%以上と定めています。
アメリカ産のキャットフードで起きた問題、事例を紹介
2007年3月犬と猫がペットフードを食べてから2日後に死んでしまう事件が発生しました。6000万個の製品を回収し調査したところ、メラミンと̪シアヌル酸が化学反応を起こして結晶ができ腎不全につながったことが原因とわかりましたが、それ以外にもたくさんの粗悪な物質が入っていることも発覚しました。
この事件が起きるまでは「ペットフードで儲けるために有害な物質が入っていても構わない」という考えの業者がたくさんありました。以降ペットフードの安全性が意識されるようになり、犬の健康を第一に、品質を向上させる動きが盛んになりました。
原産国よりも原材料をしっかりチェック!

キャットフードを選ぶ時に最も重要なのは原材料であり、原産国ではありません。
原産国がアメリカだからといって質が悪いと決めつけるべきではなく、「主原料に動物性のタンパク質を採用しているか」「人工添加物を使用していないか」の2点に注意して最適なフードを見つけてあげてくださいね。