ハムスターは根強い人気を誇り、飼っている方も多いペットです。パートナーとして選んだハムスターには、できるだけ長く側にいてほしいですよね。
この記事では、ハムスターの寿命や長生きのポイントをまとめました。
目次
ハムスターの寿命は?
寿命
ハムスターの寿命
- 2~3年
ハムスターの平均寿命はおよそ2~3年程といわれています。同じく小動物で人気のあるフェレットと比較すると、フェレットの平均寿命がおよそ6年なので、およそ半分程です。
長寿のギネス記録は、イギリスのタイン・アンド・ウィア在住、カレン・スミートンさんが飼育していたハムスターがもっています。4歳6ヶ月まで生きたとされています。
ハムスター品種別寿命
ハムスターの平均寿命は種類によって少々違いがあります。品種別の平均寿命の目安はそれぞれ以下の通りです。
ゴールデンハムスター
人懐っこく温厚な性格のゴールデンハムスターの平均寿命は、およそ2年半~3年です。
ジャンガリアンハムスター
毛色のバリエーションが豊富で性格に個体差がでるジャンガリアンハムスターの平均寿命は、およそ2年~2年半です。
キャンベルハムスター
人に懐きにくく野性的で攻撃性のあるキャンベルハムスターの平均寿命は、およそ2年~3年です。
ロボロフスキーハムスター
警戒心が強く臆病なロボロフスキーハムスターの平均寿命は、およそ2年~3年です。
チャイニーズハムスター
スマートな体つきで見た目がネズミのようなチャイニーズハムスターの平均寿命は、およそ2年~3年です。
ハムスターのかかりやすい病気や対策は?
病気
ハムスターのかかりやすい病気
- 結膜炎
- 寄生虫感染
- 皮膚病
- 外耳炎
ハムスターも病気にかかります。人と同じく「結膜炎」にもなりますし、ハムスター特有のものでは「寄生虫感染」があります。これらはいつでも発症の恐れがあるので、日ごろから対策できているかが重要です。
ハムスターに特に多い病気である「皮膚病」や「外耳炎」などは、衛生環境が清潔にできていない場合に多く発症してしまいます。
また、ハムスターは体が小さく、ちょっとした病気やケガでも命に関わることがありうるため、前もって対策することと症状が出た場合になるべく早く見つけてあげることが重要です。
病気の症状について詳しくは下記の記事をご覧ください。
対処法
ハムスターの病気の対処法
- 床材交換(週次)
- 水交換(日次)
- トイレ交換(隔日)
ハムスターの病気を防ぐためには、飼育ケージ内の環境を清潔に保つことが大切です。そのためには、「週1を目安に床材を交換する」「水は毎日取り換える」「2日に1回を目安にトイレ掃除を行う」の3つポイントを守ってください。
ハムスターに起きやすいトラブルとは?
起きやすいトラブル
- ケガ
- 行方不明
- 多頭飼いによる共食い
ハムスターを飼育している際に起きるトラブルは、「ケガ」「行方不明」「共食い」などです。特に「行方不明」「共食い」はよく起きる傾向にありますので、事前に対策をしておきましょう。
散歩中やケージの中でのケガ
ケージから出して、部屋を散歩させている時に起こるものや、適切な飼育環境を用意できないことに起因するものがあります。
カーテンによじ登って落下したり、ケージの中にある回し車で手を切ってしまったり・・・プラスチック製品の劣化によるヒビ割れによってケガをsるうこともありますので、定期的に飼育環境を確認をした方がいいでしょう。
物陰やほかの部屋に移動して行方不明に
部屋に放した際に、ハムスターが居なくなってしまうことがあります。そんなときは諦めずに探し続けてください。
タンスと壁の間、ソファーやベッドの下、脱衣所の衣服の中に隠れていることもあります。探すのをやめてしまうと、室内を移動した際に誤って踏んでしまう恐れや、犬など他のペットに食べられてしまう恐れがありますよ。
ひとたびケージの外に出したら、ハムスターの行動範囲を制限する工夫をするか、ずっと目を離さないでおくようにしてくださいね。
同じケージ内での多頭飼いは共食いのリスクあり
ハムスターは縄張り意識が強い生き物です。同一ケージ内で多頭飼いをすると縄張りを犯したハムスターが食べられてしまう恐れがあります。
ほかにも共食いの原因は複数あると考えられており、飼い主の知識があれば防げるので、注意してください。詳しくはこちらの記事で紹介していますよ。参考にしてくださいね。
ハムスターが長生きするためにできることは?
快適な飼育環境を整える
ハムスターが長生きできるためには、快適な飼育環境を作ってあげることが大切です。敷材・床材・巣材をしっかり準備することや、清潔に保つための定期的な掃除を取り入れることで、病気や感染リスクを下げて元気に過ごしてくれます。
エサの量と選び方を気を付ける
エサもしっかりと栄養価を考えてあげることが大切です。また、ハムスターに与えてはいけない食べ物もあるので注意してくださいね。餌の与えすぎによる肥満にも気を付けましょう。お腹が出てきたり、明らかに大きくなっている場合は食事コントロールをしてあげて下さいね。
体調管理を気に掛ける
ハムスターは体が小さくストレスに弱かったり、ほんの些細な病気やケガが原因で命を落としてしまうことがあります。「食欲や元気はあるか?」「ケガや下痢はしてないか?」「毛並みはどうか?」など、定期的に様子を確認してくださいね。ストレスも溜めさせないよう、しっかり発散できる環境を作ってあげて下さい。
運動ができる環境を
ハムスターは運動が大好きです。1日の走行距離は数十キロにものぼるといわれています。回し車があるからといって狭いケージに入れっぱなしにするのではなく、たまには外に出して遊ばせてあげてくださいね。部屋を探検させるのもストレス解消になりますよ。
ハムスターの老化のサインは?
老化のサイン
- 動作が遅くなる
- 体重が減る
- 寝ている時間が長い
- 毛の艶が悪くなる
ハムスターの老化のサインとして「動作が遅くなる」「体重が減る」「寝ている時間が長くなる」「毛の艶が悪くなる」等があります。
人間と同じように歳をとると筋力が減り、動きが遅くなります。ハムスターの2年は人間でいうおよそ60歳であり、3年だと90歳程になるそうです。寿命の短い動物ですが、大切に可愛がって飼育してあげてくださいね。
ハムスターのストレスは万病の元!
いかがでしたでしょうか?
ハムスターもストレスを感じます。大きな物音や、自分のにおいが無い場所、不衛生な環境などがストレスの原因になります。ストレスから発症する病気も多いので、ケガや食事と同じように、ストレスを与えないように気を付けてあげてください。
手軽に入手でき、可愛らしい見た目と、愛くるしい仕草で私たちを癒してくれるハムスター。日々のケージのお手入れと適度な運動で、長生きさせてあげて下さいね。
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