フェレットは可愛らしい姿からペットとして人気の小動物ですが、独特の臭いが気になる人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、フェレットの臭いの原因や対策方法についてまとめました。
フェレットの臭いの主な原因は「臭腺」
フェレットの独特な臭いは、臭腺という器官から発せられています。
フェレットは自分たちの縄張りを示すために、臭腺から臭いを発生させる「マーキング」を行う習性があるのですが、この臭いが強烈なのです。とくに発情期になると臭いがさらに強くなります。
臭腺を除去する手術を行えば、臭いは大きく軽減させることができます。ペットショップで売られているフェレットについては、ほとんどの場合、臭腺除去の手術や去勢や避妊手術が完了していますよ。
ただ、臭腺除去をしても臭腺の臭いは完全に取れるわけではありませんし、どのような動物であっても獣臭さは少なからず発生してしまいます。
フェレットの臭い対策1「トイレやケージの掃除」
フェレットの臭い対策として、最もおすすめなのは「掃除」です。
とくにフェレットの排泄物からは獣っぽい臭いがするので、毎日トイレの掃除をしてくださいね。ケージ全体の掃除も1週間1回程度行うことで、気になる臭いはかなり軽減されるはずですよ。
空気清浄機や消臭スプレーなどを使って臭いを軽減する方法もありますが、一時的に臭いを消せるだけで、根本的な解決につながりません。加えて、臭いに敏感なフェレットには余計にストレスをかけてしまいます。
毎日のトイレの取り替えとこまめなケージの掃除を徹底してくださいね。フェレットの飼育法について詳しくはこちらです。
フェレットの臭い対策2「シャンプー」
ケージやトイレを掃除しても、フェレットの体に臭いや汚れがついていると臭いが発生してしまいます。
10日に1回を目安にシャンプーをしてあげることで、フェレットの体から発生する臭いは軽減させることができますよ。
人間用のシャンプーはフェレットにとっては洗浄力が強すぎるので、フェレット用のシャンプーを用意してくださいね。フェレット用のシャンプーを水で溶かしておき、足元から徐々にぬるま湯をかけて洗い始めます。
顔周りを除く全体を優しく洗ったら、シャンプーが残らないようにぬるま湯ですすいでくださいね。顔周りはタオルで拭う程度でOKです。シャンプー後は、タオルドライで乾かせば十分ですが、冬場は軽くドライヤーを使うことをおすすめします。
フェレットのお風呂やシャンプーについて詳しくはこちらですよ。
フェレットの臭い対策3「bee mee nee」
「bee mee nee」は、天然の珪砂にイオン化した銀などを吹き付けて熱燃焼させたセラミックスの改水触媒です。
水道水に6時間浸けるだけで水の中に溶け込んでいる溶存酸素が分子状酸素へと変化、クラスターを小さくし活性化させる分子状酸素の働きで水道水が浸透力・溶解力・分解力・抗菌力・還元性のある水へと変化します。
bee mee neeの成分の1つである銀イオンが体臭悪化のサポートをしてくれるので、体臭や糞尿臭が気になりにくくなりますよ。1つの触媒で1日1リットル、約半年間の使用が可能なので1日あたりのコストは20円とコストパフォーマンスも抜群です。
フェレットの臭いは掃除とシャンプーで防止

フェレットはハムスターなどの小動物と比べると臭いが気になることが多いペットですが、掃除とシャンプーをこまめに行うことで臭いを抑えることができます。
フェレットを飼っている方の中には独特の臭いさえも好きな方もいますが、それ以外の方はエチケットの意味でもしっかり臭い対策を行ってくださいね。