水槽の掃除役として人気がありほとんどの熱帯魚ショップで売られているコリドラス。最近では、そのコリドラスの種類の多さからコレクション性もあり掃除役という脇役だけだはなくコリドラスをメインとしたようなレイアウトで飼育する人もかなり多くなってきています。
この記事ではコリドラスの混泳や餌、寿命、成長後の大きさやおすすめの水槽環境についてまとめました。
コリドラスは混泳できる?
コリドラスは温厚な性格の熱帯魚なので殆どの熱帯魚と混泳することができます。またコリドラスの遊泳層は水底なので、遊泳域がかぶることもあまりありません。
混泳に向かないのは、逆にコリドラスをいじめてしまう「ベタ」などの熱帯魚です。
混泳の注意点
混泳に絶対はありませんので、コリドラスでも性格によっては他の熱帯魚と喧嘩していまうことがあります。もし、喧嘩をしたても逃げられるように、隠れ家となる「シェルター」や「流木」などは水槽に入れておくことをおすすめします。
コリドラスの餌は?
餌
- コリドラス用の人工飼料
コリドラスは水槽の掃除役として飼育されることも多く、水底に落ちた他の熱帯魚の食べ残しを食べてくれます。ただ、食べ残しだけでは栄養不足や栄養偏りを起こすため、コリドラス用の「人工飼料」も与えることがおすすめです。
水底に落ちた食べ残しをちょくちょくつまんでいるため、普通の熱帯魚よりも餌の量は少なくて済みますよ。
コリドラスの寿命や大きさは?
寿命
- 5~7年
大きさ
- 4~7cm
コリドラスには多くの種類がいますが、基本的にはどの種類も寿命は5~7年程です。大きさも4~7cmほどが一般的です。
寿命に関しては飼育環境にもよって変わり、短いものでは3年程度しか生きられないコリドラスもいます。以下に紹介している水槽環境をなるべく守ることが大切です。
コリドラスの飼育、水槽は?
水槽環境
- 水質:pH6.0~7.5
- 水温:22~28℃
- 水草:アヌビアスナナ、ウィローモス
コリドラス飼育することのできるpHや水温に関しては他の一般的な熱帯魚と変わりません。水質はpH6.0~7.5、水温は22~28℃ほどが適切です。
水草を植えた水槽では水草を掘り起こしてしまうことがあります。コリドラスは砂をほじって餌を探す性質があるため浅く植えたり根があまり張ってなかったりすると簡単に掘り起こされてしましますよ。
そのためコリドラスの水槽では水草は流木に活着させることのできるアヌビアス・ナナやウィローモスがおすすめです。
水底の掃除屋さんをアクアリウムに!
コリドラスはほとんどの熱帯魚と混泳が可能ですが個体によって性格も違うものです。そのため万が一に備えて隠れ家を作っておきます。
また餌も食べ残しだけではなくコリドラスにしっかりといきわたるように専用の餌を与えると良いですよ。