カナガンは「美味しいごはんを安心して食べてもらいたい」という想いからスタートした会社で、素材や製法に徹底的にこだわったドッグフードを開発しているドッグフードメーカーです。
カナガン チキン ウェットは、グレインフリー(穀物不使用)で、肉の配合比率を65%まで高めたウェットタイプになります。
この記事では「カナガン チキン ウェット」を、含まれる原材料や成分から安全性やメリット・デメリットを分析し評価しました。
目次
ドッグフード「カナガン チキン ウェット」の評価の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「骨抜きチキン生肉」を使用しています。
チキンは高タンパクで食いつきが良く、リンやセレンなどの免疫力をサポートする栄養素が多く含まれています。
その他原材料の評価
原材料表を参考に、全原材料のうち粗悪な原材料が含まれているかをチェックしています。粗悪な原材料を1つも使用していないことが理想です。
本フードの場合、粗悪原料の使用がありませんでした。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に害を及ぼしかねない危険なものです。それが不使用であるかを評価しています。
ウェットタイプのドッグフードは腐りやすいために強力な保存料などを添加している商品が多いのですが、本フードには一切使用されていません。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
着色料や発色剤はドッグフードの見た目を良くする目的で使用されますが、犬は嗅覚で食べ物を判断するため意味をなしません。また食いつきを良くするために香料が使われることがありますが、「無理やり香り付けをしないと犬が食べないような低品質の原材料を使用している」可能性も考えられます。
着色料や発色剤、香料の中には石油やタールでできたものもあり、発がん性があるという理由で日本以外の多くの国で使用を禁止しています。
それら人工添加物が不使用であるかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかを評価しています。
本フードの場合、「45.7%」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
脂質
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかを評価しています。
本フードの場合、「26.5%」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
ドッグフード「カナガン チキン ウェット」の基本情報は?

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | カナガンドッグフード チキン ウェットタイプ |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 3,456円(税込) |
定期購入価格 | 2,764円(税込) 【最大20%OFF】 |
内容量 | 400g×3缶 |
カロリー | 105.82kcal/100g |
賞味期限 | 開封後:冷蔵保存し早めに消費 |
生産国 | イギリス |
販売元 | 株式会社レティシアン |
対応年齢 | オールステージ |
メイン食材 | 骨抜きチキン生肉 |
穀物 | 不使用 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
問合せ先 | 0570-200-012 |
ドッグフード「カナガン チキン ウェット」の詳しい原材料と成分一覧は?

カナガン チキン ウェットの原材料
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
主原料 | 骨抜きチキン生肉 |
---|---|
その他原材料 | サツマイモ、プレバイオティクス(チコリー、バナナ)、ニンジン、エンドウ豆、ブロッコリー、ビタミン類(ビタミンD)、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン、無水ヨウ素酸カルシウム)、緑イ貝、サーモンオイル、リンゴ、ホウレンソウ、海藻、パセリ、ユッカ、ローズヒップ、イラクサ、マリーゴールド、アカニレ、アニス、セイヨウハッカ、ローズマリー |
カナガン チキン ウェットの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 10.5% | 45.7% |
粗脂肪分 | 6.1% | 26.5% |
粗繊維 | 2.3% | 10.0% |
粗灰分 | 0.5% | 2.2% |
水分 | 75.0% | – |
粗タンパク質が45.7%、粗脂肪分が26.5%と栄養価が高く犬の生育に必要な栄養を満たしています。
タンパク質は犬にとって生命の基本といえるほど重要なものです。犬の体組成においてタンパク質は水分の次に多く、犬の血・骨・筋肉・皮膚・被毛などの体組織のもととなる、最も大切な栄養素です。
脂肪はタンパク質や糖質の2倍以上ものエネルギーをつくりだすことができる、犬の活動や生命維持を担う大切な栄養素になります。
カナガン チキン ウェットは、愛犬に必要な栄養をバランスよく摂取できるフードといえますね。
ドッグフード「カナガン チキン ウェット」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封後:冷蔵庫で保管し早めに消費
未開封であれば長期保存が可能ですが、水分が多いため開封後は菌が繁殖しやすくなります。開封後は必ず冷蔵庫で保管し、できるだけ早めに使い切るようにしてください。
遅くても2~3日以内、できれば開封したその日のうちに使い切るのが理想ですよ。
ドッグフード「カナガン チキン ウェット」の保管方法は?

ウェットタイプのドッグフードは密閉されているため酸化しにくく、開封前であれば保存期間がかなり長いことが特徴です。基本は缶詰のまま保管してください。
また、ビタミンやその他の栄養成分が 抜けにくく栄養価が高い状態で保つことができます。そのため緊急時の非常食としても役立ちます。
ただ、賞味期限でもご説明した通り、水分が多いため開封すると細菌やカビが繁殖するため、開封後の保存はおすすめしません。開封後は2日を目安にすべて食べさせることが大切です。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてください。
ドッグフード「カナガン チキン ウェット」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 26g | 61円 |
2kg | 45g | 103円 |
3kg | 60g | 140円 |
4kg | 75g | 173円 |
5kg | 89g | 204円 |
6kg | 102g | 234円 |
7kg | 114g | 263円 |
8kg | 126g | 291円 |
9kg | 138g | 317円 |
10kg | 149g | 343円 |
15kg | 202g | 465円 |
20kg | 250g | 577円 |
30kg | 339g | 782円 |
40kg | 421g | 971円 |
50kg | 498g | 1147円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
定期購入の場合は10%〜最大20%OFFの価格で購入できるので、通常購入よりもお得です。ドライフードよりも価格が高めなので、続ける際は定期購入がおすすめです。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ

新鮮なチキンを65%、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリー、リンゴなどの野菜や果物がバランス良く配合されており、風味も豊かで栄養もたっぷりのドッグフードです。
また「グレインフリー(穀物不使用)」のため、気になる炭水化物過多な食事による身体への負担を軽減してくれます。
ウェットタイプのドッグフードは、何が入っているか分かりにくかったり、強力な保存料などが添加されていないか不安がありますが、カナガン チキン ウェットは粗悪な原材料や、危険な保存料を一切使用していないので、安心して与えることができますよね。
全犬種・全ライフステージ対応で栄養価も高く、主食としてはもちろんトッピングとしてもおすすめです。
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