キャットフードには、ドライタイプとウェットタイプがあります。
便利な1回使い切りで水分の多いパウチタイプが主流になりましたが、昔ながらの缶詰もスーパーに多く並んでいますよ。
この記事では、おすすめの缶詰キャットフード、それぞれのメリットやデメリットを紹介しています。
目次
全100種類のキャットフードをいくつかの基準をもとに徹底調査、検証!
愛猫にあったキャットフードの選び方、探し方を以下の記事でご紹介しています!
キャットフード買うならこれで決まり!
おすすめ15選を徹底分析
100種類ものキャットフードの安全性を比較!これを与えれば間違いなしのおすすめ15選をご紹介します。
その他キャットフードにまつわるお役立ち情報も満載!
pepyおすすめ!カナガンウェットフード(チキン&サーモン)
カナガンキャットフードの缶詰は、カナガンドライフードと組み合わせることで、より栄養価の高い食事になるよう開発されており、猫が本来必要とする栄養が効率よく摂取することができます。
主原料にはチキンが58%、チキン煮汁が32%、サーモンが5%も配合されており、旨みが濃縮されています。とろりとしているためドライフードに絡みやすく、おいしさもアップします。
また、香料や着色料などの合成添加物や穀物が全く含まれていないので、安心して与えることができるのもおすすめのポイントです。
こちらの缶詰だけを与えても問題はありませんが、ドライタイプに比べて食費がかなりかかってしまうため、「別のキャットフードの主食を切り替える時期」や「ドライタイプのキャットフードを食べられない理由がある時」に特におすすめです。
カナガンキャットフードは定期コースやまとめ買い割引もあるので、お得に購入することもできるので、ぜひ一度お試しくださいね。
今なら定期コース利用で最大20%オフ!
\全猫種・全年齢対応/
缶詰キャットフードの特徴
一般的なドライフードの水分含有率は10%未満ですが、缶詰タイプは50%以上の水分を含んでいます。
普段からあまり水分を摂取しない猫にとっては、理想的な食事ともいえます。
ドライタイプとの違い
一番の違いは水分量です。
水分量の多いウェットタイプのキャットフードは長持ちしないので、猫の体に良い成分のみを配合したキャットフードが多いです。
一方、ドライタイプは夜行性の猫の夜用の餌として開発されたものなので、バランス良く必要なエネルギーを摂取できます。長期保存にも向いています。
缶詰のキャットフード、メリットは?
缶詰キャットフードのメリット
- 1. 動物性タンパク質の含有量が多い
- 2. 水分が多いので消化に優れている
- 3. 食いつきが良い
缶詰キャットフードのメリットは、「動物性たんぱく質の含有量が多い」「水分が多く、消化に優れている」「食いつきが良い」の3点です。
1. 動物性タンパク質が豊富に含まれている
缶詰タイプのキャットフードは、ドライタイプのキャットフードに比べて動物性タンパク質の原料となる食材の割合が多いです。
缶詰は、特に動物性たんぱく質の含有量が多いので普段使いにも最適。
2. 水分が多いので消化がしやすい
ウェットタイプは、水分を多く含んでいるので食べやすく消化に良いという利点もあります。
ドライフードの水分量が10%であるのに対して、ウェットフードには75%程度含まれています。
水分の摂取は大事ですが、猫はとても匂いなどに敏感なため水を飲んでくれない場合もあります。普段あまり水を飲まない子には、ウェットフードで水分補給をさせるという方法もあります。
3. 食いつきが良い
ウェットタイプは、ドライタイプほど加工されておらず食欲をそそる肉本来の風味が残っているので食いつきが良いです。
水分量が多く柔らかくて食べやすいので、子猫や老猫、食欲がない時などに最適。
缶詰のキャットフード、デメリットは?
缶詰のキャットフードのデメリット
- 1. 痛みやすいので、開封後の保存があまりできない
- 2. ドライタイプと比べてグラムあたりの値段が高い
缶詰キャットフードのデメリットは「痛みやすく、開封後の保存が難しい」「ドライタイプと比べてグラム当たりの値段が高い」の2点です。
1. 傷みやすいので開封後の保存があまりできない
水分量が多いほど菌が繁殖しやすいので、ウェットフードの開封後の賞味期限は短いです。
ウェットフードの中にはドライフード並みに賞味期限が長い缶詰もありますが、これは保存料や酸化防止剤などの合成添加物が大量に含まれているためです。
賞味期限が長いほど魅力的に見えるかもしれませんが、合成添加物は発がん性が報告されているものほど保存や酸化防止の持続性が高いことが判明しているのでおすすめできません。
賞味期限はどのくらい?
一般的なドライタイプの賞味期限は未開封で約1年・開封後は1ヵ月程度ですが、缶詰タイプは未開封で約3年・開封後は冷蔵保存で約1日と記載されていることが多いです。
2. ドライタイプに比べてグラムあたりの値段が高い
フード名 | 価格(100gあたり) |
---|---|
カナガンキャットフード ドライ | 331円 |
カナガンキャットフード 缶詰 | 725円 |
ドライフードは、ある程度保存が効き1パックの容量が多いので、ウェットフードと比べて割安になります。
缶詰(ウェットフード)は、1日で使い切れるように少量で販売しているので、割高になります。
ウェットのキャットフードを選ぶときのポイント
添加物について
ウェットフードはドライフードに比べて水分量が多いため、日持ちさせるために添加物が使われています。
できるだけ添加物が少ないもの、原材料にこだわっているフードを選んであげることが大切です。
総合栄養食かどうか
ウェットフードには「総合栄養食※1」「一般食」「副食」「栄養補完食」などがありますが、総合栄養食以外はおやつや間食の役割を果たすものです。
毎日の食事に適しているとはいえないので、「総合栄養食」と記載されているものを選ぶようにしてください。
肉が豊富かどうか
ウェットフードは水分含有量こそ多いものの、他の栄養価が低い傾向にあります。
記載されている成分分析値をチェックして、タンパク質が10%以上のものを選ぶようにしてください。
猫に必要な栄養素は?
猫に必要な栄養素
- たんぱく質
- 脂肪
- ビタミン・ミネラル
猫が必要とする主な栄養素は「たんぱく質」「脂肪」「ビタミン」「ミネラル」です。
たんぱく質
たんぱく質は筋肉や内臓、血液、皮膚、被毛などを構成している基本の栄養素で、猫は人間の5~6倍の量を必要としています。
肉の赤身部分、魚、卵白、牛乳、チーズ、大豆製品などに多く含有されています。
最低摂取量に関しては幅があるものの、NRC(全米研究評議会)が体重1kgにつき3g以上、AAHA(アメリカ動物病院協会)が1kgあたり5g以上を推奨してます。
脂肪
脂肪はエネルギー源としてだけでなく、脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きもあります。
脂肪は脂肪酸が組み合わさってできていますが、猫はアラキドン酸やリノール酸を体内で作ることができないため、食事から摂る必要があります。
ビタミン・ミネラル
ビタミンには脂肪に溶ける「脂溶性ビタミン(A,E,D,K)」と水分に溶ける「水溶性ビタミン(B群,C)」があり、様々な体の機能をスムーズにする潤滑油の働きをしています。
猫は体内でビタミンCとKを合成することが出来ますが、ビタミンA,B1,B2,B6,Dなどは合成できないため日々の食事で取り入れる必要があります。
ミネラルは体を構成する元素のことで、「カルシウム」「カリウム」「リン」「ナトリウム」「マグネシウム」「亜鉛」「鉄」などが該当します。
必要量こそ微量ですが、体液のバランスを保ち神経や筋肉を活発に働かせるために欠かせない栄養素です。
ウェットフードを主食に!?
キャットフードに関しては、多くの獣医さんがドライフードよりもウェットフードを推奨しています。
ドライタイプと比べて「食いつきが良い」「タンパク質の含有量が多い」などメリットも多いですが、「可愛いから」「欲しがるから」「栄養豊富だから」という理由で与え過ぎるのは禁物ですよ。
パッケージの注意書きなどを参考に、適度に正しい餌の与え方を心がけてくださいね。