カブトムシは、多くの人が見たことのある昆虫ですよね。人の手で飼育されているカブトムシは、飼育者によって寿命が変わります。
カブトムシの寿命はどのくらいなのでしょうか。種類別にまとめてご紹介します。
カブトムシの寿命は?
国産のカブトムシは、卵からかえるとイモムシのような幼虫の状態で大きくなります。
そして、土の中で蛹になり、1ヶ月ほどの期間を経て成虫へと育ちます。良く知られている角のある状態が成虫で、成虫になってからが飼育の本番です。
ただ、幼虫の期間に比べて成虫の時期は非常に短く、およそ2ヶ月ほどで寿命を迎えてしまうのです。カブトムシを飼ったらすぐに死んでしまった、という経験を持つ人も多いですよね。
幼虫から育てたとしても、寿命を迎えるまで長くて1年程度です。一生のほとんどを地中で過ごし、地上で過ごす期間はとても短いのです。
日本のカブトムシの平均寿命は短い?
カブトムシは、日本にだけ生息している昆虫ではありません。
国産のカブトムシは2ヶ月ほどしか生きられませんが、これは世界各地のカブトムシの中でも短命です。羽化してからの平均寿命を外国産カブトムシを含め種類別にまとめました。
ヘラクレスオオカブト
カブトムシの王様とも呼ばれる、世界最大サイズのカブトムシです。体が最も大きく、寿命も一番長いです。
170mmを超える個体は大型とされおり、180mmの個体も確認されています。平均で1年近く生きるので、初心者でも長く飼うことができる種類ですよ。
ヒルスシロカブト
全体的に黄土色っぽい体色をしているカブトムシです。メキシコやグアテマラに生息し、最大で8㎝を超える大型種です。
ヘラクレスオオカブト属に属しますが、ヘラクレスに比べて小さく、最大90mm程度です。寿命はおよそ5~6ヶ月なので、半年間は飼育することができますよ。
ティティウスシロカブト
全体的に黄土色系で、70mm前後まで大きくなるカブトムシです。ヒルスシロカブトと比べて角が短いです。
生息しているのはアメリカで、寿命は8~10か月とカブトムシの中では長生きです。
コーカサスオオカブト
アジア最大の大きさを誇るカブトムシで、角が3本生えているという特徴があります。
黒光りしたボディと角の数が象徴している通り、闘争心むき出しの性格です。寿命はおよそ3~4ヶ月なので、国産カブトムシより若干長い程度です。
アトラスオオカブト
玉虫色に輝くボディと3本角が有名な種類のカブトムシです。
大きな個体は100mm程まで成長し、オス、メスともに美しい体色が特徴的です。寿命は3~4ヶ月で、体は大きいですが、短命な種類です。
カブトムシは種類によって寿命は大きく異なります。飼っていたカブトムシが長生きしたという人は、国産カブトムシでない場合が多いです。
最近ではホームセンターなどでも手軽にアトラスオオカブトやコーカサスオオカブトが購入できるようになりました。
ヘラクレスオオカブトは越冬できるほどの長寿なので、長期間に渡って飼育を楽しみたい場合は特におすすめですよ。