Gemドッグフードは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「Gem」はタンパク質アレルギーの愛犬のための、お肉を一切使っていない完全無農薬・無添加ドッグフードです。

この記事では「Gem(ジェム)オーガニックドッグフード」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。

飼い主さんからの口コミ評判についてもまとめていますよ。

Gemドッグフードの商品概要

Gemドッグフードの商品画像
商品名 Gem(ジェム)オーガニックドッグフード
分類 一般食
定価 2,849円(税込)
内容量 1.5kg
カロリー 310kcal/100g
賞味期限 開封後:6ヶ月
開封後:1ヶ月
生産国 日本
販売元 ジェムペットサービス
対応年齢 全年齢
メイン食材 ひまわりの種(脱脂)
穀物 不使用
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用
粒の大きさ 直径1cm
問合せ先 045-912-2851

Gemドッグフードとは?

おやつをもらう犬の画像
  • 原材料は無農薬のものを使用
  • 収穫後の農薬不使用
  • 肉は使用していない
  • 品質は人間が口にできる食品を使用
  • 酸化防止剤不使用の無添加ドッグフード
  • 製造から3日でパックされる(パック時に油をふきかける)

Gemは、ジャムペットサービスという会社が独自開発した完全無農薬・無添加のドッグフードです。

また、ペットの抱える問題に対応したカウンセリングや、病気の治療を行うクリニックを運営しており、犬の健康長寿を願って作られました。

本フードについて特徴をまとめました。

Gemドッグフードの口コミは?飼い主さんからの評判は?

犬
消化の良いフード
このフードを食べるようになって良いウンチをするようになりました。

1番下の子はショップにいた時食が細かったのにトッピング無しでもよく食べます。
みーたんウェイ
出典:楽天市場「【Gem(ジェム)】6㎏※お取り寄せ商品※ レビュー」

安心安全なフードです
添加物一切無しの優れたフードです。がこれだけではタンパク質の量が足りないので元気な子はお肉をフードの半部にプラスして食べるとベストだと感じました。
ふくふくはっぴい
出典:楽天市場「【Gem(ジェム)】6㎏※お取り寄せ商品※ レビュー」

口コミのまとめ

今のところ悪い口コミは見当たりませんでした。

公式の方にも明記されているように、タンパク質の量が足りない点は加えて与えるようにとあります。

良質な生の牛肉か鶏肉がおすすめとありますが、愛犬の好みに合わせて補ってあげてください。

ドッグフード「Gem」のおすすめの犬や飼い主は?

おすすめの犬

  • 肉アレルギーがある犬
  • 低タンパクなど食事制限が必要な犬

おすすめの飼い主

  • 手作りフードをしたい人
  • 原材料が安心できるフードを探している人

原材料を確認すると、そこまで気にするものはないように感じます。

むしろ安全にこだわりが強くみられます。一般食で肉を一切使用していないため、必要であればタンパク質類を補う必要があります。

製造から3日でパックされるという点は新鮮さを感じますが、パックされる際に油を吹きかけるといった点は、どんな理由で油を吹きかけるのかと疑問が残るところです。

また酸化防止剤を使っていない無添加ということなので、保存管理は気を付けたほうがいいでしょう。

以上からおすすめできる犬と飼い主さんをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

Gemドッグフードのメリットデメリット

Gemドッグフードのメリット
  • 肉類一切不使用の一般食
  • ヒューマングレードの食材使用
  • 完全無添加
  • 動物性タンパク質源にアレルギーがある子向け
Gemドッグフードのデメリット
  • 通販のみでの購入
  • サンプルがない
  • 価格が高め
  • 肉類一切不使用

メリットとデメリットを比較した結果

Gemドッグフードは総合栄養食ではなく、一般食です。普段の食事にプラスして与えるもののため、基本的にメインで与えるフードではありません。

原材料は、ひまわり、マイロ、ホエイ、動物油、海藻、かきがらと肉類を一切使用していないのがポイントで、動物性タンパク質源が苦手なわんちゃん向けの一般食だといえます。

わんちゃんには余分なものが入っているフードは与えないという考えの元作られており、原材料は明確で危険なものは含まれていません。

手作り食やトッピングとしてGemドッグフードを与えることになりますが、カロリー計算や栄養について知識や経験がある方ではないと難しいでしょう。

Gemドッグフードの詳しい原材料と成分一覧は?

犬

Gemの原材料

主原料 ひまわりの種(脱脂)
その他原材料 マイロ、ホエイ、動物油(鶏とラム脂肪)、海藻(かじめ)、かきがら

ドッグフード「Gem」の成分分析値

成分名 成分含有率 乾燥重量比
粗タンパク質 18%以上 20.2%以上
粗脂肪分 10%以上 11.2%以上
粗繊維 8%以下 9.0%以上
粗灰分 7%以下 7.9%以上
水分 11%以下

粗脂肪量が11.2%以上と控えめなドッグフードです。

おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。

乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

Gemドッグフードの評価は?

犬 素材

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源でない「ひまわりの種(脱脂)」を使用しています。

その他原料の評価

粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。

本フードの場合、粗悪原料である「マイロ」を使用しています。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表はドッグフード「Gem」の詳しい原材料と成分一覧は?にてまとめています。

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子犬:22.5%以上
  • 成犬:18.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合「18%以上」と、成犬の各基準を満たしているが子犬の基準を満たしていません。

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子犬:8.5%以上
  • 成犬:5.5%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合「10%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。

Gemドッグフードの賞味期限は?

犬 素材

賞味期限

  • 開封前:6ヶ月
  • 開封後:1ヶ月

ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

Gemドッグフードの保管方法は?

犬 素材

ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイント。

また、保存料や農薬を一切使っていないため、常温での保存はカビが生える原因となるようです。

冷凍ができるそうなので、初めから小分けにして冷凍する方法がおすすめ。開封後は1か月を目安に使い切りましょう。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

Gemドッグフードの体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

犬病気
体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 36g 68円
2kg 61g 116円
3kg 82g 156円
4kg 102g 194円
5kg 121g 230円
6kg 139g 264円
7kg 155g 294円
8kg 172g 327円
9kg 188g 357円
10kg 203g 386円
15kg 275g 522円
20kg 342g 650円
30kg 463g 879円
40kg 575g 1092円
50kg 679g 1290円

目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

編集部まとめ

レトリバー 犬 素材
Gemは穀物と合成添加物を全く使用していない「グレインフリー」かつ「無添加」の商品で、粗悪な原材料が使われていませんが、主原料が動物性タンパク質でないので、健康な犬には追加でタンパク質を補う必要があります。

タンパク質が不足していて、AAFCOの定める幼犬用の栄養基準を満たせていません。丈夫な体を築くにはタンパク質が不可欠で植物性よりも動物性であるほうが消化がスムーズでいいですね。