鳴き声でコミュニケーションをとることから、「アンデスの歌うネズミ」とも呼ばれるデグー。
人に懐きやすいこともあり、最近ではヨーロッパだけでなく日本での人気も高まっていますよ。
この記事ではテグーの生息地、会える場所や餌などについてまとめました。
この記事でまとめたこと
デグーはどこに住んでいる?分布は?

デグーの分布域 | アンデス地方西部 |
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デグーの生息域 | 山地 |
岩場 |
デグーの分布域は、南アメリカ大陸にあるチリの「アンデス地方西部(標高1200~2000mの山岳地帯)」です。
主に「山地」「岩場」「断崖の近く」などに生息しており、昼夜を問わず群れで行動していますよ。
デグーは動物園で会える?

関東近郊でデグーに会える動物園
- 上野動物園(東京都)
- 楽寿園(静岡県)
関東近郊でデグーに会える動物園は、「上野動物園」「楽寿園」などです。
「上野動物園」では、たくさんのデグーが広いガラスケースの中でのびのび暮しており、団子のように集まって寝ている可愛らしい姿を見ることもできますよ。
関東近郊ではないですが、愛知県にある「東山動物園」や大阪にある「ワールド牧場」もおすすめです。
「東山動物園」では50匹ほどのデグーが飼育されていますし、「ワールド牧場」ではデグーと触れ合うことが出来るだけでなくデグーの販売(1匹、7000円~)もされていますよ。
海外でデグーに会える動物園
海外でデグーに会える動物園はたくさんありますが、アメリカの「スミソニアン国立動物園」がおすすめですよ。
「スミソニアン国立動物園」はアメリカでもっとも古い動物園の一つで入園料も無料なので、ぜひ訪れてみてくださいね。
デグーの餌は?何を食べる?

飼育下での餌 | ペレット |
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野菜 | |
果物 | |
野生下での餌 | 果物 |
穀物 | |
サボテン | |
草・木の皮・種 |
動物園などで飼育しているデグーには低タンパク質の「ペレット」を主に与えますが、サツマイモ・ニンジン・キャベツなどの「野菜」や「果物」を少量食べさせることもあります。
アンデスの厳しい環境で生活をしているので野生下では粗食ですよ。
「草・木の皮・種」「サボテン」「穀物」「果物」を食べることもありますが、基本的には「牧草」と「水」だけで生活しています。
飼育下での注意
デグーは糖の代謝が低いので、急性糖尿病になりやすいです。ペットとして飼う際は、果物を大量に与えないように注意してくださいね。
一頭飼い!?多頭飼い!?
ペット人気が高まっているデグーを飼育する際に、1頭飼いか多頭飼いかで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
自分だけに懐いてほしいのであれば、穏やかな性格のオスがおすすめです。馴れるほどに甘えん坊になってきますよ。
仲間同士で鳴き声を交わす、毛づくろいをするといったコミュニケーションをしている姿を楽しみたいのであれば、多頭飼育がおすすめです。