アミメニシキヘビは東南アジアに生息する世界最長のヘビです。
大きい個体だと9mを越えますが、世界中で9m以上になるヘビは他に南米のオオアナコンダしかいませんよ。
この記事ではアミメニシキヘビの種類や野生下での餌、天敵についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
この記事でまとめたこと
アミメニシキヘビの体色の種類は?

体色の種類
- ノーマル
- タイガー
- スーパータイガー
- アルビノ
ノーマル
アミメニシキヘビの体色は地域によって異なりますが、一般的には淡褐色(ベージュ)~オリーブがかった褐色をしています。
目からななめ後ろに向かっては特徴的な黒いライン入っていますよ。網目模様の色は黄色や黄褐色(黄色がかった茶色)・明るいグレーなど様々で、黒色のふちどりがあります。ちなみに、頭部には模様は入りませんよ。
タイガー
「タイガー」は全体的に「ノーマル」よりも黄色みがかっています。背中の模様が部分的に繋がっているのが特徴的で、目は「カッパーアイ」というオレンジ色をしていますよ。
スーパータイガー
「スーパータイガー」は淡褐色の体色をしており、背中の模様が縦1列になっています。網目模様が無くなっているのが特徴的ですね。
模様は褐色(やや黒みを帯びた濃い茶色)~黒褐色(黒みがかった茶色)で、目は「カッパーアイ」というオレンジ色をしています。
アルビノ
「アルビノ」は白色の体をしています。
網目模様は淡黄色や鮮やかな黄色で、目はオレンジ色~オレンジがかった黄色です。
アミメニシキヘビの餌、野生下では何を食べている?

野生化での餌
- 爬虫類
- 鳥類
- 哺乳類
アミメニシキヘビの食性は動物食です。
夜行性なので狩りは夜に行い、「哺乳類」や「鳥類」「爬虫類」などを捕食しますよ。強いアゴと大きな牙でかみついた後、獲物に体を巻きつけて数分で窒息させてから獲物を丸のみします。
ヘビは変温動物で代謝が低いので、餌を食べない日も多いですよ。数週間~数か月は食べなくても問題はなく、年に2~3度しか食べない個体もいます。
アミメニシキヘビの天敵はいる?

天敵
- 猛禽類
- コブラ
アミメニシキヘビの天敵は「猛禽類」や「コブラ」などです。
大きく成長したアミメニシキヘビは大型ほ乳類なども捕食しますが、1mほどのサイズであればワシやタカなどの猛禽類やコブラなどに襲われます。「軍隊アリ」とも呼ばれるヒメサスライアリやワニなどに襲われることもありますよ。
大きく成長した個体はヘビ皮や食用・ペット用として人間に捕獲されることも多いので、人間も天敵といっていいかもしれませんね。
特定動物に指定されている!
アミメニシキヘビは無毒のヘビですが、「特定動物」に指定されているのでペットとして飼うためには許可が必要です。
住んでいる市町村によって許可の方法も違うので必ず問い合わるようにしてください。無許可では飼育できませんよ。
また、飼育下での寿命は25~29年といわれています。最後まで責任を持って飼育できる覚悟と環境を整えてから飼育を始めるようにしてくださいね。